2024年

4月

22日

タイルカーペットからフロアータイルに

一般的なオフィース向け賃貸事務所には床にタイルカーペットが敷かれています。

音の事、椅子の滑りなどを考えるとタイルカーペットは無難だとは思いますが、安価バージョンは色味がおとなしくて毛足も短いので、少し地味な感じを受けます。

今回は2日間で、床をタイルカーペットに変えて、カーテンレールをつけて、照明器具用のダクトレールをつけるというご依頼でした。

フロアータイルはサンゲツの2,5mm厚の塩ビタイルで、一般的に靴でそのままあがる店舗の床などに多く使われています。

木目調や石目調、そしてタイル調と様々な種類があり、最近住宅のリフォーム時にも使うようになってきました。

靴でも対応できるように表面は研磨に強いので傷なども付きにくく、少しのイメージ変更に大いに役に立ちます。

2024年

4月

08日

デイサービス

もと学習塾があった居抜物件をデイサービス施設に改装しています。

先ずは学習塾の時の細かく区切られた間仕切壁を撤去し、電気配線の仕舞と付け替えを行っております。

写真は間仕切壁に設置されていた分電盤を移設さすために、電気工事屋さんが悩んでにらめっこしている状態です。

ところで最近、時の経つのがすごく早くて、すぐに月が変わっているように感じます。(子供の時は毎日新しい発見や経験をするので、1日が長いそうですが、年齢を重ねれば重ねる程、1日を早く感じるそうです)油断しているとブログの間隔がすごく空いてしまいます。

そして同時に、消防法に基づく消防設備関係の相談に管轄している消防署に相談に伺いました。

施設の用途上6項ハに該当し非常に重要な作業で、少し頭を痛めながらこのブログを書いているところです。

お金と時間が湯水のようにあるのならなんとでもなるのでしょうが、定められた内容もあります。
少し悶々としながら数日を過ごすように思います。

2024年

3月

06日

エステサロン

先日工事を終えたエステサロンが先日オープンされました。

ありがたいことにオープン後の写真を頂き感謝しているところです。

我々は店舗工事を終えるところまでは写真を写して資料として保存しているのですが、工事終了後からオープンまでに飾り付けされた店舗の写真は、なかなか写せてない事が多いのです。

飾り付けに雑貨や観葉植物が置かれ、扱い商品なども展示されると、ぐっとサロンらしい雰囲気になります。

私たち店舗工事業者は刺身盛りで言わば器を作っているだけで、大根のツマは飾り付けの雑貨や観葉植物、刺身はエステサロンで言えば施術というところでしょうか?

末永く事業を続けられ繁盛されること心より願います。

2024年

2月

19日

サロンにIKEAの什器

ひと月ほど前から内装工事をしていたサロンですが、ほとんど終盤を迎えました。

オーナー様自ら購入されたIKEAの家具を取り付けている様子です。
年に数回IKEAの家具を組立手伝いをする機会があるのですが、驚きの精度で組み上がっていきます。(この精度はただただ感心してしまいます)
コストの配分から部材や部品などは少し不安な気もしますが、コストバリューは群を抜いていると思います。

人件費の安いロシア国境で作らないと、このクオリティーは日本では真似はできないと思います。

そんなIKEAの家具を組立が終わった順に所定の場所に取付させて頂きました。

何もない時は室内も殺風景な景色だしたが、家具をおいて照明が灯れば、一挙に様相が変わります。

店舗工事の場合、基本的にはオープン日が概ね決まっているので、完成間際になると慌てる事もありますが、予定通りの期間でできたことに安堵致します。

次の店舗の期日は3月31日です。(がんばろうと思います)

2024年

2月

09日

Mクロス

通常、壁の下地は、プラスターボードの12.5mmか9.5mmを使用します。
標準品はベージュ色、軽量タイプはうす灰色で、写真に写るグレー部分は、軽量タイプのプラスターボードです。

一部、壁中央部に写るベージュ色のボードは、近年発売された「Mクロス」と言うボードで、構造用合板の表面にボードの紙を貼ったクロス下地用合板です。
ボードと同じ厚みなので、ボードと比べても段差ができません。
しかも構造用なので手すりの取付部や棚などの取付部等、壁下地補強に最適な素材です。

サロン工事と並行して、明石のビストロの工事を開始しました。
以前はイタリアン、その前は焼肉店と居抜き状態でのオーナー変わりがずいぶん続いているので、内装が増し貼りだらけになっています。

流石にこれ以上増し貼りでは施工が難しいので、いったん剥がせるところは全て剥がして、ファサードの外壁を含めて解体をしようと思っています。

工事が終わる頃には、明石のちょっとした事が、少しはわかるようになっていると思います。

2024年

1月

30日

サロンの施工

もと学習塾があった店舗(事務所)に、こぢんまりとしたエステサロンを作っています。
真下の店舗が託児所の為、子供さんのお昼寝タイムが有りお昼時間の3時間ほど音が出る作業ができないので、結構工事が進まなくてヒリヒリしております。
オープン日は決まっているので、頑張ってやらなければと思っております。

話は変わるのですが、先日内装工事をした、児童発達促進教室、24時間フィットネスなど、本部主導のフランチャイズ店舗の場合、概ね本部が作成した店舗創りマニュアルが用意されています。
コーポレート
アイデンティティCI)に基づいたビジュアルアイデンティティVI)と言うところでしょうか。

店舗を作っては見直しを繰り返しながら作成される為、細部まで指定されており、工事を施工する我々には有難いことなのですが、少し窮屈に感じる部分もあります。
個人的には、地域性や時代性なども加味できるように3分の1ぐらい可変性をもたすぐらいにしていただければ、少しは我々にもご提案などができて楽しいと思うのですがいかがでしょうか・・・?

このサロンを作った後はビストロ(小さなレストラン)の工事にかかる予定です。
コロナ禍がすぎて少しずつ店舗施工の業界も移転や新店など動き出したように感じます。

2024年

1月

15日

消防検査

店舗を作る際、よく出てくる消防検査。
消防法という法律に基づいて関係書類を提出し、正しく施工されているかを確認することです。
消防法は凄く苦手な部類で、職種や建物規模、店舗広さ、そして建物構造等々何度本を読んだりしてもなかなか覚えれる相手ではありません。苦手意識が強くてお手上げ状態です。

ですので、毎回所轄の消防署に事前に相談に行き、何をどうすれば良いかを査察担当の方に聞くようにしています。
担当の方も数人いて多少担当者で違うことを言われる場合がありますが、そこは笑いながら真偽させていただいています。

今日は、今工事をしている福祉関係の店舗の検査を受けました。
基本的には防災専門業者の方に申請していただくのですが、多少の知識はつけておかないといけない部類です。

しかし正直、制服関係の方は苦手で怖いです。法律とかけ離れた作業現場では求める結果があまりにも違いすぎます。

そんな公務員の方がヘソを曲げると大変な事になるので、ひたすら平伏して何事も起こらないことを願います。
今日は何事もなく許可がおりたので良かったです。

遅くなりましたが、2024年も引き続きご贔屓いただきたく、よろしくお願い申し上げます。

2023年

7月

06日

Hair Salon 店舗工事完了

垂水で先月から工事をさせて頂いていたヘアーサロンの工事が終わりました。

自然な風合いで清潔感があり、老若男女が入りやすいテイストのデザインにしてみました。
三宮や元町辺りは若干若年層が多いのでクールなテイストやモダンなテイストもオシャレで良いと思うのですが、垂水のような場所ではお客様をお迎えする巾が狭くなるように思います。

しかし垂水といえどもヘアーサロンの数は非常に多く、少し見渡しても数件あるので、少なくともエリアで100件以上ありそうな激戦区な感じです。

今回の店舗は間口が狭く奥行きが長い空間でしたので受付、待合、セット面とシャンプーコーナー、そして一番奥にあるトイレとの導線、調合シンクと変則的な配置は無理でしたので、素直に一直線に並んでいる感じです。

一人でのオペーレーションとの事でしたので、遠くまで見通しもきくように配慮しました。

少しずつですが、家族や友人達がたくさん暮らすこの垂水の街で弊社の作ったお店が少しでも増えることは大変喜ばしく感謝の気持ちで一杯です。

2023年

6月

13日

ヘアーサロンの工事経過

ヘアーサロン(垂水区)の工事を続けています。

セット面や小さな間仕切壁あたりもでき今はシャンプーブースを作っています。

賃貸物件の為、退去後のことを考慮して給排水は床上配管としました。
その為シャンプーブースはステージの台のように作るのですが、通常写真のように調整束(高さが替えられる・不陸に対応しやすい)でパーチクルボード20mmを調整束の上に敷き、そして床強度を出すためにパーチクルボードの上に重ねて構造用合板12mmを張ると床の下地が出来上がります。

写真の奥に写っているのがシャンプーブースになります。

この台の上にシャンプーチェアーを乗せ床下を這っている給排水管と接続します。

ヘアーサロンに関わらず飲食の厨房部分やトイレ・洗面あたりでもこの方法は良く行う事例です。
いわゆる乾式床と我々は呼びますが、本格的に床を洗いたいなどの行為はできませんので、油系が多い重飲食店などでは不利な仕様ですが軽飲食やカフェぐらいなら大丈夫です。

お客様の使用用途や物件の環境などでいろいろ検討が必要となりますが、お気軽にお問い合わせいただけましたら、ご相談させていただきます。

2023年

5月

29日

ヘアーサロンの店舗工事開始

こんにちは(Y)です。

先週から神戸市垂水区で美容院の新設工事が始まりました。

 

もともと1つの倉庫として使用していた建物を3区画に区分けした物件のため、セット面2箇所・シャンプー台1箇所のコンパクトな美容院です。

 

 左の画像がイメージパースで、右写真が現在の進行状況です。

セット面は隣のお客様からの目線等が気にならないように壁を斜めに造作し、待合からの目線の遮りには、40mm×70mmの細長い衝立を設置し、空間が狭くならないようにご提案しました。

 

そして、セット面のカウンターには、壁用パイン材を貼り付け、他の壁面とは少し違ったデザインになるように進めています。

 

最終的には、このパイン材に塗装を施し、先程のイメージパースに近づけていきたいと思います。

 

特に今回のようなコンパクトな物件では、間仕切り壁等を複数箇所に造作するのではなく、全体的に重くならないような工夫が大切です。

 

弊社はプランニング及び見積書の提出まですべて無料で行っています。

まだ少しばかり余裕もありますので、どうぞお気軽にお問い合わせください。

2023年

4月

18日

トイレとシャワールーム

24時間フィットネスクラブの店舗工事もほぼ完成に近づいてきました。
当初現調させて頂いた時、一番懸念したのが昔からよくある古いビルのトイレをお洒落にすること。
湯沸室を給湯経路を作りシャワールームを設置すること。
そして排水給水のルート確保と給湯の新設でした。

古いビルで瞬間湯沸機(5号)がついていたのですが、シャワー対応ではガス容量が少なく16号給湯器をつけれなかったので、仕方なくプロパンガス の対応にてそこは解決。

そしてトイレは古い床タイルを全部剥がして新しいタイルに張替。
壁のタイルは予算の都合上割れたものや、もとからない部分などを同じサイズの大きさの物を使って補修し、タイルに直接塗装を施しました。

シャワールーム(シャワーユニット)もビルテナントなので置式設置タイプを選択し、コンクリート柱の隙間に入れるため一番最小のシャワーユニットを設置しました。
私が調べた限りではこのシャワーユニットが一番狭いのではないのかと思います。
ちなみに写真のシャワーユニットは室内寸法700×700mmです。

当初図面を見ると標準施工寸法以下の隙間しかなかったのですが、一か八か現物を買ってギリギリチャレンジしましたところなんとかおさまったというところです。(・・・これは何とか組立てた設備屋さんに感謝!)

これで心配した箇所も無事施工できて、ホットしたところですが、まだまだ残されている工程も詰まっているので、気を抜かず続けて行こうと思います。

工事前の写真は以下に追加しておきます。

2023年

3月

23日

ハンマードリルで床剥がし

無人24時間フィットネスクラブの内装工事を続けています。

天井のボードを剥がし軽天材を撤去し、型枠の際に残置で残っている釘などを切断処理して、天井は塗装準備が整ってきました。

続いて床の張り直し準備ですが、古い床材(Pタイル)が頑丈に張り付きその上に長尺の絨毯が貼られていたのですが、この一番下のPタイルを剥がすのに苦労しました。

かなりの年月が経って圧着が強かったので手動スクレーパーを使っての捲り作業は無理でした。

そこで登場させたのが、ハンマードリルと先端につける専用スクレーパーです。

流石にこの組み合わせで、ガンガン作業が進み120平米ぐらいを1日で剥がすことができました。
残り60平米ほどなので、後一日あればなんとか床めくりは完了しそうです。

並行して塗装屋さんが下地のプライマー塗りや養生作業をしてくれています。
明日以降、徐々に塗装の作業にも入っていけそうで、少しずつですが完成に向けて進んでいます。

2023年

3月

13日

フィットネスクラブ工事中

こんにちは(Y)です。

東灘区の本山中町で24H営業のフィットネスクラブの店舗工事をしています。

 

もとは会社の事務所として使用されていて、広さは約185㎡と大きめの店舗です。

 

工事内容は、天井の解体やスタッフルーム・更衣室の新設、シャワー室の新設、壁天井の塗装工事、床の張替え工事です。

 

工事着工から3日が経過し、天井の解体が大方終了しました。

 

もともとの天井ラインは、赤線が引かれている部分なので、空間にゆとりが出た気がします。

 

どのような業種でも天井の高さはやはり重視するポイントで、毎回空間の大切さを思い知らされます。


 

このフィットネスクラブは、基本的に無人で営業されるらしく、入場口にはスマホを利用し入館できる入場ゲートを設置して営業されるようです。

 

 

スタッフが常勤していない分、月額料金等の価格が安くなり、利用者側としてはかなりありがたい。。

 

スマホがますます普及していく中、このような形の営業形態を取る業種が多くなってくるのかもしれませんね。

 

次はスタッフルーム新設等の工程に入ります。

工事経過は随時ブログにアップしていきますので、また見に来てください。

 

 

どのような仕上がりになるのか楽しみです。

2022年

9月

21日

音楽教室

お久しぶりです、(Y)です!

現在、西宮市仁川で音楽教室の新設工事をさせて頂いています。

 

音楽教室のため、楽器演奏時の店外への音漏れが懸念されることから、間柱間(LGS下地)へ写真の吸音ウールを敷き詰めました。

これは、空気層に充填する吸音材です。

楽器を使用する店内へは必要不可欠なものであると考えており、効果も期待できそうです。

 

上記の吸音ウールを敷き詰めた後、ダイケン遮音パネル12.5mm(GB0104)を貼っていき下地の完成です。この遮音パネルは、9.5mmのプラスターボードに3mmの突起付制振マットを積層したパネルになっており、遮音性のあるパネルになっています。

 

近隣への配慮が必要な店舗では、下地材を少し工夫することで、問題は解決できることがほとんどです。

 

この遮音パネルは直接クロスを貼ることが可能になっているため、パテ埋めの後、次はクロス貼りの作業に入ります。

工事経過は随時、ブログにアップしていきたいと思いますのでご確認いただければ嬉しいです!!

 

2022年

5月

21日

ヘアーサロンの工事その2

以前のセット面には、この壁の中あたりに柱形(壁から突き出して半面だけ見えている柱があり、その柱がセット面を2+1と柱形で別れていました。


鉄鋼造の建物やRCの建物は柱を壁内にする為どうしても柱形が内部に残ります。

今回改装にあたって工夫をしたのは、セット面を斜めに配置することで、その柱形を造作壁の内部にわからないように納めました。

3席のセット面は綺麗に配置できました。
1席の有効幅は160cmです。普通より10cm広げているのですが、ゆったりした席幅に感じます。

そしてお客様の目線を緩和させる間仕切を作ったのですが、べったりした壁だと奥行感がなくなるので、米栂の無垢材(40×70mm)で縦格子としました。

シンプルな造作ですが、できるだけ無垢材の良さがでるように心がけています。

この後、塗装や壁紙、照明器具等、仕上げ工事に入っていきます。

短期工事なので、作業工程でつまずかないようにしたいと思います。

2022年

5月

19日

ヘアーサロンの工事

16日月曜日から2週間の予定で、ヘアーサロンの改修工事に入りました。

最近資材遅れなどがあるため、数週間前には必要な資材の注文を入れておき、工事に取り掛かった次第です。

コロナ禍前では資材遅れはあまり考えずにできていたことも、今の時期は本当に心配になります。

 

まずは解体工事からですが、この写真の鏡を外すのが一番面倒だろうと思っていました。

ほとんど弊社でも同じですが、鏡を取り付ける際は、鏡の裏に専用の両面テープとコーキング材で貼り付けるのが一般的です。

 

一旦貼り付けた鏡は割らないと剥がれないので、粉砕するのですが、破片が飛び散り危険です。

マスキングテープなどを使用しながら外し終えました。
最大の難所を超えたようでホットします。
ずーと同じ気持ちで工事をやっているようですが、所々で不安が出ていきます。

30日まで2週間、何事もなく改修工事が終えることを願うだけです。

2022年

4月

28日

Fish Dance Music Place

少し前から少しずつ工事をさせて頂いていた、FDMCの工事を終えました。

入口周りの外壁を塗装して、文字を書き入れ、ドアなどを塗装しました。

50年程前の建物で外壁塗料がそうとうくたびれていて、ポロポロ剥がれる状態です。なんとか後10年ぐらいはもって欲しいところです。

内部はフロントホールだけでしたが、少しの間仕切壁を作り、床のタイルカーペットを張替しました。音楽の練習場としては、立地や環境はバツグンの場所だと思います。

そして使用料も想像以上にお安いです。

一旦は建て壊しの予定だったそうですが、こんな文化的に利用できる建物を残さないとと思います。

私の若かりしき頃はスマホやSNSなどもなかったので、音楽やファッションや出会い等は人と人の直接コミュニケーションで共有できて、ディスコやイベントなどはそんな大事な情報ツールでした。
時代遅れかもしれませんが、電車の中でみんながスマホ相手に睨めっこしている状況は少し寂しい気がします。

2022年

3月

17日

フィッシュダンスホール

1980年のバブル絶頂期、よく大人なイベントをしていたホールがありました。その隣に今でも大きな鯉のオブジェと独創的な建物があります。

当時はあまり興味をもって見ていなくて、小さな水族館ぐらいの感じで見ていたのですが、少し調べると鯉川(現在は鯉川筋)の麓にちなんで、鯉のオブジェだそうです。

建物を含め海外の方のデザインで安藤さん監修らしいです。

 

今でもすごくカッコ良くて当時の創造性を、元気な株式会社神戸市が採用した意欲的な建物とオブジェです。

そのイベントホールはその後音楽練習場として使われていたようですが、4月から民間の運営会社に変わりリスタートされるようです。

その一環でほんの少し内装の工事をさせていただいています。

内部の練習場は意外と使用料が安く、びっくりするぐらい高い天井でブラスバンドの練習(発表会)や演劇練習(イベント)・ダンス・ドローンコンテスト等々さまざまなイベントに活用できそうです。

2021年

3月

17日

苦楽園の美容室

昨日あたりから急に目が痒くなり、鼻水ズルズルの状態です。
こんな事は今までなかったのですが、突然、花粉症的なやつがやってきたんでしょうか?

ともあれ苦楽園の美容室を作っているのですが、この日は外壁用のブロックを積んでいます。

地味な仕事ですが、結構重要な工程だと思います。
ブロックが無ければ将来的に壁の地面付け根が腐ってくるかも知れないですから。

そして外壁下地を作っているところです。ラスカットを張って、モルタルを塗って塗り壁材を塗りたいと思います。

いつも同じ工程ですが、これが一番自由度が高くコスト面も楽だと思います。

まあ〜
基本的に何を重要視するかを決めて、思いがぶれなければ良いかと思います。

しかし、鼻水は辛いです。


2021年

3月

05日

変則的な棚

商談室(サンプル室)の陳列スペースを作っています。

アパレルの洋品店のように自由度の高いロイヤルの棚柱を主体とした方法をとりました。
棚やハンガー、ブラケット等金物部材の種類が多く大変自由度が高く使い安いです。

ただ一つ気になるのが、どうしても単調な陳列になってしまうことです。
カラフルでキャッチーな商品の陳列部分だけは、少し遊び心が欲しいと思いました。

そこで写真のように、変則的なオープン棚を作ってみました。

棚柱のブラケットに造作したオープン棚を乗せる感じです。

棚柱の高さピッチは細かい穴に合わせていくのですが、このピッチが25mmです。

オープン棚の高さを25mmの倍数にすればおけるはずと思い、信じて作ってみました。

難なく置くことができ、複数個のブラケットで支える為に、思っていた以上に丈夫です。

この展開をもっと広げると、面白い陳列スペースができそうな予感がします。

2021年

2月

19日

同業者からのSOS

どうしても間に合わないと同業者からのSOS

ヘアーサロンの改装工事なのですが、予定されていた大工さんのキャンセルと、すでにフライヤーで再オープン告知済みで延期できないとの事で、突如手伝って欲しいと同業者さんからの連絡。

 

こちらも他の現場も進行中でどうしようかと悩みましたが、もし同じことが自分にあった場合の事を思うと、なんとか手伝おうと思ってしまいました。

 

しかし打ち合わせが全く終わっていなくて、図面も何もない。

しかし一旦引き受けた以上泣き言を言っても何も解決しないし前に進んでいかないです。

個人的なことですが、最近できるだけモバイル機器と距離をとっています。

最近車の移動が多いのでラジオを聴いているのですが、人が語るニュースやその解説、ちょっとした感想などなど、ヤフーニュースのような一方的な情報にはない良さをつくづく感じます。

 

年齢的にそうなってしまったのかもしれませんが、要約したニュースより新聞のニュースのような細かに多くの情報が欲しいと思います。

ゴシップ的なニュースより国際的な出来事や、もっと考えさせられるテーマのニュースが増えて欲しいです。

 

話は逸れましたが、ヘアーサロンの場合多いのが給排水位置の変更ですが、大体こうして床をめくり給排水経路を切り替えていきます。

そして補修をして床仕上げ材を張る事になります。

 

早くコロナから解放されて、人とゆっくり酒でも飲みながら、
マスクなしで語れる日が待ちどうしい今日このごろです。

2021年

2月

06日

オフィースの内装2

年初以来、某繊維工場の各部屋をリフォーム工事をさせていただいております。
社長室のリフォームを終え、昨日、1階の受付室の内装を終えました。
来客者が最初に目にする箇所です。

おそらく初訪問の方はその見た目の雰囲気で、その企業の思いを受け止める場所だと思います。

少し真面目にモダンな落ち着いた空間になるように提案させて頂きました。

左の画像は、プレゼン時のイメージ画像です。

多少変更はしていますが、概ねイメージ通りになりました。

いつも、グラフィーソフト社のアーキキャドの3Dでプランや図面を作っていますが、全機能の半分も使えきれていませんが、かなりリアルに思いを表現できるソフトです。

受付ホールには、繊維工場創業時に使用されていたシンボリックな古いミシンを設置しました。

なんと味わい深い凛々しい姿でしょうか。
完全にやられてしまいます。

そして、引き続き2階の商談室やトイレなども改装させていただいております。
感謝、感謝です。

2021年

1月

19日

オフィースの内装

今日の後は明日、明日の後は週末、週末の後は月末、月末の後は年末と、なんにも変わらない時が過ぎるだけなのだけれど、年末から年初にかけての期間は毎年不安と戦います。

「来年はちゃんと仕事があるか?」「今年はいつから仕事を請けれるのか?」家賃収入や固定的な仕事が無い請負業ゆえ辛い悩みです。

もう独立して10年毎年考えても意味が無い事はわかっているのですが不安になります。

しかし今年は年初早々から、加西市にある某アパレルメーカー様から仕事を頂き、会社のいろいろな部署の内装をさせていただいております。
・・・ありがたい事です。

年初から2週間で社長室の内装をさせて頂き、昨日からは受付室の内装工事にかかっています。

社長室は床のタイルカーペットの張り替え、壁のクロスの張り替え、アクセントタイル、天井はボード増しの上クロス貼りと照明器具の取替えなどでした。

従業員の皆さんもご自分の業務があるのにもかかわらず、協力的に手伝って頂き、全くもって暖かい現場だなとつくずく思います。

他にもいろいろな箇所のご相談も受けておりますので、もうしばらくお世話になりそうな現場です。

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2020年

12月

25日

マンションリフォーム2

マンションリフォームも最終工事にかかりました。
既存のフローリングにサンゲツのフロアータイルを貼っています。
マンションの管理規約上、L40やL45などの遮音性を求められていることが多いので、既存のフロリーングの遮音性を生かしながら雰囲気を変えるには、この方法がコスパが良いのですが、質感にこだわりがある方には別の方法を取る必要があります。


こちらは、以前施工させていただいた元町のブティックから自動ドアの依頼を頂きました。
当初オープンなファサードでお客様が入りやすい環境との計画でしたが、夏には外部・内部の温度差で発生する湿気が多く、光熱費やこの時期の外気からの寒さなどを考慮したら、やっぱりサッシは必要とのことになりました。

店舗工事は営業しないとわからない事も多いので、少しずつ問題点に対して改良することが店舗工事には必要かと思います。

今年はコロナ禍の影響で通年とは違う内容の工事が多かったと感じます。
一日も早く収束し、マスクがなくても歩ける環境を願わなくてはいられません。
年内は12月29日まで営業、そして来年1月4日から営業を再開しようと思っております。
今年もたくさんの方にお世話になりました。
あらためまして御礼申し上げます。


2020年

9月

28日

高架下の雑貨店

40年前ぐらい、高校生の時よく
三宮から神戸駅まで続く国鉄の高架下の狭い通路を、友人たちとダラダラ歩きました。通路の両サイドに並ぶ古着屋やミリタリー店、そして質屋のような家電店やレコード屋などを覗き見ながら、アメリカに憧れたことを今でも思い出します。

今ではすっかりそんなお店はなくなってしまいましたが、その時代時代で流行りのお店がいつもあるそんな高架下もピアザと名前がつき、いき続けています。
さて、そんなピアザ1にアパレル店の居抜きで雑貨店の改装依頼をいただきました。

アパレル店舗内装はそのままに、こげ茶だった木部を全て白に塗装、ナチュラルな棚板新調で雑貨店に模様替えです。

少し暗かった店内も明るくなり、床も塩ビタイルで少しおめかししました。

高架下も最近は少しシャッターがおりたままの店舗もあるようですが、もう少し出店しやすい条件に変われば需要と供給のバランスがとれ、また今の時代を象徴する店舗で溢れる日がくるのではないかと思います。

なんせ、通路の狭さが今の都市計画に逆行しているかもしれませんが、賑わいの演出にはこの狭さが最大の利点だと思います。

2020年

9月

07日

9月4日開店

夜な夜な工事を続けていたアパレルショップの工事も終えることができました。

コロナ禍で様々なことが影響を受け、閉店を余儀なくされる店舗がある一方で、こうして新たに開店される店舗もありで、我々店舗工事業者も、少しは役に立っていると感じられます。

9月4日にオープンされたこちらの店舗は、イタリアの老舗スポーツ用品メーカーのショップです。

工事のお話をいただくまでは、実は私このブランドを全く知らなくて、息子達に聞いたらよく知っていました。
もっと街歩きや雑誌などにも目を通さないといけないなと思った次第です。

工事の思い出に気に入ったスニーカーがあり購入しようかと思ったのですが、私のスニーカー日常購入価格の倍ぐらいの価格だったので、未だに思案しています。(笑)

2020年

8月

18日

C工事

お盆も過ぎて平常通りメーカーも動き出しホッとしている状態です。
今年はお盆期間も工事を続けた現場が多かったので、メーカーがお盆休みの期間、材料発注ができず、少し段取りが狂いました。

さて、夜な夜な三宮で工事を続けているファッションビル内に出店するテナント(イタリアのスニーカーショップ)工事も、概ね形ができてきました。

業界的にはC工事と呼ばれる工事範囲ですが、ビルオーナーの工事がA工事、管理会社の工事がB工事、そしてそのビルに入店するテナント工事をC工事と区分します。

シンプルな空間ですが、商品を陳列するための棚を取付るために、棚柱と呼ばれる細い金物を壁に埋め込みました。
この棚柱にブラケットと呼ばれる腕をつけて棚を載せる仕組みです。
すごく便利な金物で、どなたでも一度はどこかで見かけていると思いますが、これを超える金物はなかなか出現していないと思います。
ハンガーパイプやガラス棚・木棚等様々なアイテムが自由に設置でき、さらに高さも自由に変えれると言うアイデアは、尊敬に値する商品です。

最初にこの発想に着眼し商品化した方には脱帽です。
成功者はシステムを作るとはうまくいったものです。

2020年

8月

04日

ファッションビル内の店舗工事

三宮のファッションビル内にアパレル店舗の工事をしています。

このようなビルの工事は、他の店舗が営業を終えた後から工事をする必要があります。
迎えた初日、仮囲いをみるとすごく幻想的に感じて思わず写した一枚です。

エアコンの冷気がまだまだ通路には残っているので、この時期昼間外部で仕事をするよりはるかに快適です。
ただ、朝までの工事が続きますので、職人さんたちは睡魔との戦いになります。

初日、朝までには概ね軽天工事が終わりました。

工事用の仮設電気がなかったのですが、最近の工具はほとんど充電式なので、なんとか作業をすることができました。

大きな箱で、シンプルな空間の場合、圧倒的に軽鉄組(事前に実測してカットしています)は早いのですが、小さな空間で凸凹が多い店舗の場合は、木下地の方が早いようには思います。

どちらの工法も、効率良く進められる方が、コスト安に直結すると思います。
さあ〜8月末まで、睡魔と戦いながらの作業が続きます。

2020年

7月

29日

クリニックの受付改装

医院の受付らしい構えですが、閉院した医院を再開院のために少しだけ改装しております。

受付と中はガラスで仕切られた状態で、コロナ禍の今は非常に都合の良い作りなんですが、やっぱり閉塞感が前面に出て、重苦しい雰囲気になっています。

それでこの開口部をもう少し大きくすれば、閉塞感はなくなり開放的で明るい雰囲気が出るんじゃないかと思い、次の写真のようにしています。

上部のガラス部分を大きくして、天井部分にデコを作り、カルチャードブリックを貼ろうかと思っております。

のっぺりした壁だったので、多少凹凸をつけて、軒天にダウンライトを仕込む予定です。

あまり大きな変更はできなかったのですが、これだけでもだいぶ雰囲気が変わり、開放的になったかな〜と思っております。
この後、外壁塗装や床やベンチシートやサインまで改装していきます。

簡単な工事から複雑な工事まで、前向きに取り組みますので、真剣に依頼していただければ嬉しいです。

2020年

7月

21日

クリニックのリフォーム

マンサードの屋根形状
個人的にすごく好きです
切妻屋根のシンプルさに少しの角落としで、建物自体で、柔らかい雰囲気が溢れるのが好きです。

さて、地元密着型で営んでいたと思われる医院を、お医者さん変わりで、建物をリフォームさせていただいております。

結構古い建物ですが、ミサワホームが一番輝いていた頃の建物で、なかなかしっかり趣も残していると思います。

早速、不用品を撤去し、和式のトイレを洋式に変える為に、トイレの床や便器を外しています。

クロスを張り替えたり、床材を貼ったり、外部は壁面や屋根を塗装したり、などなど作業はたっぷりありますが、ひと月ほどかけて楽しくやっていきたいと思います。

2020年

6月

20日

間仕切壁

以前施工させていただきた、苦楽園のヘアーサロン様からセット面の間仕切壁を作って欲しいと依頼を頂き早速工事をしました。

間仕切壁と言ってもカーテン併用スタイルでオープンな部分が多い間仕切壁です。

昨今コロナウイルスの影響で様々なところで細かな配慮が店舗においても必要なようで、今まで依頼がなかったような仕事が出てきました。

一番多いのが網戸の取付依頼が多いです。

今回間仕切壁の造作ついでに、少し汚れてしまったジョリーパッド(青い壁の部分)の壁も塗装で一新させます。
消毒液を吹きすぎて色が少し変わってしまったとオーナーは笑っていました。

店舗の内装に限らず外装にもよく使用するジョリーパッド(アイカ工業)。樹脂系の塗り壁材ですが割れにくく色数と塗り方のバリエーションが多いので、いろいろなタイプの店舗に使用することができます。

パテを入れて、カチオンシーラーを下地に塗ってその後水性塗料で仕上げていこうと思っております。

2020年

6月

13日

ヘリンボーン

なぜか女性に人気が高い、ヘリボーン。

模様の一種で、ニシンの骨に似ていることから、この名がついたらしい。

この床材はサンゲツのフロアータイルなのですが、実際木のフローリング材で施工することもあるのですが、一つ一つのピースが細かいので、それはそれで結構大変な作業になります。


ちなみにフロアータイルというのは、床用塩ビタイルのサンゲツの商品名です。フローリング風、石風、タイル風と種類が豊富で、比較的安価な為よく使用致します。

ヘアーサロンの工事も終わり、いよいよ梅雨に突入しました。今年はコロナの影響で、仕事が劇減りですが、気持ちを切り替えて「こういう時もある」と思いじっくり我慢する時期かなと思っています。

こんな時期だからこそ、一つ一つの仕事は大事に丁寧に初心に帰ってやっていきたいと思っています。


2020年

5月

28日

シャンプーチェアーの床

このエリアはシャンプーテェアーを設置する場所なのですが、コンクリートの床上に、給水排水の配管を床下に仕込んでいるところです。

土間コンクリートを配管に合わせて掘削することもできますが、工費を少なくするため、そして配管メンテナンスや変更があった場合も対応がしやすいように、概ねこのような方法で対応しております。

シャンプーチェアー(バックシャンプー)本体設置の為には、このように床上げ仕様の場合は、床下地材の厚みを30mm以上と指定されています。
がっちりチェアーが倒れないように設置するためです。

調整束に20mmのパーチカルボードを敷き、さらにその上に12mmの構造用合板を敷いています。(弊社の場合、だいたいこのパターンで施工しています。)
土間コンクリートに直にシャンプーチェアーを設置する場合は、先ほども説明したように、土間コンクリートに配管類を埋め込み、固定用のアンカーを土間に打ち込む仕様になります。

店舗工事は内装のデザインも大事ですが、給排水や電気の設備関係がもっと大事だと思います。
デザイン面は表層部分なので、変更が割と簡単ですが、設備関係はなかなか変更や修理も簡単ではないので、じっくり計画する必要があると思います。

世の中もやっと新型コロナ禍も落ち着き始めた感じですが、此方は、おかげですっかり仕事も少なく、借金だけが増えていますが、焦らず頑張って続けていきたいと思います。

2020年

5月

12日

塗装工事

ヘアーサロンの工事の続き。
前の店舗のトイレを壊し、広くなった感があった内部を塗装しています。

一部天井剥き出し予定のコンクリートに半ツヤ消しでホワイト塗装。

すっかり広く清潔な感じが出てきました。
造作の後に塗装をすると養生の部分が多くなるのですが、たまたま塗装屋さんの時間がうまく空いていたので助かりました。

もう長くお願いしている塗装やさんですが、気心もだいぶわかってくれてるようで、言い忘れていた勝手口の扉も、黙って塗ってくれていました。

「どうせ塗らんとあかんやろとおもて!」
ちょっとしてことですが、結構こんなことが嬉しくて、また次の店舗の塗装もお願いしようと思ったりします。

何人もの職人さんの手を借りながら、少しずつでも出来ていく過程は、不安もありますが、楽しい仕事です。

2020年

5月

07日

ヘアーサロンの工事

ヘアーサロンやネイルサロンなど年に2〜3件の工事を頂きます。

この業界は個人的な意見ですが、
商材を卸す会社や専門の椅子類を作っているメーカーなどがたくさんあり、そのほとんどの会社が別部門で店舗デザインや店舗内装工事を手がけていらっしゃいます。
ですので、流れからしてほとんどの新規開業オーナー様はそれらの会社に委ねられるのだろうと思っています。

それでも数件、弊社のような弱小会社にデザインや内装工事を依頼いただけることはありがたい事です。
何かもっと創意工夫をして、もっと依頼をいただけるように努力が必要です。

コロナウイルス感染でいつもと違うGW明けでしたが、からっとした好天に恵まれ、今日から解体工事にかかりました。

今回の現場は、ほとんどスケルトン状態なので、このトイレ周りのブロック壁を撤去するだけなので、2日間あればできそうです。

緊急事態制限が5月末までと延期になり、まだまだ例年の様子とは違いますが、自転車操業の弱小会社は、働かないと行き詰まります。

政府が支給してくれる1人10万円が待ちどうしい限りです。
トホホ!!

2020年

4月

28日

コンテナをオフィースに

相変わらずコロナ感染のニュースが駆け回り、いつもとは違うGWを迎えそうです。
このコロナ感染が終息した後は、いろいろなことに変革が起こりそうな気がします。

昨日からコンテナをオフィースにする工事をしております。
少し山あいの地域で、天候も良くて空気も気持ちよく、ほんのひと時でもコロナを恐れない時間が持てたことが幸せです。

コンテナの窓開口部(施主様がご自身で開けられた)に窓のサッシを取付、内部は断熱材を入れて側壁を作る作業です。

コンテナの中を内装する工事は、今まで一度も経験していなかったので、ある程度現場で考えながら行うと言う工事にはなってしまったのですが、まずは天井からという順序で進めて行きました。

コンテナ本体は鉄骨フレームに鉄板が6面溶接された構造で、フレームだけで構造が保たれています。
側面や天井面は鉄板一枚という内容なので、何せ外部の温度に敏感に反応しそうです。
以前、北欧のログハウス部材をコンテナで輸入してたのですが、この内部で輸送中蒸されていたのかと思うと木材にとって過酷な環境だったことだと思います。

そんな事から6面壁すべてにスタイロの断熱を入れようと思いました。
ロックウールやグラスウールの断熱材では、少し厳しいのではないかと思った次第です。
もう少し工事はかかりそうですが、少しでも快適なオフィースになればと思っています。

2019年

10月

05日

外壁 ブリックタイル

元町商店街の中、工事をさせていただいている店舗入り口の柱部分に、構造用合板で下地を作りブリックタイルを貼り出しました。

タイル専用の接着剤で団子をつけて貼る感じです。
用意したのは、オオムラのブリックタイル。
在庫の豊富さと種類の多さ、そして発送の速さが非常に助かります。

約2日かかってここまで仕上がりました。
簡単そうに見えますが、なかなか微妙な感覚と慣れが必要な作業です。

工業製品でブリック模様のパネルのようなものはあるのですが、一個一個を人間の手で貼り付けていくというのは、なんか暖かく自然な風合いになります。

通行する多くの方が、興味一杯で作業を見てるのがなんか不思議な感じでした。

あまり若い職人さんがいないので、この先タイル業界もどうなっていくんでしょうか?
まさかAI機能付き自動貼り付けマシーンが登場するのでしょうか?

来週後半の完成に向けて、最後の追い込み作業となっています。

2019年

9月

09日

軽天工事

元町4丁目洋品店の現場です。

店舗の内装の間仕切壁や天井を作る際に、軽天工事をおこないます。

軽天と呼ばれ所以は、口型やコ型の軽量鉄鋼(薄を専用の金物で作業をすることで、軽い天井や壁の下地を作ることからでしょう。

複雑な形の間仕切や複雑な形状の天井を作る場合は木材を使用して作ることが多いのですが、シンプルな天井などは、施工性が良い軽量鉄鋼で作る場合が多いです。

そして、軽量鉄鋼で下地を組み終えると、その面にプラスターボードや構造用合板など、その面の利用のされ方に基づいて決めていきます。

ほとんど壁に何かをつけるや、防水対策が必要でない場合は、壁には12.5mm・天井には9.5mmのプラスターボードを貼ります。

プラスターボードは壁紙や塗り壁材との相性がよく耐火性もありますので、一般的かと思います。
音の対策は断熱材や防音シートを内部に挟んでください。

タイルを貼ったりするような重い素材を貼る場合は構造用合板の方が良いと思います。
全て構造用合板の場合は、合板から灰汁が出ますので、塗り壁や透湿性クロスの場合は灰汁が出ないようにするよう注意が必要です。

外部はタイルを貼る予定ですので、構造用合板を貼っています。

すごいピッチで施工しましたので、20坪の二重床と壁・天井工事を約1週間でおこないました。

他の現場が詰まっている時は、職人さん皆んな、作業が早いし頑張ります。
ありがたい事です。

2019年

9月

02日

床の下地

すっかり夏の終わりを感じるような空気感になってきました。

お盆休み返上で進めていた、中山手通りのヘアーサロンも下地がほぼ完了して、今日から仕上げ作業に入っていく予定です。

このヘアーサロンは、シンプルにクロス仕上げとフロアータイルで仕上げますので、今週中にも、それらの作業を終えれそうです。

こちらは、31日の土曜日から、内装工事を開始しました。

場所は元町商店街の4丁目。
人通りが多いエリアで活気があります。
お昼ご飯も、店が多く選び放題なので楽しみです。

新築のビルのテナントなので、関電の電気がまだ引き込まれておらず真っ暗な状態ですがが、なんとか充電式工具や充電式照明器具で、作業を進めています。

さすがに店舗用に設計されているため、どんな業態のテナントでも出店しやすいように、床だ下げられピット状態での躯体仕上げです。

施工する店舗は洋品店なので、乾式の二重床工法で、床の下地を作っているところです。

電気がないのは、かなり辛い状況ですが、消費税の増税に伴う工事の増加で、各々の業者さんも皆んな一杯一杯で工程の調整が大変みたいで、無理をしてでもやっている状態です。

10月の後半には、この忙しさから、皆んな解放されるのでしょうね〜
まあ、仕事をさせていただけることが、ありがたいことです。

2019年

8月

23日

アパレル店のプラン

お盆を挟んでバタバタしているうちに、ブログの更新も遅くなってしまいました。

お盆前から工事をしているヘアーサロンは順調に工事が進み、そのあい間をぬってアパレル店のプランをしております。

アパレル店の内装は比較的シンプルな事が多く、空間を創るという感覚なのですが、商品を陳列する什器関係が多く、考える比重は什器が中心になってしまいます。

飲食店の椅子やテーブルは、沢山のメーカーがありほとんど既製品でもなんとかなるのですが、アパレル店の陳列用什器は既製品が少なく、ほとんどの店舗は、別注で家具屋さんが作っているのではないでしょうか?

スーパーや量販店の可動式棚はロイヤルのようなメーカーがしっかりあり、バリエーション豊富なのですが、なにせシンプルすぎて、あまりどこの店舗でも使えるものでもないので、やっぱり、各々の店舗で独自に作るのが常套手段だと思います。

2019年

8月

10日

ヘアーサロンの工事

毎年、数件あるヘアーサロンの工事にかかりました。

今日はトイレを囲っているブロック壁を解体する作業です。

朝からエレベーターを養生して、廊下を養生して、作業開始です。
書いている私は解体作業をする訳では無いのですが、現場にいるだけで汗が吹き出ます。

予定では右の画像のようにしたいと思っております。

おかげさまで、お盆も休むことなく工事を続けていきたいので、今年のお盆は休み無しです。

理容・美容・サロン関係の店舗工事は、業界的に商材(カラー剤やシャンプー剤)や器材(シャンプー椅子や給湯器)などを扱うメーカーさんや代理店さんがお店の工事を請け負う事が多いようです。
我々末端業者も独自に頑張らないといけません。(頑張ります!)

お盆の台風の進路が気にかかりますが、頑張ってこの夏を乗り越えたいと思います。

2019年

4月

27日

グランフロント大阪

グランフロント大阪で輸入食器や絨毯などを扱うギャラリーの改装工事をさせていただきました。

・・・まずは、すごいです。何がすごいかと申しますと、建物の規模・設備・セキュリティー。
ハード面の充実度は相当なレベルの建物です。
そして何より、グランフロントを回遊する人々が、心臓から押し出される血液のごとく絶え間なく流れ、躍動感というかライブ感がたっぷりの商業施設です。

そして三宮に戻ると、一挙に閑散とした景色になります。
10分の1か20分の1ぐらいの人しかいないのは、本当に残念です。

まあ〜
三宮の躍動感のなさは仕方ないとします・・。

店舗改装のほうに話を戻しますが、以前の店舗の一部、壁をなくしたり造作物を解体したり、壁紙を張り替えたりという工事で、無事仕上げることができました。

右の写真はマイセンのアンティークなシャンデリアなのですが、これを入れるケースも同時に作らせていただきました。

左の写真が、シャンデリアを収納するケースです。

中に入った状態を見たかったのですが、簡単に引っ越しとはいかない品物で、後日ゆっくり眺めたいと思います。

グランフロント北館の5階は、大阪HDCとして機能しています。
ウッドワンやサンワカンパニー、タカラやトクラスといった住宅設備メーカーと家具のメーカーが大規模なショールームを展開しています。

新築やリフォームを検討中の方には、大変参考になる場所ですので、一度足を運んでみてください。
神戸のHDCとはまた違う雰囲気です。

2019年

4月

23日

商業施設内の店舗工事

たくさんの商業店舗がある施設では、ひとつのお店が、店舗の改装や補修をする場合、夜間すべてのお店が閉店した時間帯に工事を行ないます。

もちろん、工事の騒音や埃、そして臭いなどで他のお店やお客様に迷惑をかけないようにする為です。

 

そんな事で、昨夜は久しぶりに夜間徹夜工事になりました。

大阪市内の大型商業施設の中の店舗改修

でしたが、搬入方法や搬入経路、そしてセキュリティーカードの操作など、普段滅多にお目にかかれない警備網で、時代は確かに進んでいる事を実感した次第です。

工事の方は、一日分の内容を予定通りやりきり、無事朝方には終了する事が出来ました。
まずはやれやれです。

あと数日、仕上げ作業はあるのですが、これは音や埃が出ないので、通常の時間帯に行えそうです。

呑んだくれた徹夜はたまにありますが、しらふの徹夜も、たまには良いかな〜と感じました。(健康的な睡さです!)

2018年

11月

19日

突き板仕上のフローリング

目新しい記事もなかな思いつかず、プログも途絶えていました・・。

パーソナルフィットネススタジオの工事も終盤にさしかかり、ラストスパートをかけるところです。

26日からは別の現場が始まるので、今週一杯で完成を目指しています。

 

低い方の床と高い方の床とに分かれているのですが、低い方の床は根太組の下地でがっちりしているのですが、高い方の床は調整束のピッチの加減で20mmのパーチクルボードの下地だけでは、何か微妙にたわむ感じが足裏に感じられ、急遽12mmの構造用合板をもう一枚増張りしてみました。

 

さすがにがっちりしたので、これに12mmのフローリングを張れば大丈夫です。

フローリングは一坪(3.3平米)1万円程度の安価な商品なのですが、表面は突き板仕上の複層材なので、ラッピング仕上の大手メーカーのものより、数段落ち着いた質感を感じる事ができます。

使用したのはサンワカンパニーのソッティーナチュラル   2,980円/平米(材料のみ・運搬費別)

 

以前は無垢材を一押ししていたのですが、コストと精度を考えると突き板のフローリング材も悪くないかな~とも思います。

 

まったく工事に関係ないのですが、現場は阪神御影の山側なんですが、ランチ時間にず~と行列ができる王将があります。

数ある王将店舗の中で日本一うまい王将と言われている店だそうですが、確かにすこし旨いと思いましたが王将の味には変わりはなかったです。(^_^)

2018年

11月

06日

エイリアンのセット

数日前から、以前飲食店だった店舗をパーソナルフィットネススタジオに改修しています。

センターに厨房があった店舗で天井に大きなレンジ用のシロッコファンがあります。これは今回必要がないので、外して廃棄するのですが、まだまだ使えそうな感じなのでもったいないです。

そしてシロッコファンあたりに分電盤もあったりで、天井には無数の配線とスパイラルダクトがあり、まるでエイリアンのセットのような雰囲気がします。

 

かなり長方形な店舗形状ですので、床の高さを2段階に分けて、スタジオ1とスタジオ2にする予定です。

初日は水廻りの配管を優先的に作業を開始しました。

給水排水は床下になりますので、先に施工しています。

あとエアコンの排水管も室内側での処理ですので、その配水管も同時にやりました。

並行して低い方の床作りです。

高さ調整用の補足材に台三、建築下地用20厚のパーチクルボード、それに12厚突き板フローリングという段取りです。


この下地用20厚のパーチクルボードは、今年の春から夏にかけてかなり流通が悪くなかなか奪い合いが激しく、無理に調達してもらった材料ですが、今では十分豊かに流通しているようです。


ちなみにパーチクルボードは家具用と建築下地用とがあるのですが、建築下地用は耐水性と強度が高められているそうです。


この界隈では初施工なのですが、付近にはやたらに学習塾が多く、有名な塾がすごく固まっているエリアです。店舗前の歩道を歩く子供達もやっぱり賢そうな雰囲気がします。

・・・すこしやかましくてゴメンネ!

2018年

7月

03日

ギャラリーの工事終わりました。

ワールドカップ決勝トーナメントの朝、夜中3時にアラームをかけてしっかりライブで応援しました。前半0−0で折り返した後、後半2点を日本がとったところで、ひょっとしてこのまま、勝つかもしれないと微かな希望を抱きましたが、ベルギーの技術の高さとパワー、そして残り時間の多さで同点ぐらいで延長にいけばもうけものと思って見ていましたが、何と3点を入れられ不安は的中しきっちり日本は負けてしまいました。これが世界との差でしょうか?・・・何年か先に読み返すと今日の事を思い出すと思います。

さて、先日から工事をしていたギャラリーが完成しました。狭い面積ながらも天井をとって、空間の広がりと無機質差が生み出す、展示作品に対する潔ぎ良さを発揮できる空間になったように思います。

照明もシンプルにハイダクのみで、展示作品のみに焦点をあてる試みです。

企画画廊か貸画廊のいずれかに使用される施設なのでしょうが、ここに展示される作品が、一人でも多くの人の目にとまり、誰かと誰かの心の共有になるような作品が展示される事をここから願うばかりです。

携帯電話やSNS等の人間や空間を介さないコミニケーションが多くなっている時代ですが、この小さなギャラリーが生の作品や作者とふれあう場所になって豊かなコミュニケーションが生まれる場所になって頂きたいと切に願います。


2018年

6月

08日

レンタルギャラリーを作っています。

新長田と鷹取駅の間に位置するところで、レンタルギャラリーの内装工事をさせて頂いております。
以前は用途は設計事務所、それ以前は学習塾と聞いていたのですが、あまり広い空間ではなく、ギャラリー風に改装したくて、天井と壁をすべて解体してしまいました。

どの案件(店舗)も同じようなことなのですが、最初に居抜きの現場に行ってお話を伺う際には、壁の中や天井の中等は、わからない事だらけなのですが、わからないなりに改装プランを作っているのが現実なのです。

いっそうの事スケルトンの案件ならわかりやすいのですが、昨今は居抜きの案件が多く、今回のオーナー様のように解体してから再度詳細をつめる事を了承頂ける場合は良いのですが、なかなかそうもいかないのも現実です。

解体前の写真が右の写真なのですが、天井も低くせっかく4M近くある高さを2.4Mぐらいで使っていらしたみたいですが、なぜ、天井をこの高さまで下げる必要があったのかは全くわかりません。
もちろん空調効率を考えると空間が狭い方が良いかもしれませんが・・・!

ひょっとすると昔の工務店は天井は2.4Mぐらいにするのが常識(あたりまえ)と考えていたのでしょうか??

ほんとうに不思議な話です・・・。

そうそうオーナー様が既にホームページを作成されております。
レンタルについての詳細な内容もございますので、こちらにアクセス頂けましたら幸いでございます。

アトリエ・ギャラリー   http://gallery-factor.art/     

2018年

5月

14日

まつエク

先月、内装工事を完了した店舗の2階が空き物件で、今度借りられるオーナー様からお声がけを頂き、壁のクロスと床のカーペットの貼り直しをさせて頂いております。

もう長らく店舗工事を色々な場所でやっていますが、近所の方からのお声がけは以外と少なく、ありがたいお話だな〜とつくづく思っております。

左の写真は既に壁紙の貼り替えを終えて、床のタイルカーペットを剥がしている状態です。

前は学習塾だったようで、だいたい駒がついた椅子を使う職種の店舗やオフィースは、タイルカーペットが多いように思います。

今度は、まつエクの店舗という事で、サンゲツの樹脂系のフロアータイルを貼りました。

床が明るくなるだけで、だいぶ広々と感じらられると思います。

ついでにミニキッチンやトイレの便器・トイレのドア等も交換しているのですが、また、出来上がり次第、アップしたいと思います。

しかし、まつエクって最近の職種ですよね〜
おっさんの私には、どんな風に施術するのか、全くわかりません!

ちょっと施術を見てみたいです。

2017年

9月

25日

物販店

三宮センター街の店舗工事も間もなく終わりそうです。

以前はアパレル系のお店で改装打ち合わせで、お伺いした時は、アパレル商品も陳列棚もたくさんあり、結構ガチャガチャした狭い店舗だな〜と感じたのですが、以外にも完成したら、そこそこ広い店舗になった感じがします。

実際は面積が変わっている訳でもなく、色使いが2色のみと潔い内装ですので、すっきりした印象になりました。

筆者自身、そこそこ年もとっていますので、なんかこんな色合いの店舗はやりやすいです。

平成時代に近いデザイナーは昭和世代の私のようなものが考えないアイデアや色彩感覚を持っていると思うのですが、落ち着いたリゾート感覚的な内装仕事は勝てるような気がします。

今回は家具屋さんにかなり頑張って頂き、いろいろ相談にのって頂きありがたかった現場でした。

あかんでもともとと思い相談すると、なんだかの解決策がみつかるように思います。
知恵を持ち寄る事はおおきな原動力になると感じた現場でした。

また、引き続き頑張ります。

2017年

9月

14日

三宮センター街

三宮のセンター街で物販店の内装工事をしています。
間口は狭いのですが奥行きの長い店舗です。

三宮センター街の振興組合では、三宮メインストリート憲章が定められており、ファサードデザインやサイン関係の大きさ等が決まられています。

神戸のメインストリートを維持する為にたくさんの方が努力されております。

センター街は、許可車両の通行時間が決まっているのですが、朝は宅急便や我々のような工事業者で一杯です。

11時を迎える頃には、何も無かったかのようにいつものセンター街の人並みにあふれます。

内装はすごくシンプルで家具工事で作る棚が中心となりますので、いつものようにROYALの金物がベースとして活躍します。

今回は棚下照明もROYALの商品を使用しますので、壁にラインコンセントを埋込ました。

これからクロスや床工事を経て家具・什器を設置していく予定です。

しかし雨の日も風の日も、三宮センター街の人並みは終日途絶える事はありません。


2017年

8月

02日

ヘアーサロン完成しました。

長らく工事をさせて頂いていたヘアーサロンの工事が終わりました。

以前駐車場にされていたところを増床して前の店舗面積を合わせると、およそ倍ぐらいの広さの店舗になりました。

営業を続けながら改装をしたので、少し工事期間は長くかかってしまったかもしれませんが、我々にとっては良い経験にも勉強にもなった現場でした。

施主様も色々な事に快く対応して頂き、ほんとうにありがたかった現場です。

左の写真のセット面は増床側で少し優しい雰囲気に。

そして右の写真は旧店舗の改装側のセット面で、少しカジュアルな雰囲気になりました。

同じ店舗内にあるのですが、少し離れた位置関係なので、テイストが変わっていますが、これはこれで良かったかなと思います。

最近のヘアーサロンはみんな同じテイストのナチュラル系かシャビー系かが主流で、我々もプランの際はそういう提案が多くなってしまうのですが、今回は工事を進めながらオーナー様の意見を頂いたりで、一過性のバージョンとは差別化できたかも知れません。

ヘアーサロンの案件はいままで何度か頂いているのですが、毎回オーナー様の意見やスタッフの方の施術者目線のご意見が非常に勉強になります。

どの業態の個店もいろいろな知恵と経験があり、それを少しでも具現化していけるのかが、我々のおかれている立場でもあるのだな〜とつくづく思いました。

2017年

7月

21日

店舗の外装を変更しました

改装中のヘアーサロンの外装を少しばかり変えてみました。

ドアの前に自動シャッターがあるので、壁とシャッターの隙間が狭く、違う素材を貼付ける事ができなかったので、シンプルに吹き付け塗装の白とオレンジの部分を塗り壁仕上にしてみました。

そしてテントがだいぶ老朽化していたので作り替えをしました。

テント工事は半分ぐらいの店舗工事に必ずついてきますので、別の専用ページを今後増やそうと検討しています。

今回はテイジンのコットン調のシャガールから生地色を選びご提案しています。
こんなイラストでの提案となっています。

そしてこの写真が完成した状態です。

テントは間口一杯の大きさに変更しました。

外壁には弾性系の塗り壁材をコテ押さえで、そしてドアは油性塗料でアイボリーに塗装。


以前の看板は撤去して新たに木製の手書きの看板を設置しました。

手書きの看板は素朴で雰囲気が良いです。

内装はもうしばらくかかりそうです。



2017年

7月

14日

ヘアーサロン第2弾開始

駐車場を店舗に改装して増床をしているヘアーサロンの現場です。

工事は順調に進みこの日は隣の古い店舗とつなぎました。
そして仮設の壁を作って手前側の古い店舗を改装していきます。

そして最後に仮設の壁をはずして合体する予定です。
スタッフ達は早速古い店舗の解体作業に入り、水道屋さんは配管用の床を掘削して、第二弾工事の開始です。

それから約10日間たちました。

だいぶ木工も進み今週中には木工はおわれそうな勢いになってきました。

来週以降は、塗装屋さん、左官屋さん、クロス屋さんと順番に入ってきます。

それと平行して電気屋さん設備屋さん、サイン、テント屋さんが作業をします。

消防検査の日も決定したので、後は迷う事無く完工に向けて進むだけです。

合体するとどんな感じになるのか今から楽しみです。


2017年

7月

01日

ヘアーカラー剤のチューブ掛け

しばらく前から改装工事をしていましたヘアーサロンですが、間もなく増築部分が完成します。

この増築部分で営業を開始して、隣合わせの元の店舗を閉鎖し改装工事を開始します。
そして最後にドッキング。

こうする事でいつもの定休日だけでお店の営業を休む事無く改装工事もできると云う段取りです。

空間は決して広くはないのですが、もともと駐車場でしたので、少し工夫が必要でした。

ヘアーサロン特有の家具類も製作できましたので、今日現場組み立てを行いました。

会社の近くの前田製作所と云う家具屋さんで製作してもらっているのですが、いつもながら奇麗な仕事をしてくれます。

アジヤ圏で大量に作られる家具とは、やっぱりだいぶ違います。
・・多少、金額も違いますけど、長く使っていく必要がある部分ですから、少し丈夫にできている方が後々良いように思います。

調合代の吊り戸棚の鼻先に細いバーを取付しました。
お店のスタッフの方からの要望だったのですが、ヘアーカラー剤のチューブをここに掛ける予定です。

カラー剤の箱と同じところに、残ったカラー剤のチューブを掛けるそうです。

専門的な要望でしたが、既製品ではない場合は結構対応がとれるので、国内で家具を作るメリットもたくさんありますね。

2017年

6月

05日

ヘアーサロンの水漏れ修理

ヘアーサロンのバックシャンプーから水漏れをおこしているという事で修理に行ってきました。
もともと弊社でした内装工事ではないのですが、施工して頂いた会社が連絡が取れないとの事で、弊社をネットで探されて依頼して頂いた模様です。

早速見てきましたら、水栓ボウルのサーモあたりのパッキンが老朽化してその部分から水が少しずつ漏れていました。
なんとか使っていらしたようですが、その漏水が床を濡らし床の下地がフニャフニャになっていました。

それで機器を外して床を捲ってみました。
結構下地の合板や根太も腐敗していて、水が回ったあたり全体の床を剥がし、床を再度あたらし木材で補修し少し強度的に弱い部分は補強しました。

これで元通りの強度以上の床ができます。

床修繕箇所を隠す為に、再度フロアータイルを増張りで貼りました。

そして新しいバックシャンプーを設置して完成です。

フロアーの色も明るくなりましたので、すごく広くなった感じもします。

約2日の工事でしたが、無事に終えれて良かったです。

店頭のサインがすごく本物のシャビーな雰囲気になっていて、いい感じ!

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2017年

4月

25日

ロゴマーク

元町のギャラリーを作る工事も後少しのところまできました。

スタートから2週間です。
なかなかタイトなスケジュールでしたが、工程表の予定より一日早く進んでいます。

工程表を作る時に頭で作業内容と日数を計算していくのですが、概ね間違っていなかった事になりました。

ギャラリーの入口の扉にロゴマークを貼りました。

複雑な模様でしたので、透明のフィルムに印刷したものを貼っております。

天井の化粧と造作壁の化粧もだいたい終わり、後は賃貸オーナー様でタイルカーペットを貼って頂くと概ね完成となります。

一般の戸建等に作る店舗工事と違ってオフィースビルは上下階に他のテナントさんが入っていますので、大きな音と臭気の問題は重要な事項です。

今回も賃貸オーナー様の細心のアドバイスを頂きながら進めましたので、なんとか無事に進める事ができました。

GW明けにはギャラリーはオープンされるようです。

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2017年

4月

17日

マービンインテグリティシリーズ

神戸・元町のオフィースビル内にギャラリーを作る工事を始めました。

ギャラリーといっても住宅に関連する商品を見せる空間なので、オフィースフロアー(7階)に住宅の壁のようなものを作ります。

大学時代に課題でなんどもやった大道具を作るような不思議な感じです。

そんな事情で間仕切り壁に住宅窓をつける事になったのですが、まさかYKKやLIXILのアルミサッシュをつける訳にもいかず、輸入建材のマービン(MARVIN)のインテグリティ・シリーズ・ダブルハングを選びました。http://www.marvinjapan.co.jp

木製建具で外部に複合樹脂がカバーされてガス入りのペアーガラスまでセットされているのに、国産のアルミサッシュと値段もほとんど変わりませんので、以外と普通の住宅の方も新築時に選択されるのも良いかと思います。

ただ無塗装状態ですので、塗装費がかかる分高くなるかもしれませんね〜
明日以降窓をホワイトに塗装していきます。

ゴールデンウィークの絡みもあり4月28日迄には完成させたいので、ここからは休みなく働きたいと思います。

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2017年

2月

22日

婦人服店の什器

洋服店の工事もほぼ終わりに近づいてきました。

今回は意図的に販売する商品(婦人服)が主体になるよう、内装が前に出ないようなシンプルなデザインになっております。

什器関係もROYALのサポートが軸になり、ハンガーやガラス棚の展開が主になっています。

ROYALの展開事例は色々なご商売で使用可能ですので、内装にデザインが主張しない店舗ではかなり有力な什器だと思います。

このハンガーシステムは、住宅のリノベーションやリフォームの際、収納内部や洗面所等にも有効に利用できると思います。

店舗の正面に少しだけディスプレースペースがあるのですが、そこだけ床の模様を変えて遊ばせて頂きました。

明日この柱に店舗の屋号とマークを付ければほぼ完成となります。

平行する炉端焼店も完成間近になって来ました。

次回はそちらの内容でブログを書きたいと思います。

2016年

10月

25日

理容室と美容室

QBハウスのようなシンプルにヘアーカットだけを施術する店舗を恥ずかしながら初めて知りました。シャンプ等もないそうです。

そのような業態の店舗工事にかかりました。
もとろんQBハウスの店舗とは違います。別の会社様です。
場所は人通りの多い谷町6丁目。
小さな店舗ですが細かく考えて施工していきたいと思います。


そしてこちらは湊川公園の近くでプライベートなヘアーサロンの店舗工事にとりかかりました。
わりと湊川公園周辺は昔から縁があり、年に1〜2件店舗工事や住宅のリノベ工事を施工させて頂いているエリアです。
何か不思議な縁があるのでしょうか・・・!
友人のお友達がオーナーさんなのですが、バレーボールをされていて背の高い優しそうなイケメンなオーナー様です。
サロンに適任な感じなので、長く愛される繁盛店になりそうな予感がします。
こちらも頑張って細かく配慮しながら施工していきたいと思います。


2016年

9月

15日

POLA SALON

東梅田の繁華街でポーラサロンの店舗工事を始めました。

工事は日中ですので人通りは少ないのですが、夜ともなると不夜城の歓楽街です。

今回の工事建物は既に趣きがあるので、今あまり造作しないで壁面と天井の塗装、床のフロアータイルでほぼ完成の予定です。

カフェあたりでしたらモダンな面白い空間だと思います。
大きな梁や高い天井。
コンクリートに塗装。剥き出しの配線やコンセント。

好き嫌いがハッキリする内観ですが、玄人うけしそうな空間です。
個人的には好きな空間です。
ただ、無機質な空間ともとれるので、オーナー様のセンスでシャンデリアやカーテンをゴージャスに演出して頂きたいと思っております。

 

2016年

9月

08日

宝石店のダウンライト

いくつも台風が近づき、小雨が降ったり晴れ間が出たり。
よけいにムシムシして気持ち悪い暑さです。
早く秋にならないかと思っております。

そんなさなか元町の商店街で宝石店の店舗工事をしております。

今月の3日頃から始めたのですが、すっかり店舗らしくなってきました。
今日は新しく取付けたダウンライトも点灯させて、照度も確認できました。
宝石類を入れるガラスケースも現在、家具の工場で製作中です。
今回は店舗の内装はシンプルであまり悩まなかったのですが、ガラスケースとガラスケースを照らす照明器具を考えるのに時間を要しました。

特に商品の宝石の色目が変わるとまずいので、温白色のユニバーサルのダウンライトを商品ケースの上へ、超狭角の11度です。
そして通路等やレジカウンター部分には電球色の広角60度のダウンライトとしました。

ガラスケースを設置して商品を入れないとまだまだわからないのですが、今日の段階ではいけてるように思います。
これから壁のクロスや天井のクロス、床のフロアータイル等を貼っていきます。




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2015年

2月

25日

ヘアーカラー専門店

2月20日より工事を開始して今日で5日目に突入です。


今回は工期が短いので、忙しく手際良くやっております。


旧店鋪はチケットなどの販売をされていた店鋪で、今回はヘアーカラー専門店に改装しております。

ヘアーサロンは何度か施工した事があったのですが、ヘアーカラー専門店の施工は今回が初めてです。


ヘアーサロンに限らず、サロンも分散化して少しずつオペレーションのスタイルが変わっているようです。


なかなかサロンには行く機会がないのですが、いろいろな店鋪に敏感にアンテナを張っていかないといけないな〜と思っている次第です。





今回は小さな店舗で何もトラブルもなく順調に進んでいたのですが、今日夕方突然難題が降り注ぎました。


そう!写真の電気温水器が到着したのですが、オーナーのリクエストで540Lタイプを注文したのですが、これが予想以上に大きく、小さなスタッフルームの入口に高さがギリギリ入るか入らないかという状態です。


まあ〜どこかの壁を広げれば入るのですが、できればしたくありません。


少し宿題を残して本日は終了としました。

まあ〜たいした事はないか〜デス!




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2015年

2月

03日

Balain / 神戸・元町

昨年の11月に神戸元町で店鋪工事をさせて頂いたお客様「Balain」様のFacebookに投稿されていた写真をお借りしました。


私たちが店鋪工事を終えた段階ではフロントサッシは白だったのですが、

自分で塗装をしたいんだけれどとのお問い合わせの後、写真の様にフロントサッシは黒に変わっておりました。


白いフロントサッシもなかなか良いのですが、黒もなかなかクールな一面もでてこれまた良いです。

そして驚きはマーカーを使用して片方のガラス面にはご自身が製作するアクセサリーの形やイメージを4日間かけて描かれたようです。


そしてもう片方には、まるでイギリスのバスロールサインを全面広げた感じで、メッセージが描かれたおります。

個人的には大変好感を持ちました。

なんと云っても、オーナー自らが少しずつでも店鋪に愛情をかけて頂き、手をかけていかれる事で、訪れるお客様にもその思いは伝わると思います。
凄く嬉しお客様の投稿でしたので、ブログの記事にさせて頂きました。


〒650-0012 兵庫県神戸市中央区北長狭通4-7-3 元町フタバビル1F西
TEL:078-334-6765 FAX:078-334-6766
Open 12:00 Close 20:00 定休日:不定休
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2014年

11月

05日

Balain

ハンドメイドジュエリー「Balain」

の工事をさせて頂いております。
2014年11月15日オープンに向け最終仕上に入りました。

場所は神戸市中央区北長狭通4−7−3 元町フタバビル1F
JR元町駅北西徒歩1分

アルミフロントサッシュも納まり外壁塗装も終了
そして店名のサインもテントも取付しました


毎回工事終了時に洗い工事(清掃)をするのですが
今回は天吊りエアコンの内部も清掃させて頂きました

さすが専門の業者さんです
小型の高圧洗浄機やコンプレッサー
そして何より洗った排水を受け止めるビニールのシート
専門職らしくいろいろ工夫された物を持っています(ちょっと感心)

このエアコン、おそらく20年以上前からの使用だと思うのですが
洗浄液に混ざって落ちる黒い液を見ると
こんなに汚れているんだな〜とつくづく思います
埃やカビなどでしょうがこんな機会に一度洗うのも良いですね〜
運転効率も良くなるし吹き出す風も気持ちよいです

ちょっと早いですが間もなくクリスマスです
日頃迷惑をかけている相手にオリジナルのリングあげたら喜ぶますよ〜
そんな方はBalainに注文しましょう

俺もかな〜〜??











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2014年

10月

01日

recycle boutique is open today

2週間ほど根詰めた店鋪工事が終了し、めでたく本日リニュアルオープンしました。
無事大きなトラブルもなく工事もスムーズに進めた事は、全てのスタッフのおかげと感謝しております。

さてこの店鋪は、神戸に昔から住んでいるオヤジ世代はみんな知っている、湊川公園のパークタウンの隣り。
そうそう湊川ダイエーの専門店ゾーンにあります。
かなり古くて懐かしいビルなんですが、未だ健在で一時は建て替えの話もあったビルです。

私も子供のころから何度か足を運んでいますが、まさかこのビルの中の店鋪工事するなんて夢にも思っていませんでした。(時間がたつのも早いものです)
下町ディープさは今でも衰えを知らず、力強く本音で生きる人たちが多くて、非常に活気があります。

今日もお店の写真を撮っていると、お洒落ないでたちでピアスをしたオジサンに話しかけられ、「これだけ頑張ったら、あっちのエコ○○○、もうつぶれるな」と云われてそれなりに嬉しかったのですが、酒臭くてちょっと羨ましかったです。(昼呑みバンザイ!)

大きな空間つくりと什器(陳列棚)主体の工事でしたが、床と什器の色目(ナチュラル)・木目(オーク)を合わす事で空間のまとまりがでたかな?・・と思っております。





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2014年

9月

25日

recycle boutique 2-nd

ブロックの間仕切壁も無事に解体し、凸凹天井を水平にするため下地を解体撤去。

まだまだ残っている以前の什器等も廃棄処分して、そして軽天工事に突入です。

軽天工事・・・??
あんまり聞いた事無い工事名称でしょうが、LGS(ライト・ゲージ・スチール)で天井の下地を組み、それにPB(プラスターボード)を貼る工事です。

住宅の天井では木材を下地に組むのが多いのですが、広い面積の店鋪の場合は軽天工事が一般的です。
間仕切壁等も今回は軽天工事で仕上げました。
そして天井や壁のプラスターボードの上に壁紙を貼ると一気に店鋪らしくなってきます。

軽天工事の部分は全て隠れてしまうのですが実に重要な工事部分です。

そしてこの後、床の不陸を出来るだけ無くす為に左官工事をして、フロアータイルを貼ります。

什器の搬入組み立てを行うとほぼ完成形に近づいてきます。
今回の店鋪では什器(店鋪等で使う商品の陳列家具やケース)が多いのですが、什器の色合いや木目で統一感を出しました。
 
店鋪自体は本当に配置等もシンプルなのですが、何百種類のアイテムが陳列されていくと良い感じになりそうです。

そして地味ながら紹介すると電気配線や照明、空調工事等は工事の兼ね合いを見ながら適時にやらないとならないので、いつも最初から最後までやってもらっている感じです。
 
この電気工事も新設店舗と違って、過去の配線経路を探りながらの作業になるので経験豊富な電気工事屋さんが必須です。

今回の改装工事は約2週間の期間ですが、短期集中で精神的には疲れますがたまには逆に引き締まって良いのかも知れません。
 
夜に飲酒すれば30分もしないうちにバタンキューと眠れます(毎日の事で家族には迷惑をかけていますが・・・)!
 
 
 
 
 
 

2014年

9月

20日

recycle boutique

子供の頃、親父によく連れて行ってもらった湊川商店街。

お正月はパークタウンで服を買ってもらい春陽軒で豚まんを食べた事がむしょうに懐かしいです。

そんな一画にある湊川プラザ内でリサイクルブティックの工事を開始しました。

何年も前と何にも変わらない雰囲気の街で、シャッター通りの商店街が多い中、今でも賑やかな商店街が続いているのにはこの街の独特な下町感を感じます。

さてそのリサイクルブティックですが、同じ事業者様の店鋪が隣合わせて2店鋪運営されています。
今回プランニングから参加させて頂いたのですが、その隣あわせた2店鋪を繫いで1店鋪とし開放的なプランニングにされたらいかがかと提案させて頂きました。

そして9月10日初日、工事開始です。
しかし廃品処理や解体作業中にでいきなり問題発見です。

隣りあわせた店鋪の間仕切壁がブロック積みの壁になっていて、尚かつ梁下までのの高さ(約5M)ぐらいがそびえたっていました。
この壁は今回の最大のテーマでこの壁をとらないと全てのプランニングは最初に戻ってしまいます

全てのプランニングを見直すか?
このブロック積みを簡単に解体できるか?
この壁を解体する日数を考えるとリニュアルオープンに間にあうか?
一瞬で様々な事が頭に浮かびます。

どんな工事でもそうですが、全てスムーズに行く物件はほとんど無く、いつも大なり小なり問題はおこります。
そんな問題を解決しながら進めていくのがリフォームや改装の仕事で、新築とは一番違う事なのかも知れません。

そして結局、翌日早朝から職人の数を増やせばなんとか一日で解体できるであろうとの見解でこの日は終了。
事務所に戻り翌日の手配をすませたのは良いが家に帰っても心配事が頭をループします。
解体時の騒音や埃での近隣テナントへの迷惑・一般買物客からの苦情。
そして最悪は工事のストップ。事業者様への迷惑などなど。

翌日する工事に対していくら考えても答えは見えない悩みとわかりつつ、もやもや状態でその日は眠りにつきました。
結局、翌日なんとかブロック壁は解体できました。厚み15cmのブロック約30平米。
その瓦礫の料は2トン1車+3トン1車のトラックに平積み満載の量でした。
まずは最初の難関突破・・・つづく





2014年

7月

05日

ドッグサロンの改装

M's clear 改装

 

開業以来10周年を迎えられるのに伴い外装を新しくしたいとの依頼を頂き工事をさせて頂きました。

工事期間は、年中無休で営業されている為2日間だけ休業して頂き工事を完了しました。

 

左の写真は改装後、右の写真が改装前です。

まずファサードのポイントになっていたテントが老朽化していたので形状と色を替え交換しました。以前の作りはテントの骨組みがしっかりしていなかったので、台風がきたりするとフラフラしてたそうで、もうすこしがっちりした骨組みでつくらせて頂きました。

 

そしてテナントビルに最初からついていたサッシが黒かったので、少しハードなイメージがあったので、サッシに白(つや消し)ダイノックシートを貼り、ソフトな感じにしてみました。

 

そして、ガラスには3Mの白いドット柄でグラデーションされたガラスフイルムを貼り、いっそうソフトに見えるようにし、ロゴや表記の切り文字も細く柔らかいフォントで構成してみました。

 

室内はクロスを張り替えたり、一部開き戸を交換したりしたのですが、最大のポイントはペットゲージを単体で置ける家具をつくりました。

 

今まで積み重ねていたゲージだとメンテンンスが大変だという事で、単体のボックスに個々のゲージを置く事で、メンテナンスが容易になる事と個々にカーテンをつけるなど、ホテルも兼ねているサロンならではのご要望でした。

 

あいにくの梅雨時期で初日は雨が降り少し効率が悪かったのですが、2日目は好天に恵まれ良好に作業が進み2日間で無事終了しました。

 

オーナー様スタッフの皆様ありがとうございました。

 

 

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2014年

6月

14日

La Luna Robe

昨日6月13日、2年前に店鋪設計と施工をさせて頂いた「La Luna Robe」に寄ってみました。

かなり近くでリノベーション工事を開始していて、ぶらり寄ったのです。
 
「La Luna Robe」の店鋪工事は、10年+5年+15年と3社で約30年サラリーマンを経て、何かが違うとず〜とモヤモヤし50歳を区切りに自分で会社を起こそうと決心しました。
そして起業してホーム・リノ社を初めてまだ1年ぐらいで頂いた仕事でしたから、凄く嬉しかった記憶があります。
 
偶然にも6月12日が2周年にあたり笑顔のオーナーにもお会いする事ができました。
「お店の調子はいかがですか?」の問いかけに、「少しずつですがお客様が増えていっています。儲かるまではいかないが、ぼちぼちやってます」とのお話。
 
何かとてつもない嬉しさがこみ上げて来ました。
僕たちのできる事は店鋪という器しかつくる事ができないですが、販売する人、商品、サービスなど様々な組み合わせで成り立っていると思います。
何か一つが欠けるとなかなか上手くいかないのが商売なのだと思います?
 
あまりえらそうな事はわからないですが、このお店が上手くいかれてるのはオーナー様の性格に寄る所が大きいように思います。
 
ぜひぜひ機会があれば「La Luna Robe」に寄って下さい。
きっとオーナーの優しい性格に癒される事間違いないです。
 
「La Luna Robe」神戸市兵庫区荒田町1-10-14プラーフ湊川
(湊川パークタウン東へ300M) 078-576-0239  
 

2014年

5月

23日

pet salon

DOGS /  神戸・伊川谷
 
ペットサロンの工事も終盤に差しかかってきました。
内装はほぼ完成で後は家具の搬入とタイル工事を残しています。
 
フロントのサッシュは各店舗定型のアルミサッシュ(アルミ色)がはめ込まれていたのですが、少しクールな印象でしたので3M社のダイノックフィルムのオフホワイトを貼ってみました。
 
アルミサッシュは工場で電解着色されているので通常表面に塗料を塗っても剥がれる可能性が高いです。(最近はアルミに塗れる専用の塗料などが販売されています)
そこで我々は色数が多く均一なフイルムをサッシュの枠に貼る事が多いです。(特に木目にしたい場合などが多いですね)
 
しかしサッシュがオフホワイトで少し雰囲気が柔らかくなったのですが、バーハンドル(取手)がシルバーでクールなままです。
ここも取り替えが必要かな?とオーナーに相談しているところです。
メーカーはUNIONユニオンをお勧めします。種類が豊富でディテールが奇麗です。
 
内部のDOGバスあたりもほぼ内装は完成しました。
作業室内部は遮音材を壁・天井に入れ、ペットが爪をたてても破れにくい壁紙を貼りました。
 
後はシャワー水栓の横壁にオゾンの効果を発揮するAQUA Wan(山陽電子工業)というシャワー装置を取付けて完了です。
そして店鋪には凄く重要なサイン(看板)の取付を行います。
今回はロゴマークから提案させて頂き少しシックだけど目立つサインとなりました。
ベースのブラウンも本体はアルミフレームにアルミ複合板ベース。
それにダイノックフィルムを貼り立体感がある切り文字となっています。
 
そして照明器具は、DAIKO DOL-2242XBのハロゲン球投光器でサインには定番商品です
 
今月(5月)末には完成させたいのですが、別注の家具屋さんが仕事に追われていて少し遅れています。
どうやら関東地域(ディズニー系)の現場に追われているようです。
 
関西の職人さんがかなりの数、関東に行っていると聞くと、関西人としては少し寂しい現実です!
 
 
 

2013年

12月

11日

「英語教室と雑貨店の併用店舗」

英語教室・雑貨 / 神戸・王子公園

 
突然寒さが厳しくなってきました。
コートやマフラーが一回り分厚くなり軽快に動けません。
予報では今年はかなり寒くなるとの事ですが、さてどうなんでしょうか?
 
英語教室兼雑貨店の店舗改装に着手しました。
もともとは英語教室なのですが、雑貨店と英語教室を併用する店舗となります。
もともとは事務所仕様のデザインですので英語教室だけならあまり違和感はないのですが、雑貨店としてはシンプルで単調なので少し手をかけてかわいくしたいと思います。
 
まずは室内に英語教室で通う生徒の為の手洗いコーナーをつくり、そして店舗と住宅を間仕切るドアを少し頑丈な物に交換しようと思います。
どうしても店舗の防犯には限界があるので、住宅に侵入されるのを少しでも防ぐ対策です。
 
そして明日からは店舗ファサードの改装にかかり、来週には床・壁・塗装・テントと順番に進んでいきます。
 
年内には完成させたいと意気込んでおりますので、この続きは引き続きブログでご紹介していく予定です。
 
 
 
 

2013年

11月

13日

「jewelry eclat」

ちょうど1年前に店舗の施工させて頂いた、ジュエリーエクラにぶらっと寄りました。

いきなり目に飛び込んだ景色が、オーナーが大きな眼鏡(特殊)をつけてアクセサリーを作っておりました。
 
Facebookでは良く商品を拝見してたのですが、結構高級な商品を販売しているんだと思っていたのですが、よくよく値札を見ると自分が思ってた金額より桁が一つ少ない価格で、まったく驚いた次第です。
その後いろいろお話を伺うと、全て自分で制作されているのでその金額でいけるとの事。
はっきり云ってかなり安いです。
 
そしてリクエストでどのようにも製作してくれる事やアレンジなども対応してもらえるようです。
私自身はアクセサリーにはあまり関わりがないのですが、お義母さんの次のイベントには購入しようと心で密かに思いました。
 
商いはまづまづとの事で、多少関われた者としては嬉しい限りです。
場所は阪神御影の市場で有名な「旨水館」の中にあります。昔からある有名な市場で、結構有名店が多い市場です。
 
北側には「御影クラッセ」と云う商業ビルがあるのですが、私は人間味のある「旨水館」の方が好きですね〜。
 
 

2013年

11月

01日

「雑貨屋さんのプランをしています」

雑貨屋さんのプランをしています。

 
最近は既に「Web Shop」を開業されていらっしゃる方から、実店舗がやっぱり必要との事で多少店舗内装のご依頼を頂けるようになりました。
 
ネットショップが珍しくない時代になり、WebShopが開業しやすくなった昨今ですが、実店舗があった方が好ましいとの話を伺うとなんだか凄く嬉しくなります。
私の時代だと商品を自分で見て手にとり納得して購入となるのがあたりまえでしたが、ネットだけの画像と説明だけでは不安な部分もありますよね!
 
家電品のように近隣の店舗で確認できるものならいざ知らず、一点物の雑貨や服飾用品となると多少不安な部分もあります。
 
まして手に持って確認したいと思っても、それが出来ないと購入をためらう場面もでてきます。
 
そんな時実店舗でも確認できますよ的な注釈が加えられていたら、その商品を確認に行くかも知れませんが、その文章に安心をしてわざわざ確認に行かないでも購入するかも知れません。
 
私自身、便利さと引き換えにコミュニケーション無しで購入して、思ってたものと違うとガッカリした事が多々あります。
どう思っていた物と違うとか、今後どんな物が欲しいとか、ここがこうだったら買うとか、様々な知恵を頂けるのも実店舗の良さでしょうか?
 
まあ〜手前勝手な話ですけど、実店舗を持たれる事はリスクかも知れませんが、計り知れない情報をもたらす事と思います。
ほんとうに小さな店舗で良いと思います。自宅の一部屋を改装されるのも良いかも知れません。
 
 

2013年

4月

08日

「メナードフェイシャルサロン熱顧」

メナードフェイシャルサロンの工事が終わり、今から家具関係を搬入し、いよいよ4月下旬頃オープン致します。

場所は新長田アスタプラザウエスト2Fですので、ご近所の方や新長田界隈で働く方はご贔屓よろしくお願い致します。


私ごとで恐縮ですが50歳を過ぎて独立し1年と少し。

世間からすればこんな会社に仕事頼んでも大丈夫かいなと思われるかもしれませんが、出会いを大切に与えられたチャンスを誠実に責任感を持ってやり遂げたいと思っております。

これからも尚いっそう、企画・デザイン・設計・施工共努力致しますのでよろしくお願い申し上げます。

 

 

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2012年

9月

22日

「姿勢屋」 住吉本町 工事進捗状況

住吉本町の店舗(教室?)の床を貼り、壁にクロスを貼りだしました。今日で終わる予定です。上の写真は午前中の写真ですので、今日で壁紙は貼り終えています。

昨日、かなり古いビルで長く営業されているカットサロンから改装の相談を頂きました。

この当時の内装クロスはコンクリート壁に直にクロスが貼られています。

結露がひどいと剥がれてしまっても仕方無い状況ですがこれで普通だったんでしょうね?

 

いろいろな状況で工夫をしながら考えていくのは楽しいです。

 

もちろん普通に綺麗に改装できる事がオーナー様のあたりまえの期待でしょうが、我々は後々のメンテナンスを含めて考えると安易な事はできないのが宿命であり使命でしょうか。

 

 

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2012年

9月

20日

「姿勢屋」 住吉本町 工事開始

昨日工事開始、根太と床の捨て貼りを完了しました。

床下地組は「コンクリボンド」を根太の裏側に塗り「ビスコン」で固定し、その上に床仕上材の下地になる構造用合板(厚み12mm)を貼ります。


レベル(水平)さえ出す事ができれば、日曜大工でもできるかも?ですが、簡単そうに見えてもいろいろな工具類がなければなかなか大変な作業だと思います。

くれぐれも日曜大工でやらないで下さい。・・・私の会社の仕事がなくなりますから!(笑)

工事開始日一日でだいたい床下地までできましたので、いよいよ今日・明日で床を貼ります。

(材料は今日届きました。)

入口のサッシも建具屋さんが図面を書いてくれましたので助かります。(こういった実施図面は各専門業者さんでないと難しいです。)

明日には床仕上材を全て貼り終えて、その後壁紙を貼る作業にかかろうと思います。

 

 

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2012年

9月

13日

「姿勢屋」住吉本町

整体やウォーキング指導などをされるオーナー様から店舗施工の依頼を請けました。

現況が駐車場のスペースを店舗に改装する計画です。仮称「姿勢屋」です。

スカンジナビアフローリング

オーナー様のこだわりはお客様が直接目にして身体が触れられる床でした。

床から癒し空間を感じて頂けないかとのリクエストです。

そこで今回は、弊社一押しのデンマーク生まれ"スカンジナビアンリビング”のフローリング(ヘベアネイチャーホワイトオイル)を貼る予定です。

フローリングの詳細はこちら→

 

 

まもなく店舗改装工事を始めますので、10月初旬ぐらいにはこの床の感触を体感して頂けると思います。ぜひご近所(神戸市東灘区住吉本町1丁目)にお住まいの方で自然素材の床にご興味のある方は体感してください。


工事の進捗はブログに常時UP致します。

 

 

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2012年

9月

12日

「セレクトショップと鍛冶屋さん」

昨日、セレクトショップの外装工事を終えました。今後の計画時に注意するべきポイントが見つかりました。
「鍛冶屋さんは現場に来させない。」


今回作業手順上、先に外部建具(スチール)の枠を取り付け、ドアや格子・面押さえ等を現場で溶接作業をしたのですが、なにせ鍛冶屋さんは60歳以上で普段工場の中で作業している癖が身についていて、現場での繊細な配慮が足りないのです。


もちろん監理する側の私がガツンと注意をすれば良いのでしょうが、わざと配慮が足りないのではなくもうそんな配慮に気付かないのです。今更60歳を過ぎた職人さんにたたき込む様な内容でもなく、今回は軽い注意にとどめてしまいました。


工事開始までの余裕を持って、鍛冶屋さんが現場に来ることなく進めて行けるように計画しようと心に決めました。

 

 

もともと和風の飲食店だった建物をセレクトショップに改装される計画で外装変更の依頼を頂き無事完成する事ができました。

当初の予定より10日程伸びてしまい施主様にはご迷惑をかけてしまいましたが、快くお引き渡しさせて頂いた事感謝申し上げます。

 

 

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2012年

8月

20日

「セレクトショップの外装工事」

「鍋料理飲食店」から「セレクトショップ」に外装を変える工事にかかりました。8月17・18日と解体工事をして、19日に外装下地を組みました。


いつも感じるのですが、施主の思いとこちらのイメージとの整合性がとれているのか等工事にまつわる内容が精神的にきついのですが、これは何とか解決する自信はありますし、何とか解決できる問題なのですが、それ以上に精神的にきついのは近隣への配慮や通行者への安全等が大変です。


なにせ店舗工事は繁華街でする事が多く、全面道路の人の通行に非常に気を使います。普通に歩く歩行者・携帯電話を見ながらの歩行者・日傘をさしたふらふらした自転車・子供を乗せた自転車・突然の雨にあわてる歩行者等、どんな状況であれ何か事故があったらたちまち大変な事になります。


安全対策でガードマンをつけるぐらいの予算がとれれば良いのですがなかなかそうもいきませんし、仮に予算がとれたとしてもこの頃のガードマンも立ってるだけの人もいますし必ずしも安全とは云えないかもしれません。

 

この問題は100%安全だと云える様な内容でもなく、必ずこのリスクは大なり小なり存在します。そんな心配を工事をするたびに体験し、「もう工事はしたくない」と思う事もあるのですが、これはお金を頂いている我々業者の宿命です。

そう毎回思いながら工事が終わる度に安全に終えられた事にホット肩をなでおろします。そんな思いで工事を繰り返しながらも何事もなく今までこれた事を天(神・運)に感謝します。

 

 

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2012年

7月

19日

「 セレクトショップの外装提案 」

お客様から飲食店だった店舗の外装を変更したい旨相談を頂きました。

弊社はまだまだ若い会社ですので、どんな依頼も大変嬉しく思います。

とにかくあたりまえの言葉ですが、「誠心誠意」薄利でいいので良い空間を創っていければいつかは結果はついて来ると信じています。

 

・・・まえがきが長くなってしまいましたが、今回はセレクトショップの計画との事。

こんな感じで提案しました。

施工予算で同意を得られ実施施工に繋がれば良いんですけど、こればかりはわかりません。(^u^)

 


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