recycle boutique

子供の頃、親父によく連れて行ってもらった湊川商店街。

お正月はパークタウンで服を買ってもらい春陽軒で豚まんを食べた事がむしょうに懐かしいです。

そんな一画にある湊川プラザ内でリサイクルブティックの工事を開始しました。

何年も前と何にも変わらない雰囲気の街で、シャッター通りの商店街が多い中、今でも賑やかな商店街が続いているのにはこの街の独特な下町感を感じます。

さてそのリサイクルブティックですが、同じ事業者様の店鋪が隣合わせて2店鋪運営されています。
今回プランニングから参加させて頂いたのですが、その隣あわせた2店鋪を繫いで1店鋪とし開放的なプランニングにされたらいかがかと提案させて頂きました。

そして9月10日初日、工事開始です。
しかし廃品処理や解体作業中にでいきなり問題発見です。

隣りあわせた店鋪の間仕切壁がブロック積みの壁になっていて、尚かつ梁下までのの高さ(約5M)ぐらいがそびえたっていました。
この壁は今回の最大のテーマでこの壁をとらないと全てのプランニングは最初に戻ってしまいます

全てのプランニングを見直すか?
このブロック積みを簡単に解体できるか?
この壁を解体する日数を考えるとリニュアルオープンに間にあうか?
一瞬で様々な事が頭に浮かびます。

どんな工事でもそうですが、全てスムーズに行く物件はほとんど無く、いつも大なり小なり問題はおこります。
そんな問題を解決しながら進めていくのがリフォームや改装の仕事で、新築とは一番違う事なのかも知れません。

そして結局、翌日早朝から職人の数を増やせばなんとか一日で解体できるであろうとの見解でこの日は終了。
事務所に戻り翌日の手配をすませたのは良いが家に帰っても心配事が頭をループします。
解体時の騒音や埃での近隣テナントへの迷惑・一般買物客からの苦情。
そして最悪は工事のストップ。事業者様への迷惑などなど。

翌日する工事に対していくら考えても答えは見えない悩みとわかりつつ、もやもや状態でその日は眠りにつきました。
結局、翌日なんとかブロック壁は解体できました。厚み15cmのブロック約30平米。
その瓦礫の料は2トン1車+3トン1車のトラックに平積み満載の量でした。
まずは最初の難関突破・・・つづく






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