日々の工事状況 (ブログ)

2024年

3月

18日

塗壁仕上

内装の壁を作り、モルタルで2回下地処理を施し、その上から仕上にジョリーパッドを施します。この動画は1回目の様子です。
熟年の職人さんで朝早くから黙々と作業してくレます。ありがたい事です。

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2024年

3月

08日

木製建具

通常、店舗の入口や窓に使用する建具は木製建具を使用することが多いです。

住宅の場合はほとんど機密性と耐水性を優先してアルミサッシを使用するのですが、趣を大事にする店舗は木製の建具を使うことが多いです。

アルミサッシ の場合は決まったデザインしか一般的にはないのですが、木製建具の場合はサイズや形状、デザインまで自由に制作することができます。
この写真も今店舗工事をしている現場用に制作しました。

材質も選べるのですが、一般的にスプルースで作る事が多いです。
スプルースは北米あたりの針葉樹で、木目が綺麗で加工にむいている材料です。

庇が無く直接建具が外壁に面して雨風が常時かかるような場合は、耐水性の高い檜などが適していると思います。

そして白っぽい色めですので、塗装は必須です。
現場で何種類かの色を作り、施主確認を繰り返し、塗って行くことになります。

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2024年

3月

06日

エステサロン

先日工事を終えたエステサロンが先日オープンされました。

ありがたいことにオープン後の写真を頂き感謝しているところです。

我々は店舗工事を終えるところまでは写真を写して資料として保存しているのですが、工事終了後からオープンまでに飾り付けされた店舗の写真は、なかなか写せてない事が多いのです。

飾り付けに雑貨や観葉植物が置かれ、扱い商品なども展示されると、ぐっとサロンらしい雰囲気になります。

私たち店舗工事業者は刺身盛りで言わば器を作っているだけで、大根のツマは飾り付けの雑貨や観葉植物、刺身はエステサロンで言えば施術というところでしょうか?

末永く事業を続けられ繁盛されること心より願います。

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2024年

2月

28日

ダクト工事

明石駅近くでビストロの店舗工事をしております。
飲食店の店舗工事の場合、工事費用の半分近くを、設備工事がしめます。

主に電気工事、水道工事、ガス工事、そして換気工事等々。
設備工事はどれもかなり重要で、オーナー様との意思疎通をしっかりやらないと、簡単にやり直すことが難しい部分です。

その中の換気工事のダクトを仕込んでいる写真です。
一般のご家庭の場合、家庭用の換気扇程度で良いのですが、飲食店の場合はガス量や電気量、そして換気量は職種によってもかなり違い難しい分野です。

弊社もかなり経験豊富な専用業者様にご協力頂いておりますが業界自体はニッチな分野だと思います。

設備工事全般に言える事ですが、意匠的にあまり目にしない隠れた部分ですが、実際は内装の装飾より大事な部分だと思います。

3月末ごろを目指して工事を進めています。
無事に何事もなくオーナー様に喜んで頂けるよう頑張りたいと思います。

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2024年

2月

19日

サロンにIKEAの什器

ひと月ほど前から内装工事をしていたサロンですが、ほとんど終盤を迎えました。

オーナー様自ら購入されたIKEAの家具を取り付けている様子です。
年に数回IKEAの家具を組立手伝いをする機会があるのですが、驚きの精度で組み上がっていきます。(この精度はただただ感心してしまいます)
コストの配分から部材や部品などは少し不安な気もしますが、コストバリューは群を抜いていると思います。

人件費の安いロシア国境で作らないと、このクオリティーは日本では真似はできないと思います。

そんなIKEAの家具を組立が終わった順に所定の場所に取付させて頂きました。

何もない時は室内も殺風景な景色だしたが、家具をおいて照明が灯れば、一挙に様相が変わります。

店舗工事の場合、基本的にはオープン日が概ね決まっているので、完成間際になると慌てる事もありますが、予定通りの期間でできたことに安堵致します。

次の店舗の期日は3月31日です。(がんばろうと思います)

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2024年

2月

14日

スナックのカウンター

先日、改装工事をさせていただいた福原のスナック。
カウンター天板にシートを貼らせていただいたのですが、光沢があるシートを選ばれたので施工をしてみたのですが、数日たって、表面に傷がかなりつき目立ちやすいとお叱りを受けました。

 

もちろんサンプル帳で施主様に選んでいただいたものを貼ったのですが、こちらの配慮が足りずに、光沢のあるフイルムには傷がつきやすいとの説明ができず、再度貼り直しとなりました。

前のシートの欠点が出にくい、マットな色目のシート再度貼った写真です。

普段から注意して、お客様目線で素材選びなどもするのですが、今回のようにこちらの落ち度が発生することもあります。

幸い良好な関係を維持できておりますの気持ちよくこちらの負担で再施工させて頂きました。

100%のつもりで施工しているのですが、物を作るという仕事がら1たす1が必ず2になるとは限らない業種です。
できるだけ100%近づけるようにこれからも精進したいと思います。

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2024年

2月

09日

Mクロス

通常、壁の下地は、プラスターボードの12.5mmか9.5mmを使用します。
標準品はベージュ色、軽量タイプはうす灰色で、写真に写るグレー部分は、軽量タイプのプラスターボードです。

一部、壁中央部に写るベージュ色のボードは、近年発売された「Mクロス」と言うボードで、構造用合板の表面にボードの紙を貼ったクロス下地用合板です。
ボードと同じ厚みなので、ボードと比べても段差ができません。
しかも構造用なので手すりの取付部や棚などの取付部等、壁下地補強に最適な素材です。

サロン工事と並行して、明石のビストロの工事を開始しました。
以前はイタリアン、その前は焼肉店と居抜き状態でのオーナー変わりがずいぶん続いているので、内装が増し貼りだらけになっています。

流石にこれ以上増し貼りでは施工が難しいので、いったん剥がせるところは全て剥がして、ファサードの外壁を含めて解体をしようと思っています。

工事が終わる頃には、明石のちょっとした事が、少しはわかるようになっていると思います。

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2024年

1月

30日

サロンの施工

もと学習塾があった店舗(事務所)に、こぢんまりとしたエステサロンを作っています。
真下の店舗が託児所の為、子供さんのお昼寝タイムが有りお昼時間の3時間ほど音が出る作業ができないので、結構工事が進まなくてヒリヒリしております。
オープン日は決まっているので、頑張ってやらなければと思っております。

話は変わるのですが、先日内装工事をした、児童発達促進教室、24時間フィットネスなど、本部主導のフランチャイズ店舗の場合、概ね本部が作成した店舗創りマニュアルが用意されています。
コーポレート
アイデンティティCI)に基づいたビジュアルアイデンティティVI)と言うところでしょうか。

店舗を作っては見直しを繰り返しながら作成される為、細部まで指定されており、工事を施工する我々には有難いことなのですが、少し窮屈に感じる部分もあります。
個人的には、地域性や時代性なども加味できるように3分の1ぐらい可変性をもたすぐらいにしていただければ、少しは我々にもご提案などができて楽しいと思うのですがいかがでしょうか・・・?

このサロンを作った後はビストロ(小さなレストラン)の工事にかかる予定です。
コロナ禍がすぎて少しずつ店舗施工の業界も移転や新店など動き出したように感じます。

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2024年

1月

15日

消防検査

店舗を作る際、よく出てくる消防検査。
消防法という法律に基づいて関係書類を提出し、正しく施工されているかを確認することです。
消防法は凄く苦手な部類で、職種や建物規模、店舗広さ、そして建物構造等々何度本を読んだりしてもなかなか覚えれる相手ではありません。苦手意識が強くてお手上げ状態です。

ですので、毎回所轄の消防署に事前に相談に行き、何をどうすれば良いかを査察担当の方に聞くようにしています。
担当の方も数人いて多少担当者で違うことを言われる場合がありますが、そこは笑いながら真偽させていただいています。

今日は、今工事をしている福祉関係の店舗の検査を受けました。
基本的には防災専門業者の方に申請していただくのですが、多少の知識はつけておかないといけない部類です。

しかし正直、制服関係の方は苦手で怖いです。法律とかけ離れた作業現場では求める結果があまりにも違いすぎます。

そんな公務員の方がヘソを曲げると大変な事になるので、ひたすら平伏して何事も起こらないことを願います。
今日は何事もなく許可がおりたので良かったです。

遅くなりましたが、2024年も引き続きご贔屓いただきたく、よろしくお願い申し上げます。

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2023年

12月

26日

2023年『ありがとうございました』

児童福祉関係の施設工事を行っています。

最近街中でいろいろな種類役割の児童福祉施設を見かけます。
私が子供の頃を少し思い返しましたが、それほど多種多様にある施設ではなく、放課後教室などが無い代わりにかぎっ子の私は家でじっとしていたように思います。

生活様式の多様化で様々な関連施設ができ、市町村も多大な援助活動もされていて時代の移ろいを感じます。

今このブログを書いているのが12月26日なのですが、早いもので間も無く2023年も終わりそうです。

時間だけは誰にも同じように与えられているので、その与えられた時間を有効に大事に過ごしていきたいと、改めて思っている次第です。

今年もいろいろな方にお会いでき、様々なアドバイスを頂き、仕事ができたこと深く感謝申し上げます。ありがとうございました・・

最近、「買うての幸い、売っての幸せ」が何度も出てくる「あきない世傳 金と銀」を読み始め、今十巻に突入しています。お正月休み中に十三巻まで読み切りたいと思っています。

2024年(令和6年)もよろしくお願い致します。(敬拝)


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2023年

12月

04日

児童教室とエステ店

こんにちは(Y)です!

ハンバーガーショップとスナックの改装工事が終わり、

来週からは児童発達支援事業の教室を作らせていただきます。

 

小学校就学前の発達障害のお子様等に対しての教室になるとのことで、チャイルドロックを設置することや、鍵をドアの上部に設置する等、お子様の安全を第一に優先した工事になります。

 

イメージパースのように、お子様が集団で療育できる教室のほか、個別で療育できる教室や相談室等を作っていきます。

 

私自身も小さな子供がいるので、子供を持つ身として、このような教室が少しでも多くなり、たくさんの子供と親御様が笑顔で生活してくれればと願うばかりです。

 

そして、来年1月からはエステ店の新設工事を予定しています。

 

エステによる施術と化粧品の物販を行う店舗になるため、

イメージパースのように、清潔でシンプルな仕上がりにしていきたいと思います。

 

工事開始後、経過をブログにアップしていきたいと思うので、また覗きに来てください。

 

今年も残すところあと1ヶ月ですが、良い締めくくりができるよう、明日からも一層気を引き締めて取り組んでいきます。

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2023年

11月

06日

カウンターの鼻木

スナックのカウンターを少し綺麗にしたいとのご要望があり、対応させて頂きました。

まずはカウンターの鼻木(肘をかけたりするところ)がベタつく為にフイルムが貼られていました。
塗装屋さんの話では、カウンターに塗られているウレタン塗装が何層かに塗られ、長年の皮脂油が堆積してベタつきを生んでるんじゃないかと言う見解です。
確かにテーブル天板などもウレタン塗装の場合ベタつきが発生していた事があります。

鼻木に貼られたフイルムを剥がしいろいろな溶剤で拭いてはみたものの、結局ベタつきは解決しませんでした。

なんとか解決しようと塗装屋さんと相談して、鼻木のウレタン塗装を剥離材で全て剥がしてみました。

少しずつ剥離材を塗って塗料面を溶かし、コテで何度も少しずつ取ってみました。

2日間かけ5回ほど繰り返し、その都度ペーパーをかけ時間はかかりましたが、ほとんど古い塗料をとることができました。

木目の綺麗な鼻木が現れます。
ベタつきもなくなりかなりスッキリした状態になりました。

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2023年

10月

26日

厨房用排煙処理装置の移設

工事中のハンバーガーショップなのですが、前の店舗の厨房用排煙処理装置の吹き出し位置が西方向に向いていて、訳があって向きを変える依頼が急遽ありました。

排煙装置の位置を変えるために既存のつなぎ口から切り離し、結構な重量があったので、みんなでワイワイ南側を向くように移動させました。

それからいつもお世話になっている、山口板金さんにお願いして、急遽角形のダクトを作ってもらい、無事に接続を終えたのが左の写真です。

店舗工事にはいろいろな問題ごとが多々起こります。

尻込みしていたら何にも進まないですが、勢いよく実直に進めたら何とか解決を見出す事ができると信じて、毎日現場を進めています。

季節が良く気温湿度とも最高に気持ちいが良い時期です。
今日もはりきって現場にまいります。

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2023年

10月

18日

サンダーバーガー店舗工事

三宮のセンターサウス通りにあった豚丼専門店を業態変更でハンバーショップに改装中です。

前の豚丼専門店の工事をされた業者さんが建物躯体の外壁にコンパネ板を貼り、ジョリーパッドで鶯色の塗り壁にさせれいました。

ハンバーガー屋への業態変更なので、なんかこのイメージをガラッと変えたいと思い煉瓦タイルを貼った外壁に変更する案で許可を頂きました。

まず足場を設置して、今までの鶯色の壁を剥がしました。

安易な取付で割とスムーズに外せました。
外れない場合はこの塗り壁の上から煉瓦タイルを貼ろうかとも思ったのですが、結果的に良かったです。

すっかり元の躯体外壁に戻り、あの鶯色の雑な壁が無くなってスッキリしたように思います。

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2023年

10月

12日

スナックの改装

かつては一大歓楽街の新開地・福原で初めてスナックの改装工事の依頼をうけました。

今までスナックからは問い合わすらないのですが、想像だけですが、お客さんの中に必ず一人や二人建築に関する職人さんなどがいて、そのつてで改装工事が進むことが大半だろうと想像します。

しかし今回は代替わりに伴う改装で、あえてお客さんの関係を断ち切って、依頼して頂いたようです。

ともかく古い感じのスナックで外観と店内のトイレのみの交換なのですが、まずは最初に入口のドアを変えました。
この後外装を少し変える予定です。

いつもは古い店舗の場合、高さも無いので木製のドアを作って変えるのですが、防水性とシャッター無しの治安上からアルミのドアにさせて頂きました。

毎日のように新開地に出向いているんですが、パチンコ屋ばかりで昔の演芸場や映画館が立ち並ぶ姿が懐かしく、何かの手法で再生されないかと期待しています。

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2023年

10月

03日

ハンバーガー店工事開始

洒落たマンホールが設置された石畳の通りでハンバーガーショップの店舗工事を始めました。

最近iphoneで写真を撮っているので結構広く見えてる通りは写真の見た目以上に狭くて、工事車両を止めて道具や材料を降したら、すぐに車を移動させないといけない道路で、工事屋としては大変ですが、通行人にも迷惑がかかりそうで妙に恐縮する場所です。

そんな場所で最大に恐縮していた足場を工事開始2日目の今日、人通りの少ない朝から設置しました。

約90分ほどの作業でしたが、無事に何事もなく終われてほっと胸をなで下ろしている状態です。

明日以降ファサードをガラッと変えるので、サイン関係を撤去して外壁塗装と外壁タイル工事に入って行きます。

同時に内装も変更しますので、たまに経過をブログにアップしたいと思っています。

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2023年

9月

26日

古い家のリフォーム完工

築50年程度の古い家のリフォーム工事をしていました。
何度か経過はブログにもあげたのですが、やっと完了しました。
電気関係の貧困さ住設機器の劣化が著しく、なんとか安価で清潔なお家になればとの思いで進めて行きました。

2回路しかなかった電気容量ですので、流石に申請をして容量アップをしております。

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2023年

9月

20日

バーガー店計画

来月初旬からハンバーガーショップの工事にかかります。

だいぶ以前に一度、三宮東北エリアで「〇〇○バーガー」という名の店舗工事をしたことがあるのですが、訳あってすぐにその店は閉店したと聞きました。

現在も他の店舗はもちろんやっており人気店だと伺っております。
そんな中で久しぶりにバーガーショップの店舗工事をすることになりました。

ハンバーガーショップと聞くとマクドナルドやモスバーガー・バーガーキングなどナショナルブランドしか思いつかないのですが、個人店のような個性的なショップが増えれば良いのにと個人的に思っていました。

私はあまりナショナルブランドのバーガーショップには行きません。
美味しくて安いのですが、あのソフトドリンクがあまり好きではなくて、できればビールと一緒に流し込みたい派です。

今回のお店はアルコールも置くと聞いています。
完成時には、たくさんのお客さんが集まり、ビール片手にワイワイしているイメージを浮かべて工事に取り掛かりたいと思います。

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2023年

9月

06日

古い家のリフォーム−2

古家のリフォームを続けてしております。

小さく間仕切られた古い家。
梁がしっかりしてるなら柱の位置を変えたり、抜いたりもできるのですが、これほど古いと基本的な構造は触りたくないです。

扇風機がある手前の部屋は和室、奥の部屋は台所として使われていました。

手をつけたのは、奥の台所を洗面と洗濯スペースに、そして手前の和室は畳をやめてダイニングキッチンに改装しています。

本当はこの間の柱を抜いて一つの空間にすれば広がり感はでるのでしょうがそれはできません。
個人的にはデザイン優先の家よりも機能優先でその機能がデザインを作るといつも思っています。

コストを見ながら、少しでも楽しい家になるようクロスやクッションフロアーを柄物にしてみました。

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2023年

8月

25日

古い家のリフォーム

しばらく店舗工事が続いていましたが、久しぶりの戸建のリフォームです。

初見は完全に建替のレベルまで建物自体が劣化しており、一旦は尻込みした現場ですが、施主様からの強い要望もあり、出来る限り綺麗にしたいと思っています。

電気関係も貧弱で、電灯用とコンセント用に2回路しかありませんでした。
エアコンをつけた気配も無く、どうして先住者の方は暮らしていたのだろうと、妙に興味を持ちます。

お風呂も在来仕様の狭い場所でしたが、流石に今回はユニットバスに変更したいと思います。

いわゆる昔からある真壁で壁は竹を組んだ下地に砂泥壁で仕上げられており、家が完成するまで相当時間を要したのだろうと容易に想像ができます。
昔は壁の下地に竹を組む専門の職人さん(主に女性)が居たそうです。

少し環境的に厳しい現場ですが、これも仕事ですから楽しんでやりたいと思っています。

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2023年

8月

16日

コミュニティーカフェ「ちーさん家」

神戸の垂水区にある新多聞センター街
14店舗だけの小さな通り
かつては多聞地域最大規模の団地の住民の生活を支える為に作られたようです。

今は近くに大きなショッピングセンターができ半数近くの商店がシャッターを降ろしている状況ですが、そんな通りにお年寄りから子供さんまでがコミュニケーションをコンセプトにしたカフェの店舗工事をしています。

誰もが入りやすい雰囲気のデザインにして、オーナー様のメニュー価格も安価設定です。

すっかりお年寄りばかりになった地域ではありますが、毎日核店舗になるコープさんは、車の無いお年寄りにはかけがえのない存在です。

そんなコープさんのすぐ前ですから、工事中から通行人の方に何ができるのと聞かれるたびにカフェになる事をお話しすると、ほんとうに良かったと目を細められいろいろな思い出話をされます。

昔、喫茶店が1軒あったみたいですがそのお店もなくなり、買い物の後にゆっくりできる喫茶店がありがたいようです。

もう既に工事中から期待の声を一杯聞きました。
コンセプト通りの反響です。何か微笑ましい現場です。

8月後半にはオープンされる予定ですが、近くの方は覗いて見てください。

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2023年

8月

07日

オフィースと食品製造厨房施設

6月末ごろから始めた、オフィース兼食品製造所の工事も完成に近づきました。

内装はほぼ終了して今日は洗い屋さんが清掃しています。
昨日日曜日、やっとエアコン工事が終わり今日は快適な環境で作業をしておりますが、それまでは毎日サウナの中で作業をしているかの如く、汗がボタボタ流れる日々でした。
最近は空調服の職人さんがだいぶ多くなったのですが、相変わらず老人組みの職人は長袖の作業服で、不器用な方が多いようです。

基本建物が古く、床鳴りがひどい状況だったのですが、床を補修しまくり、天井壁を作ってクロスを貼ると見違えるように綺麗になりました。

食品製造室は中古の厨房機器を施主様が仕入れ、我々が床の嵩上げ、給排水の仕込みから接続までを受け持った形で進めました。

中古の厨房機器の場合、細かな電気容量やコンセント形状、給排水の配管寸法などが分かりにくいので、現物を確認しながら進めたので、厨房メーカーが据付する時と違いちょっと手間がかかります。

しかし最近は少しでも初期費用を抑えるために中古の厨房機器を持ち込む施主様が多いように思います。
これも時代の流れなのでしょう。
我々工事業者も流れに逆らわずに笹舟の如く施主様に寄り添っていくだけです。

少しタイトな工事期間の現場でしたが、なんとか間に合って良かったと肩を撫で下ろしているところです。

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2023年

7月

31日

カフェカウンター

こんにちは(Y)です。

 

垂水区のコミュニティカフェ工事もLGS下地組み、プラスターボード貼り、床下地の造作が完了し、中盤を迎えています。

 

もともと店内はスケルトンだったため、壁の全面と天井を造作しました。

 

床は、既存配管(給排水管)が店の奥側(窓の左)にあったため、配管が干渉するエリアは、既存床+150mm程の高さで、新たに床を造作しました。(調整束+パーチクルボード20mm+構造用合板12mm)

 

現在は写真にも写っている、カウンターを造作しています。

 

今回のカウンターは、床から天板までの高さが720mmのローカウンターとしました。

 

この720mmという高さは、ご家庭で使用されているダイニングテーブルとほぼ同じ高さなので、座った際に足が床につき、幅広い年齢層がゆったりできたり、お客様が長時間滞在しやすい等のメリットがあります。

 

 

カウンターには他にも、高さが950mm前後のミドルカウンター、高さが1050mm前後のハイカウンターがあり、お店のコンセプトや事業計画に沿って、カウンター高さを決定することが大切になります。

 

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2023年

7月

24日

古い英国のアンティーク扉

事務所兼食品製造所(厨房)の工事も中盤を迎え、暑さにもがきながらも少しずつ進んでおります。

LGSの下地骨組み、床下地の造作、不陸調整なども済み、室内建具を取付ています。

室内の出入口に使う2箇所の室内建具のみオーナー様が購入されたアンティークの品を取り付ることになっていたのですが、流石に建具枠はアンティークショップには無かったようなので、弊社で建具に合うサイズの枠を新しく作り、吊り下げた状態です。

最終的にはハンドルをつけて錠とクローザーを取付、枠を本体に合わせて塗装する予定です。

こちらの部屋が厨房(食品製造所)になるのですが、壁には水や湿気に強いケイカル板を貼っています。

内部の壁や天井を塗装で仕上げる予定ですが、すぐに厨房機器も入れないといけないので、一番先行して壁を作っています。

こうしてブログはエアコンの効いた室内で作成できるので快適なのですが、流石にこの時期現場はエアコンはない(あっても使用できない)ので職人さん達はかなり暑さでバテているように感じます。

さあ〜、今から現場に走って、飲み物でも補給してもらおうと思います。

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2023年

7月

12日

コミュニティカフェのファサード

こんにちは(Y)です!

「地域の方々の拠り所になれるような温かなカフェにしたい」という施主様からの素敵なご要望のもと、神戸市垂水区で「コミュニティカフェ」の新設工事が始まりました。

 

最近はご近所に住んでいる方でさえも、顔や名前もわからない。会話したことがない。等他人に干渉しないことが社会の常識になりつつあります。

 

勿論、深く干渉することが良いとは思いませんが、個人的には昔の下町のようなアットホームな雰囲気が大好きなので、今回のご要望を聞いたときには大変うれしく思いました。

 

今回はこのお店のファサードについて、ブログを書いていきたいと思います。

 

まずファサードとは、建物を正面から見たときの外観のこと。いわゆる建物の顔部分です。ファサードはお店のデザインや雰囲気を表現する大変重要な部分のため、お店によって様々な工夫が必要になります。

 

今回はアットホームで居心地の良いカフェにしたいので、建具類は木製で製作することにし、大きめの框ドア・FIXドア・テイクアウト用のカウンターと引違い窓の設置をご提案しました。※画像左参照(イメージパース)

 

大きなガラスがあるカフェは、外から中の様子が伺えるだけでなく、明るく開放的な雰囲気を演出し、通りからの景色や自然光を取り入れることができるため、アットホームな雰囲気にはぴったりです。

 

施主様からのこんなお店にしたい!というご要望のもと、お店の魅力を最大限演出できるように、これからも色々なアイデアを蓄えて行きたいと思います。

 

工事の進捗状況としては、概ねLGS下地(ライトゲージスチール)が組み終わったところで、今後は写真の開口部分に建具関係を設置することになります。

※画像右参照(現在の進行状況)

 

まだまだ工事は続きますので、工事の進捗状況またアップします!

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2023年

7月

06日

Hair Salon 店舗工事完了

垂水で先月から工事をさせて頂いていたヘアーサロンの工事が終わりました。

自然な風合いで清潔感があり、老若男女が入りやすいテイストのデザインにしてみました。
三宮や元町辺りは若干若年層が多いのでクールなテイストやモダンなテイストもオシャレで良いと思うのですが、垂水のような場所ではお客様をお迎えする巾が狭くなるように思います。

しかし垂水といえどもヘアーサロンの数は非常に多く、少し見渡しても数件あるので、少なくともエリアで100件以上ありそうな激戦区な感じです。

今回の店舗は間口が狭く奥行きが長い空間でしたので受付、待合、セット面とシャンプーコーナー、そして一番奥にあるトイレとの導線、調合シンクと変則的な配置は無理でしたので、素直に一直線に並んでいる感じです。

一人でのオペーレーションとの事でしたので、遠くまで見通しもきくように配慮しました。

少しずつですが、家族や友人達がたくさん暮らすこの垂水の街で弊社の作ったお店が少しでも増えることは大変喜ばしく感謝の気持ちで一杯です。

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2023年

7月

03日

中食の厨房

数年前から続くコロナ禍以降、すっかり外食が減り飲食店の新設が減ってきました。

もちろん改修工事はちょくちょくあるのですが、主に飲食店に持ち帰り用ブース(コーナー等)を作る事など業態に変化をつけてコロナ禍を乗り越えようと努力されてた店舗が多かったように思います。

そんな世の流れでウーバーなどの出前窓口が発展して、中食と呼ばれる業態(持って帰ってすぐに食べれる物)が増えてきました。

実店舗を持たずに厨房だけをレンタルしウーバーなどに登録しているところや、無人冷凍餃子や大型冷凍食品の自動販売機販売などでの為に冷凍食品を作る業者さんなんかも増えてきています。

そんな流れで、冷凍食品を製造する会社の事務所と厨房を作る工事に着手しました。

朝からLGS(ライトゲージスチール)の材料を搬入して早速天井の下地を作っていき、お昼ごろには大体できてきた状態です。

天井の形状や建物の大きさなどで、小さな店舗の時は木下地が多いのですが、単調な天井で広めの店舗でしたらLGS下地の方が断然早いです。

工期が少なくタイトな現場ですが、仕事がある事そして仕事ができる事に感謝しています。・・・・続く

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2023年

6月

29日

和室を洋室へ

多くのリフォームで和室を洋室にして欲しいと言うご要望を頂きます。

今回は写真で洋室にする手順をご紹介したいと思います。

 

まず、和室は多くの洋室とは異なり、柱を主張する真壁と言われる意匠になっており柱と柱の間に壁が存在し、その壁が砂壁であったり漆喰であったりします。

その特徴的な和室の壁をいわゆる大壁(柱が見えない壁)としないと一般的な洋室になりません。

そこで柱と柱の間の壁に、胴縁と呼ばれる構造材を303mmピッチで入れます。

胴縁は数種類のサイズ(幅×厚)が存在し、状況に合わせてサイズを選択します。柱の表面にプラスターボード等を貼りたいので、その隙間を埋める感じです。

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2023年

6月

20日

賃貸用の古家リフォーム

こんにちは(Y)です!

以前施工させていただいたオーナー様から新たに、神戸市垂水区で古家のリフォーム工事をご依頼いただきました。

 

今回も賃貸用として購入されたようで、できるだけ費用はかけずに改装されたいとのご依頼になります。

築年数はおそらく60年程度。柱が露出された真壁仕様に土壁という、伝統的な工法で建てられた木造戸建てです。

工事着工後まずは、このお家の浴室を解体しました。

築年数が経っている戸建てでは、ユニットバスではなく、コンクリートブロック等を使用した在来工法で浴室が作られています。

コンクリートブロックにタイル貼り等、ユニットバスに比べ、解体作業も大変になります。

 

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2023年

6月

13日

ヘアーサロンの工事経過

ヘアーサロン(垂水区)の工事を続けています。

セット面や小さな間仕切壁あたりもでき今はシャンプーブースを作っています。

賃貸物件の為、退去後のことを考慮して給排水は床上配管としました。
その為シャンプーブースはステージの台のように作るのですが、通常写真のように調整束(高さが替えられる・不陸に対応しやすい)でパーチクルボード20mmを調整束の上に敷き、そして床強度を出すためにパーチクルボードの上に重ねて構造用合板12mmを張ると床の下地が出来上がります。

写真の奥に写っているのがシャンプーブースになります。

この台の上にシャンプーチェアーを乗せ床下を這っている給排水管と接続します。

ヘアーサロンに関わらず飲食の厨房部分やトイレ・洗面あたりでもこの方法は良く行う事例です。
いわゆる乾式床と我々は呼びますが、本格的に床を洗いたいなどの行為はできませんので、油系が多い重飲食店などでは不利な仕様ですが軽飲食やカフェぐらいなら大丈夫です。

お客様の使用用途や物件の環境などでいろいろ検討が必要となりますが、お気軽にお問い合わせいただけましたら、ご相談させていただきます。

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2023年

5月

29日

ヘアーサロンの店舗工事開始

こんにちは(Y)です。

先週から神戸市垂水区で美容院の新設工事が始まりました。

 

もともと1つの倉庫として使用していた建物を3区画に区分けした物件のため、セット面2箇所・シャンプー台1箇所のコンパクトな美容院です。

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2023年

5月

17日

中古マンションのリフォーム

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2023年

5月

06日

スケルトンリフォーム

昨年の12月から解体工事を開始していた戸建住宅のリフォームを終えました。

あの阪神淡路大地震の影響を直にうけ少しづつリフォームをしながら過ごされたようですが、思い切って骨組みの木柱を20本ほど残し再度リフォームをさせて頂きました。

なかなか内装のみのリフォームと違い、いろいろな箇所を見直しながら強靭性や快適性などを考慮しながらの工事でしたので、なかなか難しく工事日数も要しました。

大手の新築そっくりさん的な感じですが、そちらの会社のリフォームは見たことがないので違いはわからないのですが、新築以上に手間暇がかかることを実感できました。

弊社にとってすごい経験と知識を与えていただいた施主様には感謝の気持ちしかありません。
これからもこの素敵な土地で過ごされることを願ってやみません。

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2023年

4月

27日

ウォークインクローゼット作成

こんにちは(Y)です。

先日ブログにアップした、神戸市垂水区のマンションリフォーム工事も終わりに近づいてきました。

 

そこで今回は、ウォークインクローゼットの作成についてお話したいと思います。

 

リフォーム着工前の施主様からのご希望の中に「現状の収納スペースを利用してウォークインクローゼットを作成したい」とのご要望がありました。

 

リフォーム前の収納箇所は、押入れが1箇所・クローゼットが3箇所。

収納力としてはマンションの平均程度のもので、著しく少ないというわけでは無かったのですが「全ての洋服や荷物をできるだけ1箇所に集められるようにしたい」とのご要望でした。

 

そこで上写真の通り、現状の押入れ1箇所・クローゼット2箇所を解体し、棚板及びハンガーレールを設置したうえ、1つのウォークインクローゼットにすることにしました。

 

右が解体→壁床造作→棚板・ハンガーレール設置後の写真です。

 

現状の押入れ部分を解体した際、洋室側のクローゼットと押し入れ部分では、躯体の床高さが違っていたので、空いた床部分を有効活用できるよう、床下収納も設置することにしました。

 

後はクロス貼り、床材貼りを終えると完了となります。

 

最近のリフォーム案件では、収納についてのご要望が多いように思います。

 

収納スペースは単純にたくさんあればよいというものではなく、使いたい物を簡単に出し入れができ、ストレスなく元の位置に戻せるのが重要だと思いますので、ウォークインクローゼットの作成だけではなく、クローゼットや押入れ、シューズボックス等を増やしたり、住む方のライフスタイルに合った収納作りをしていきたいと思います。

 

最後に、弊社はリフォームやリノベーションのみではなく、店舗の施工やデザインも可能です。デザイン・見積作成まですべて無料で行っていますのでお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

 

 

 

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2023年

4月

18日

トイレとシャワールーム

24時間フィットネスクラブの店舗工事もほぼ完成に近づいてきました。
当初現調させて頂いた時、一番懸念したのが昔からよくある古いビルのトイレをお洒落にすること。
湯沸室を給湯経路を作りシャワールームを設置すること。
そして排水給水のルート確保と給湯の新設でした。

古いビルで瞬間湯沸機(5号)がついていたのですが、シャワー対応ではガス容量が少なく16号給湯器をつけれなかったので、仕方なくプロパンガス の対応にてそこは解決。

そしてトイレは古い床タイルを全部剥がして新しいタイルに張替。
壁のタイルは予算の都合上割れたものや、もとからない部分などを同じサイズの大きさの物を使って補修し、タイルに直接塗装を施しました。

シャワールーム(シャワーユニット)もビルテナントなので置式設置タイプを選択し、コンクリート柱の隙間に入れるため一番最小のシャワーユニットを設置しました。
私が調べた限りではこのシャワーユニットが一番狭いのではないのかと思います。
ちなみに写真のシャワーユニットは室内寸法700×700mmです。

当初図面を見ると標準施工寸法以下の隙間しかなかったのですが、一か八か現物を買ってギリギリチャレンジしましたところなんとかおさまったというところです。(・・・これは何とか組立てた設備屋さんに感謝!)

これで心配した箇所も無事施工できて、ホットしたところですが、まだまだ残されている工程も詰まっているので、気を抜かず続けて行こうと思います。

工事前の写真は以下に追加しておきます。

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2023年

4月

06日

マンションリノベーション工事

こんにちは(Y)です。

今週から神戸市垂水区で築20年のマンションリノベーション工事が始まりました。

 

このお部屋の間取りは3LDKで、洋室が2部屋、リビングの続きに約4.5畳の和室があるという、スタンダードな間取りになっています。

 

よくこの間取りのマンションを拝見するのですが、リビングから続いている和室部分は使いみちが非常に限られ、結局、お部屋としての機能を果たせず、どう使っていいのかを悩まれている方も多いと思います。(家族構成にもよると思いますが...)

 

今回の施主様も、リビング部分はできる限り広くしたいというご希望から、ひとまずこの和室部分は解体し、1つの大きなリビングにすることにしました。

 

 

写真は解体途中の様子ですが、和室部分の間仕切り壁がなくなったことで空間にかなりの ゆとりができたのがわかると思います。

 

また、もともとキッチンの前面にあった垂壁と腰壁も併せて解体したことで空間に更に広がりができました。(今回はオープンキッチンのような仕様にしようと思っています)

 

これからは、もとの和室押入れスペースを利用し廊下側から入れるウォークインクローゼットを作ることや、キッチンの交換、洗面台の交換、建具の交換、床の張替え等、まだまだ工事は続きますので、安全第一で頑張りたいと思います。

 

工事経過もアップしていきますので、また見に来てください。

 

 

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2023年

3月

31日

賃貸用の古い戸建リフォーム

あまり予算をかけられない賃貸用のリフォームも終り近くになってきました。

階段や床にはクッションフロアーを貼り
手摺りや階段蹴上は塗装にしました。
古めかしい木肌部分は濃いめの茶色(半艶)またはホワイト(半艶)で仕上げました。

前に住まわれた方は少しお年を召された方だったようですが、次に住まわれる方は少し若い方を想定しております。

ホワイト系の壁紙で壁や天井を統一していますので、だいぶ明るい空間になってきたように思います。

かれこれ40〜50年前の建物ですので、いろいろなところが老朽化していることもありますが、なんと言っても当時は新建材がほとんどなく、壁は砂壁風のパルプ素材の塗り壁、床は木板、そして畳、低い開口(障子や襖など)色々、現在の建物とは違うところがありますが、なんとか心地よくリフォームしたいと思っております。

この物件は万人向けにリフォームしていますが、特化したデザインでリフォームしていくと、面白い物も安価で計画できるかもしれません。

ぜひそういった物件も果敢にチャレンジしていきたいと思います。

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2023年

3月

23日

ハンマードリルで床剥がし

無人24時間フィットネスクラブの内装工事を続けています。

天井のボードを剥がし軽天材を撤去し、型枠の際に残置で残っている釘などを切断処理して、天井は塗装準備が整ってきました。

続いて床の張り直し準備ですが、古い床材(Pタイル)が頑丈に張り付きその上に長尺の絨毯が貼られていたのですが、この一番下のPタイルを剥がすのに苦労しました。

かなりの年月が経って圧着が強かったので手動スクレーパーを使っての捲り作業は無理でした。

そこで登場させたのが、ハンマードリルと先端につける専用スクレーパーです。

流石にこの組み合わせで、ガンガン作業が進み120平米ぐらいを1日で剥がすことができました。
残り60平米ほどなので、後一日あればなんとか床めくりは完了しそうです。

並行して塗装屋さんが下地のプライマー塗りや養生作業をしてくれています。
明日以降、徐々に塗装の作業にも入っていけそうで、少しずつですが完成に向けて進んでいます。

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2023年

3月

13日

フィットネスクラブ工事中

こんにちは(Y)です。

東灘区の本山中町で24H営業のフィットネスクラブの店舗工事をしています。

 

もとは会社の事務所として使用されていて、広さは約185㎡と大きめの店舗です。

 

工事内容は、天井の解体やスタッフルーム・更衣室の新設、シャワー室の新設、壁天井の塗装工事、床の張替え工事です。

 

工事着工から3日が経過し、天井の解体が大方終了しました。

 

もともとの天井ラインは、赤線が引かれている部分なので、空間にゆとりが出た気がします。

 

どのような業種でも天井の高さはやはり重視するポイントで、毎回空間の大切さを思い知らされます。


 

このフィットネスクラブは、基本的に無人で営業されるらしく、入場口にはスマホを利用し入館できる入場ゲートを設置して営業されるようです。

 

 

スタッフが常勤していない分、月額料金等の価格が安くなり、利用者側としてはかなりありがたい。。

 

スマホがますます普及していく中、このような形の営業形態を取る業種が多くなってくるのかもしれませんね。

 

次はスタッフルーム新設等の工程に入ります。

工事経過は随時ブログにアップしていきますので、また見に来てください。

 

 

どのような仕上がりになるのか楽しみです。

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2023年

3月

09日

スケルトンリフォーム工事中②

こんにちは(Y)です!

西宮市で実施しているスケルトンリフォームの現場も順調に進んでいます。

先日は外壁材(サイディングボード)の貼り付けを行いました。

 

今回使用したサイディング材は、ケイミューのディレクトーン(16mm厚)です。

細かに散りばめた石をイメージしたデザインとのことで、非常にナチュラルでモダンなサイディングです。

 

サイディング色も白色で選択したので、お家が一気に明るくなった気がします。

外壁はお家の第一印象を与える部分なので、施主様の「こんなお家の雰囲気にしたい!」との意見をもとに、複数のデザインや色から選択していきます。

今回のような、スケルトンリフォームでは非常に重要な項目だと思います。

 

 

さて右記の写真は、実際にサイディングの貼り付けを行っている施工風景です。

 

外壁一面に張り巡らされている、「ウォータガード」ですがこれは透湿防水シートと言います。

主に住宅建材の結露や雨漏り防止の用途などで活用でき、壁の内部に湿気や水分が溜まることを防いでいます。防水機能のみでは室内に湿度がたまるため、湿度を通過させる機能が重要になります。

 

そこへ、通気留付金具を設置し、先程紹介したサイディングを貼り付けていきます。透湿防水シートとサイディング材の間に「通気層」を設けることで、サイディングが結露した場合でも壁内を空気が通るため湿気の滞留を防いで、乾燥してくれる重要な役割を果たしてくれます。

 

一つ一つの施工方法には必ず意味があり、お家を守るために重要な役割を担っていますね。

 

当社は今回のようなスケルトンリフォームは勿論、小さなリフォーム工事やリノベーション工事、店舗工事等を行っています。

 

プランニング及び見積書の提出まで無料で行っていますので、どうぞお気軽にお問い合わせしてください。

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2023年

2月

28日

レトロ戸建てのリフォーム工事


こんにちは(Y)です。

現在、神戸市垂水区で築50年程のレトロな一戸建て住宅のリフォーム工事をしています。

 

「できる限り費用をかけず綺麗に工事をしたいとの施主様の希望により、低コストで施工できるよう工夫し作業を進めています。

 

写真の壁は築50年程の家によく見られる、化粧ベニヤ仕上げの壁ですが、今回はクロスで仕上げることにしました。

 

本来であれば、化粧ベニヤの上からプラスターボード等を増し貼りし、パテ埋めをした上で、クロス貼りを行い仕上げるのですが、これでは材料代が多くかかってしまいます。

 

そのため今回は、化粧板の隙間をパテで埋め、下地を平坦にした後クロス貼りを化粧板に直接行うことにしました。

こうすることで、材料代を節約しコストを抑えることができます。

 

もちろん全てを手作業で行うので、職人さんはかなり大変だと思います。

リフォーム工事は小さな工夫が積み重なりトータルコストを抑えることができます。

 

引き続き工夫しながらローコストできれいな仕上がりにしたいと思います。

 

弊社はプランニング及び見積書の提出まで無料で行っています。

まだ少しばかり余裕もありますので、
どうぞお気軽にお問い合わせしてください。

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2023年

2月

18日

スケルトンリリフォーム工事中

スケルトンリフォームの現場も順調に進んでいます。

2階を若干先行していますが、屋根の形状が変わっているので、概ね新しい柱・梁などを現場で採寸と継手加工をして進めております。

新築でしたら木工所でプレカットしているのでもっと早く進められそうですが、リフォームの場合はそうは行きません。

しかし、現場で加工する大工さんの知識は偉大だと改めて感じております。

そして1階は、外壁の合板を張り終えましたので、建物の傾きを治すために土台を基礎からあげた隙間にモルタルを詰めています。

結構な量のモルタルが必要です。

同時に屋根の上では屋根材を施工していっています。

今日は電気屋さん水道屋さんガス屋さん屋根屋さんなどなど大勢だったのであっちこっちの打ち合わせで大変でした。(やりがいがありますけど・・・)
これからサッシを取付、外装材を張り家らしくなっていきます。

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2023年

2月

06日

換気フード

西区の押部谷で鉄板焼・お好み焼き店の工事をしています。

結構古いビルでもとは洋菓子屋さん。
あまり予算をかけないで店舗を改装させたいとのご要望で、装飾を抑えめで工事を進めています。

ほとんど給排水工事と電気工事、それとガス工事と少しの内装工事なのですが、やっぱり換気工事は必要です。

いつもは換気フードをステンレスで作るのですが、この写真のようなサイズになるとかなり費用がかかってきます。

今回は予算抑えめということで、カラー鋼板で作りました。
かなりの長期で考えた場合、亜鉛引鋼板とステンレス綱板の違いは多少出てくるでしょうが、機能的にはなんら変わらないので、このような作りでも良いかと思います。

コロナの収束は見えてきましたが、まだまだ飲食店にお客様が戻るのも時間がかかりそうな気配です。

できるだけ安価に店舗工事を考えるのも大事ですね。

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2023年

1月

30日

土台上げ

スケルトンリフォームの現場を昨年から続けて作業をしております。
もともと建売住宅だったためか、布基礎の土間コンもなく、あの大きな地震にあったことで、家も大きく傾いていました。
水平レベルで約10cm程の片側沈下です。

屋根や外壁なども解体して一旦躯体だけのスケルトンにして、土台を布基礎と離しながら、ジャッキーで土台から躯体をあげながら傾きを調整していきます。
また同時に腐敗した土台や排水管などを取り替えながら作業を進めました。

そして基礎の補強に配筋を追加して土間コンを20cm厚程打ち込み、基礎部分の自重を重くして、ベタ基礎のような仕様にしました。

この後、土台と布基礎天端にモルタルを詰め、構造躯体の柱を部分的に取り替えながら筋交や金物でがっちり補強していきたいと思います。

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2022年

12月

27日

まるごとリフォーム

ハウスメーカーの言葉を借りると新築そっくりさん的なリフォームを行っています。

まずは建物の屋根・外装・内装などを職人の手作業で解体しています。

ひたすら解体して、捲って、外して、トラックに積んで、分別して廃棄処分に持っていくと言う作業を繰り返し、30坪ほどの築40年ほどの戸建ですが2週間程度でここまで辿りつきました。

お風呂周りの土台が完全に腐ってシロアリにやられていました。
40年前にはタイルを貼った在来工法のお風呂が普通だったので、温かい水が少しずつでも土台に周り、シロアリの絶好の餌食になったものと思います。

年が明けて年始早々からこの辺りの土台差し替えや柱のたちの調整、筋交いの入れ直し、金物補強などの作業を進めていきたいと思います。

年末年始の休業は12月29日(木)〜1月3日(水)までとなります。
今年もお世話になったすべての方に厚く御礼申し上げます。
皆様、良いお年をお迎えください。
そして来年もよろしくお願い申し上げます。

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2022年

12月

19日

トラックのラッピング店

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2022年

11月

21日

プランニング

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2022年

11月

09日

マンションリフォーム

集合住宅のリフォーム工事をさせて頂きました。
最初のご訪問時に気にかかっていたのですが、玄関から廊下部分が暗いなあ〜

と感じていました。

玄関から入った部屋は一つの土間空間にすることも提案させて頂いたのですが、個室としての必要性があるということで、結局ガラス入りの3枚引戸とデコ窓との併用で少しは廊下も明るくなリました。

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2022年

10月

26日

地下倉庫の新設工事

こんにちは(Y)です!

現在、神戸市北野町で住宅の基礎部分を利用した地下倉庫の新設工事をしています。

 

この箇所は外部に面しており雨風が防げず、今まではスペースを最大限に活かせていませんでした。

そこで柱間に新たに壁を作り、一つの大きな収納空間にするイメージで工事を開始しました。壁には採光のため、開口部を2箇所設置し、床は新たに作成します。天井は現行躯体のままとして電気を取り付け、機器使用のためにコンセントを新たに取り付けます。

 

まだまだ工事が始まったばかりなので、工事経過は随時報告していきたいと思います!!よろしくおねがいします(*^^*)

 

 

さてさて、工事とは直接関係ありませんが、施主様宅の基礎部分の下に防空壕が現存されていました。

ここは神戸市からのお願いで、壊さないでほしいと言われているみたいです。

 

当時のまま形が残されていて、歴史を感じることができたと同時に、どこか幻想的な空間に感じました。

歴史を感じれるこのような建物がこれからも長く大切に保管されていってほしいと願うばかりです。

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2022年

10月

18日

廊下に光を届けたい

集合住宅ではよくある間取りだと思いますが、玄関を入ると廊下がすぐあり、その廊下を挟んで左右に洋室があるパターン。

 

今回工事をさせていただいたお家の場合は東面の部屋には大きな窓があり、廊下を挟んだ西面のお部屋にはポーチに面した壁に小さな窓が申し訳ない程度にある状態でしたので、廊下も西面の部屋も暗くなっている状態でした。

そこを少しでも改善したいとのご要望が最大のポイントでした。

そこで東面の洋室の廊下に面した壁を取り払い、3枚引きの採光窓のついた扉にして、廊下に陽光を届けます。

そして西面の洋室には壁に彩光窓を取付て少しでも陽光が届くようにしました。

流石に西面の洋室には十分な明るさとまではならないですが、常時照明をつけるようなことはなくなりそうです。

 

今回のお宅に限らず大体廊下が暗いお家が一般的に多いように思います。
壁などを無くして大空間にすれば良いのでしょうが、お部屋としたプライベート空間も必要であることが多いのが一般的です。
彩光窓や彩光扉を上手く使って個室を作っていくのも大事かなと思いました。

クールなインテリアが流行の中、ウッディーな色で統一されていますので、穏やかなゆったりとした暮らしができるように感じます。
私も年々歳を増す毎にお洒落な空間より心地よい空間に憧れを感じます。

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2022年

9月

30日

真空ガラス スペーシア

ちょっと前まで暑さでクタクタな毎日でしたが、急に秋の空気に変わりだいぶ過ごしやすくなりました。

さて8月から続けている集合住宅のリフォーム現場ですが、昨日は窓のガラスを入れ替えました。
当初断熱や結露に悩まされていた施主様の要望をうけ、単板ガラスを真空ガラスのスペーシア に交換しています。

真空ガラス スペーシアは、日本板硝子の説明では、結露対策・高断熱性に優れた窓ガラスで、単板ガラスの約4倍、一般的な複層ガラスの約2倍の断熱性能を実現し、それにより結露の発生要因を抑え、結露対策にも効果を発揮すると記されています。

また複層ガラスではありますが、真ん中の層が真空な為、総厚が6.2mmで単板ガラスからの入れ替えも、既設のサッシがそのまま利用できる為、容易な作業で交換できます。

ガラス屋さんの話では、かなり以前からあった商品だということですが、発売当初はいろいろな問題や課題があったそうですが、10年程経過してかなり良い商品に昇華しているようです。
ちなみに「こどもみらい住宅支援事業」の認定商品でもあります。

リフォームをされる際に検討される項目に、優先順位が高い部分だと個人的に思います。

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2022年

9月

21日

音楽教室

お久しぶりです、(Y)です!

現在、西宮市仁川で音楽教室の新設工事をさせて頂いています。

 

音楽教室のため、楽器演奏時の店外への音漏れが懸念されることから、間柱間(LGS下地)へ写真の吸音ウールを敷き詰めました。

これは、空気層に充填する吸音材です。

楽器を使用する店内へは必要不可欠なものであると考えており、効果も期待できそうです。

 

上記の吸音ウールを敷き詰めた後、ダイケン遮音パネル12.5mm(GB0104)を貼っていき下地の完成です。この遮音パネルは、9.5mmのプラスターボードに3mmの突起付制振マットを積層したパネルになっており、遮音性のあるパネルになっています。

 

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2022年

9月

12日

発泡ウレタン

リフォームや店舗工事の現場でよく使用する発泡ウレタン剤です。

断熱や大きな隙間を埋める際に使用します。
以前店舗工事でネズミが侵入しそうな穴をこの材料で埋めたこともありました。

今回は、マンションの窓廻りの窓枠を取替しているのですが、壁を開けると窓廻りに断熱材が行き届いていなかったので、新しく窓枠の取替時に枠廻りに施工しました。

どれほどの効果が発揮されるのかは、数値的な判断はできませんが、少しでも効果が出るんじゃないかと、納得しています。

リフォーム工事の際は、いろいろな解体を伴いながら作業をするので、いろいろな事を発見できる機会でもあります。

それほど手間がかかる内容でもないので、気になった箇所を見つけたら、自分の家のつもりで対応していきたいと思います。

綺麗になることだけがリフォームではないように思います。

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2022年

8月

31日

室内窓

垂水区でマンションのリフォームをしています。

施主様から廊下が暗くて窓のない部屋にも光を届けたいとのお話があり、廊下に面した室の壁に室内窓を設置することになりました。

右の写真は廊下に接した壁を解体しているところですが、左側にある洋室には全く光がなく真っ暗な状態です。

この室内窓を取付する壁を抜くと、しっかり左側の洋室に光が届きます。

作業していて改めて感じたのは、できるだけ高い位置を開口する方が、光の入りの効果は高いと感じました。

実際設置する室内窓は、LIXILのデコマドと言う商品です。
また設置後の報告もしたいと思います。

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2022年

8月

19日

OSMO オスモ

飲食店の店舗工事でだいたいあるのが、カウンターの造作です。

最近は良くカジュアルなcafeなどはタモの積層材を使ってオイル塗装をするのですが、ナチュラルな雰囲気がつけやすくほっこりした空間には良いのですが、どうしても輪じみなどがつきやすくメンテナンスを絶やさないよにしないといけなどのデメリットがあります。

そんな事で一度塗料屋さんに良い塗料が無いか相談に行きました。
行った先は兵庫区にある株式会社モリエンさん。オスモの在庫が豊富で色々な相談にのって頂けます。

そこでおすすめされたのが、OSMOのTopOilでした。
OSMOから最近でた商品らしく、テーブルトップに特化したものでした。
今まではOSMOのフロアー用やワトコオイル等を塗っていました。

この商品は、輪じみや高音の物を載せても比較的良いという事で、これを塗ってみようと思います。
昨日塗ったところで乾燥がまだで結果はまだ判明してないのですが、また機会があればご報告したいと思います。

そしてカウンターの仕上を簡単にプロットにしてみました。
他にも色々な仕様がありますが思いつくままに作ったものなのでご容赦下さい。
参考になればと思います。

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2022年

8月

06日

ARCHICADについて

弊社では私がサラリーマン時代を含め20年ほど前から、アーキキャドを使用して、お客様に出来上がりイメージのプレゼンをしています。

長く使っているので他のキャドに変えるのも難しく、ひたすらこのキャドを使っている状態です。
20年ぐらい前の時は今ほど機能も多くなく、レンダリングなども簡易なものでした。

そのキャドもどんどん進化していき、本当にプレゼンで提案したものが現場で再現されていく感じです。

今では進化したアーキキャドの機能の半分も使いこなせていないかと嘆いていますが、もっと深くこのキャドと向き合いたいと思っています。

元町中華街のシェアキッチンの工事もお盆明けぐらいには完成できそうです。
ご利用になりたい方はお気軽にお問い合わせください。
実験的にサービス期間を設けるそうです。(かなり優遇は聞いていただけそうですよ!)

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2022年

7月

27日

シェアキッチンとクラウドキッチン③

こんにちは(Y)です。神戸元町南京町の店舗工事が進んできました。

 

本日は写真に設置しているケーブルラック(キャットウォークのようなもの)についてご紹介します。

 

当初施工前のプランでは天井裏に通っていた電気配線を1箇所に集約させ、集約された箇所に梁を作って配線を見えない形にしようとしていました。

 

が、しかし、、実際に天井を剥がしてみると、配線のたわみが思っていた以上に激しく、思っていたよりも複数の電気配線が通っていたため、急遽配線を露出させるデザインへ変更しました。そこで使用したのが上の写真にある、〜〜です。

 

これは見ての通り、天井部分(鉄筋部分)に金物を取り付け、たらされた長方形のレースウェイに配線を乗せる、シンプルな構造です。

 

実際に天井を剥がしてからでないと、配線がどのように通っているかがわからないため、今回のようなケースではかなり便利です。

デザインも非常にシンプルなもので、お店の雰囲気を邪魔することなく使用できるので、多くの店舗で見かけると思います。

 

思いつきそうで、思いつかない製品を考えた方に尊敬するばかりです。

 

 

 

これからは現在見えている石膏ボード(緑色)にクロスを貼ったり、厨房機器を設置したり等工事が終盤を迎えてきます。

 

 

工事経過は随時ブログにupしていきますので、よかったらまた見にきてくださいね。あ、あと、コロナウイルスが再流行してきたので、皆様もお体には気をつけてください。

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2022年

7月

19日

戸建住宅のお風呂改修

機能性や合理性を優先するとお風呂はユニットバスの選択になります。

数十年前は写真のようなタイルが壁・床に張られて浴槽が設置されているお風呂が大半で、メンテナンスさえしっかりすれば長期的に使え個性的な空間を作れるメリットはありましたが、今では冬場の寒さやタイル目地のカビの発生など、デメリットも存在し、そんな事の解消をしたユニットバスに群杯があがります。

後10年もたてば浴槽の水面にキャラクターがホログラムで浮かび上がり、ユニットバスの天井から同調した照明があたり、大音量が出て、浴室でアーティストのコンサートが楽しめるかもしれません。

そんな進化が著しい工業製品ですから、あまり長いスパンで考える必要はないのかもしれません。数十年を目安に更新するように計画しても良いのかもしれません。

そんな流れで戸建住宅の浴室をリフォームしています。
在来工法のお風呂からユニットバスへの移行です。

お風呂の浴槽を外して床のタイルを剥がし、床のコンクリートを掘削して、給排水の配管経路を変えていきます。
その後ユニットバスの高さに合わせた土間コンクリートを打設していきます。

他に洗面化粧台の交換や便器の交換なども含めて、1週間〜10日間の工期になります。
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2022年

7月

11日

シェアキッチンとクラウドキッチン②

こんにちは(Y)です。神戸元町中華街のシェアキッチン工事が始まりました。

 

今日の中華街には他県からの修学旅行生?がおられ、先日よりも人通りは少し多かったですが、未だコロナ前ほどのお客は戻ってきていません。

 

ただ、中華街の方々は各々で店頭販売を行なっていたり、若者に流行りのインスタ映え商品を販売している新しい店舗等もあり、コロナがもう少し落ち着くと、活気のあふれた中華街にすぐに戻れるような雰囲気でした。早く以前の中華街へ戻れるようコロナの収束を願うばかりです。

 

さてさて本題に入ります。1枚目の写真は現地調査に伺った際の写真ですが、元々は倉庫として使用されており、床が上がっているせいか少し天井が低い印象です。本日はこの天井部分を解体する作業に入りました。

 

配線やエアコンを隠すために作られている天井ですが、配線類を綺麗に整理し、エアコン本体を現した形にして塗装をすれば、スケルトンの天井でもかなりおしゃれになると個人的には思っています。

 

また、もともとよりもかなり天井高が高くなり圧迫感がなくなってくるので、開放的な印象になり、お客様が入られる飲食店等にはおすすめです。

普段は天井を解体することなんて思いもしませんが、この作業だけでも印象がかなり変わってきます。

明日からは壁等を作る造作工事に入るので、工事経過を随時アップしていきたいと思います。

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2022年

7月

07日

シェアキッチンとクラウドキッチン

神戸元町中華街にある、食材商社様の倉庫に小さなシェアキッチンを作ることになりました。

コロナが落ち着きを取り戻したものの、まだ中華街には、コロナ前ほどのお客は戻ってないようです。

最近他の物件でもクラウドキッチンを作る話があり、中食業界(外食と内食の間の業態)がUberや出前館の認知で新たな市場を作り出しているようです。

店舗を持たなくてもシェアキッチンやクラウドキッチンを利用することで、飲食業界に参入するチャンスになりそうです。

今回は食材商社の小さな倉庫を活用してシェアキッチンを作ります。何にでも使えそうな、カフェスタイルの店舗にするつもりです。

平日の1〜2日実験的に借りるのも良いでしょうし、イベント的に期間限定で借りられるのも良いかと思います。

まだまだ消費者の行動形態が見えない状況ですので、実験的な意味合いで、こう言った場所を利用して、消費者の趣向などを探られるのも良いのではないでしょうか・・

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2022年

6月

20日

西鈴蘭台のカフェ工事

こんにちは(Y)です。

西鈴蘭台の関西スーパーが入っているレ・アールの2Fにカフェが出来ます。

ここは当社の大工さんの奥様が念願のカフェ経営をしたいとのことで、弊社も少し協力しました。

写真は工事前の現地調査段階です。ご覧の通り、以前の店舗が長らく営業していたせいか、かなり年季が入っている状態でした。

 

全体的に茶色や焦茶色が多く使用されていた店内でしたが、タイル等を白色に再塗装することで、明るく清潔感のある店内になりました。

 

奥様はフラワーアレンジメントもされているとのことで、奥様がアレンジしたお花もお店で購入することができます。

そのため、店内のカウンターには自然な風合いを感じさせる木材を使用し、自然な雰囲気と清潔感のある雰囲気が合わさることで、とても入りやすく、ハッピーになれるような空間に改装することができました。

 

6月26日にオープンされますので、近くにお立ち寄りの際は、ぜひ「cafe tantan」へ足をお運びください。

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2022年

6月

13日

近況報告!

こんにちは。(Y)です!

入社してから早2週間。

 

早く一人前になれるよう努力していかなくては…。と思い「インテリアコーディネーター試験」に挑戦することを決めました!

 

10月が試験なので今から詰め込んでなんとか合格します!(合格率は23%)

 

ちなみに、わからない箇所は社長に全部教えてもらうので、他の受験生よりは優位かな…なんて思ってます。(笑)

 さてまたまた近況報告ですが、会社のinstagramとtiktokを作成してみました。

 

SNSはあまりしたことがないので、ここでも使い方の勉強からスタートしてます(笑)

 

日々の工事の様子や、今までの施工事例等、店舗工事やリフォーム・リノベーション工事に関係することを投稿していきます。(ちょっと投稿してみました)

 

本当に暇で仕方がない時にでも確認いただけたら幸いです。

 

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2022年

6月

03日

初めまして!

初めまして!(株)ホーム•リノへ6月1日から入社しました(Y)と申します。

今までは不動産業界で6年程働いており、店舗や住居を管理・売買する立場でしたが、今後は作る立場の仕事になります。

今までの経験を生かし、お客様目線でリノベーションや店舗作りに関わりたいと思っていますので、よろしくお願いします。

 

 

早速昨日、2店舗の現地調査に行ってきました。

これから事業を始めようとする方々にはどこか自信を感じ、オーラがあるなあとつくづく感じます。

これから様々な方々と出会うことを楽しみにしています。

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2022年

5月

21日

ヘアーサロンの工事その2

以前のセット面には、この壁の中あたりに柱形(壁から突き出して半面だけ見えている柱があり、その柱がセット面を2+1と柱形で別れていました。


鉄鋼造の建物やRCの建物は柱を壁内にする為どうしても柱形が内部に残ります。

今回改装にあたって工夫をしたのは、セット面を斜めに配置することで、その柱形を造作壁の内部にわからないように納めました。

3席のセット面は綺麗に配置できました。
1席の有効幅は160cmです。普通より10cm広げているのですが、ゆったりした席幅に感じます。

そしてお客様の目線を緩和させる間仕切を作ったのですが、べったりした壁だと奥行感がなくなるので、米栂の無垢材(40×70mm)で縦格子としました。

シンプルな造作ですが、できるだけ無垢材の良さがでるように心がけています。

この後、塗装や壁紙、照明器具等、仕上げ工事に入っていきます。

短期工事なので、作業工程でつまずかないようにしたいと思います。

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2022年

5月

19日

ヘアーサロンの工事

16日月曜日から2週間の予定で、ヘアーサロンの改修工事に入りました。

最近資材遅れなどがあるため、数週間前には必要な資材の注文を入れておき、工事に取り掛かった次第です。

コロナ禍前では資材遅れはあまり考えずにできていたことも、今の時期は本当に心配になります。

 

まずは解体工事からですが、この写真の鏡を外すのが一番面倒だろうと思っていました。

ほとんど弊社でも同じですが、鏡を取り付ける際は、鏡の裏に専用の両面テープとコーキング材で貼り付けるのが一般的です。

 

一旦貼り付けた鏡は割らないと剥がれないので、粉砕するのですが、破片が飛び散り危険です。

マスキングテープなどを使用しながら外し終えました。
最大の難所を超えたようでホットします。
ずーと同じ気持ちで工事をやっているようですが、所々で不安が出ていきます。

30日まで2週間、何事もなく改修工事が終えることを願うだけです。

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2022年

5月

06日

ダイケン スライデックス

このGW中に垂水の喫茶店工事もクロスや床材を貼ったり、照明器具をつけたりして、概ね出来上がった感が出てきました。

マンションなどのリフォーム工事は大型連休中は近隣への配慮で工事ができませんが、店舗の場合は連休中でも工事をすることができる場合が多く日当の職人は本当に助かります。

いつもと特別違った工事をしていないので、なんの情報を伝えたら良いか悩みましたが、今回はスライディングドアの金物をご紹介いたします。

入口の框ドアを手動で開閉させるのですが、お客様に高齢者が多いとのお話を伺っていたので、自閉式のスライディング金具にしました。
商品は(株)ダイケンのスライデックス HCS-50型というもので、50キロぐらいまでの扉なら対応できるようです。
オイル抵抗がついた滑車がレールに沿って動くのですが、レールを少し傾斜さすことで低い方に自閉するわかりやすい方法です。
少し高い金物ですが、お年を召された方には開閉しやすいと思います。

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2022年

4月

28日

Fish Dance Music Place

少し前から少しずつ工事をさせて頂いていた、FDMCの工事を終えました。

入口周りの外壁を塗装して、文字を書き入れ、ドアなどを塗装しました。

50年程前の建物で外壁塗料がそうとうくたびれていて、ポロポロ剥がれる状態です。なんとか後10年ぐらいはもって欲しいところです。

内部はフロントホールだけでしたが、少しの間仕切壁を作り、床のタイルカーペットを張替しました。音楽の練習場としては、立地や環境はバツグンの場所だと思います。

そして使用料も想像以上にお安いです。

一旦は建て壊しの予定だったそうですが、こんな文化的に利用できる建物を残さないとと思います。

私の若かりしき頃はスマホやSNSなどもなかったので、音楽やファッションや出会い等は人と人の直接コミュニケーションで共有できて、ディスコやイベントなどはそんな大事な情報ツールでした。
時代遅れかもしれませんが、電車の中でみんながスマホ相手に睨めっこしている状況は少し寂しい気がします。

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2022年

4月

22日

みやまめ珈琲

2月から店舗工事をしていたお店の引き渡しを終えました。
場所は阪急夙川高架下商店街。
おそらくもう50年ぐらい前からある商店街です。
今はシャッターがたくさん閉まっているのですが、半分ぐらいのお店が開いています。

 

今回の店舗は”INOSHISHI BAKAYARO ・・・・・・”という長い長い店名焼肉バル風なお店を一旦潰しての居抜き改装です。

右隣のシーエスバーガーさんは有名な美味しいハンバーガー屋さんで、元気で愛想の良い、ちょい悪オヤジのオーナーさんがアメリカンでノスタルジックなお店をされています。

そして左隣もちょい悪オヤジのオーナーさんが輸入バイク関係のショップをされていて、ビキニの女性が長いサーフボードで優雅な波乗りしている時代を彷彿させるサーフボードやスケートボードをなぜかディスプレーされています。たぶんオールドサーファーでしょうね・・。

なかなか手強そうなちょい悪オヤジに挟まれて、これから仲良く開店される自家焙煎珈琲の「みやまめ珈琲」さんも末長く繁盛していただきたいです。

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2022年

4月

19日

厨房の配管

垂水の喫茶店の工事を続けています。
カウンターの下地部分ができたところですが、この裏側に排水管や給水管を仕込んでいます。

2階の店舗で床を掘削して配管をすることができない建物で厨房の床を上げようかと思ったのですが、できればフラットで使えるようにしたいと思いました。

厨房側からの写真ですが、カウンターの腰部分に配管を仕込んでいます。

いわゆる乾式方式の厨房です。

 

排水には壁排水と床排水とあるのですが、これは壁排水になります。


給排水関係は飲食系では非常に大事な部分で、厨房屋さんを含めた打ち合わせや設備図面など結構慣れのいる部分でもあります。
まだまだこのお店の工事は続きますが、GW明けにはおおよその形にしたいと思います。

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2022年

4月

09日

カルプ文字

夙川の焙煎珈琲店も完成に近づいて来ました。
よく屋号の壁面サイン等に使用する、カルプ文字を貼っています。

厚みのある定尺のボード(アクリルとウレタンの積層材)から、文字の形を切り抜き、文字の表面にフイルムも貼り、立ち上がりの側面は塗装をします。
写真の文字は厚みが10mmなのですが、いろいろな厚みができます。

私は一般的に文字の高さの10分の1ぐらいの厚みにするとバランスが取れると考えています。ですので文字の高さが300mmぐらいならば厚みは30mm程度という考え方です。

そして並行して工事をしている垂水のカフェの木工作業もだいぶ進みました。
カフェと表現していますが、喫茶店と表現する方があうようなお店です。
昭和の香りが残る、タバコがのめるお店を作っています。

移転店舗なのですが、既存のお客様が高年齢の方が多くゆっくりタバコを楽しめられる空間を欲しておられるようです。

私も年齢がそこそこ高い物ですし、タバコものみますので、昭和の喫茶店に好んで入ります。
あんまりおしゃれなカフェや若い娘のたくさんいる店は、照れ臭くてよう入りません。

仕事柄勉強の為に、外からジーと眺めて観察は良くしますが・・・

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2022年

3月

29日

壁面タイル張り

自家焙煎珈琲店の店舗工事を続けています。
カウンターや天蓋をタモの集成材で作り終え、カウンター背面の壁にタイルを張っています。

今回選択したタイルは株式会社オオムラ様の薄型レンガ(コットンアイボリー)です。

いつもこのブログで書いているのですが、タイルを張る職人さんもすごく少なくて、若い職人を見たことがありません。

今後の長いサイクルの中で考えると非常に心配な事です。

このタイル張りでほとんどの下地工事が終わるので、この後塗装工事などを並行しながら、厨房機器の搬入を待ちます。

その後最終的な仕上げに入ろうと計画しています。

だいぶ暖かくなってきて現場的には楽になってきました。
暖かく日が長くなることはありがたい事です。
次は垂水でCafeの工事が続きます。

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2022年

3月

17日

フィッシュダンスホール

1980年のバブル絶頂期、よく大人なイベントをしていたホールがありました。その隣に今でも大きな鯉のオブジェと独創的な建物があります。

当時はあまり興味をもって見ていなくて、小さな水族館ぐらいの感じで見ていたのですが、少し調べると鯉川(現在は鯉川筋)の麓にちなんで、鯉のオブジェだそうです。

建物を含め海外の方のデザインで安藤さん監修らしいです。

 

今でもすごくカッコ良くて当時の創造性を、元気な株式会社神戸市が採用した意欲的な建物とオブジェです。

そのイベントホールはその後音楽練習場として使われていたようですが、4月から民間の運営会社に変わりリスタートされるようです。

その一環でほんの少し内装の工事をさせていただいています。

内部の練習場は意外と使用料が安く、びっくりするぐらい高い天井でブラスバンドの練習(発表会)や演劇練習(イベント)・ダンス・ドローンコンテスト等々さまざまなイベントに活用できそうです。

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2022年

3月

10日

自家焙煎珈琲店の工事

自家焙煎珈琲店の工事を進めています。

旧店舗と厨房の区画はさほど変わらないのですが、何を調理するかによって厨房機器が変わります。
そんな事から給水・排水・ガス配管などのルートを変えていきます。
実はこの作業における土間の掘削作業が結構ドキドキします。

なにせコンクリートの土間を削岩機で掘っていくので、結構大きな音がします。
近隣には事前に挨拶には行っているのですが、やっぱり苦情があればそれなりにいろんな対応が必要になります。

しかし、今回は隣のお店の方もお互い様と良好で、無事に削り作業も終了しました。ここまで来れば少し安心です。

そして店内にエアコンを追加するのですが、世界的なコロナ禍で半導体不足などで海外工場で生産されているエアコン機器も少し入荷に時間がかかっています。

エアコン機器に限らず、いろいろな海外工場生産品に遅延が出ております。コロナの影響でと言われると、仕方ないですよね〜。

エアコン・給湯器・住設機器・工業製品多数・・・資材不足などなど・・・

そんな状況で工事手順的に内装が進められないので、ファサードの変更を開始しました。仕上げ前の下地塗りだけでも進めようとしたところです。

今の状況がいつまで続くかわからないですが、今後の案件については、今までよりは工事期間を少し長く頂かないといけないような感じです。

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2022年

2月

25日

床鳴り

集合住宅のリフォームをしております。
かなり古い建物で新築時から一度も手を入れられていない住居で、この際間仕切壁など全て解体して、住設機器も新規に更新しようとしています。

間仕切壁などもまだクロスがない時代は化粧ベニヤが主体でしたので、解体材など非常にたくさん出ます。

そして、よくある話ですが、30年以上前に施工された物件は、基本的に鉄釘が主に使われているので、経年変化で根太材の痩せなどで釘と合板の擦れで床なりが起こります。
よく歩いていた部分がギシギシ・キーなどの音が歩くたびにするあの嫌な音です。

廃材資材を全て廃出して、電気配線工事と並行して、床鳴りの箇所を直しています。

その方法は床鳴り箇所の床を部分的に捲り、床根太に補強的に木ビスを打って床下地と床根太をしっかり上からの重さで動かないようにする方法です。

現在では当たり前に、木ビスで固定するようになってからは、床なりはほとんど無くなっていますが、工具類を含めてかなり進化しています。

まだまだリフォーム完成までには先の長い現場ですが、少しずつ前進しています。

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2022年

2月

19日

厨房機器の廃棄

夙川で店舗工事を開始しました。
前のオーナーさんが何から何まで置いたままの店舗をまず解体しています。

その中に厨房機器もあったのですが、その厨房機器の廃棄費として7万円を新しいオーナー様に見積書を提出していたのですが、契約後厨房機器メーカーさんに廃棄費用を伺うと14万円という事でした。

見積提出した金額の倍ということになって、メーカーさんでの廃棄は予算オーバーなので、民間の廃棄業者さんに見てもらいました。

なんとか色々ご相談させて頂き予算ギリギリにおさまったのですが、明確な定価表なども見ていないないので、廃棄業者さんよっては幾分費用が違うように思います。

少なくとも5年以内の厨房機器なら無償で引き取ってくれるそうですが、それより古くなるとそれなりに費用がかかるようです。
(特にこの店舗の厨房機器はお肉を主に扱っていたので汚れが酷かった)

特にコールドテーブルなどはフロンガスなどが入っているので、どこでも廃棄できるわけではなく、色々廃棄業者さんでも事情があるそうです。

そんなこんなで工事を開始した店舗ですが、とりあえずだいぶスケルトンに近くなってきてホッとしている状況です。

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2022年

2月

08日

サンゴ素材の塗り壁補修

お世話になった会社を退社してから早10年。
この別荘は15年ほど前、その会社に所属してたときに建築させて頂いた建物です。
そのオーナー様から塗り壁剥がれの修理依頼を頂きました。

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2021年

12月

21日

2021年まとめ

2021年も残り10日ほどになってしましました。
今年もコロナ禍で数年前とは違う環境でしたが、ありがたい事に色々な仕事をさせて頂きました。

思えば10年前に脱サラをして、経済的な不安を背負いながらも、少しでも夢のある空間を提案したいと思い起業しました。
そして、なんとか細々ですが10年続けてこれました。
それもこれも、これまで出会ったたくさんの方々のおかげだと思います。

ありきたりの言葉ですが、本当にありがとうございました。

2022年はもっともっと夢のあるValueの高い空間を、いろんな切口から提案をさせて頂きたいと思います。
来年もよろしくお願い致します。

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2021年

12月

08日

サイン新設

5年ほど前にタバコ販売店をカフェに改装させて頂いたお店から、サインの増設依頼を頂きました。

店舗工事をさせて頂いたお店の中には、すでに閉店してしまったお店やオーナー代わりで別のお店になってしまったお店など様々あります。

いつまでもちょっとしたことでも、いつまでもご相談いただける事はありがたい事です。

今回は店内の少しの改装とメイン道路沿いのシャッターにサインを新設させて頂きました。

オーナーのスタイルに合わせたデザインとし、木製で手書きで作ることにより、なんとなく店内とメニューをイメージしていただけるようなサインになりました。

お店の外壁やドアなども経年変化で汚れてはきたのですが、すごく柔らかい色合いになり雰囲気がすごく良くなっています。

丁寧で美味しいお店なので、いつも女性グループで満席です。
いつまでも続くお店というのは、いくつもの良さが重なり合っているように思います。

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2021年

11月

11日

工場の事務所を住宅に変える

工場の3階で使用されていた事務所を住宅にリノベーションさせていただきました。
私独自の定義では用途を変えるリフォームなのでリノベーションと呼びます。

使用しなくなった事務所を宿泊(生活)できる場所に変更です。

建物外観は工場そのものですが、内部は壁・天井・床は全て作り替え、断熱材をしっかり入れマンションの一室の様になっています。

施主様の個性に合わせて、リビングの壁にはデザイン的なアクセントで古木の足場板を貼ってみました。

当初はカウンターキッチンで計画していたのですが、いろいろな使用状況によって自由に使用できるよう、食器収納付きのアイランドキッチンに変更しました。

食事の場所が固定されないことと、ダイニングテーブルを購入することを考慮すると、このほうが良かったかなと思います。

特にサンワカンパニーのシンプルなアイランドキッチンにしましたので、ワンプライスで業者には利益は無いのですが、施主様にはコストバリューは高いのではないのかと思います。

最近は店舗関係のデザインや施工が多いのですが、住宅のリフォームやリノベーションも色々工夫ができ、楽しい仕事だとあらためて感じました。

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2021年

11月

01日

ジュースバー

芦屋で少しの期間だけ「fiore」の店舗デザインと施工をさせていただきました。

壁のクロスの張替えと床の塩ビシートの張替え、カウンターの造作、ファサードのテント新設、照明器具の交換程度の工事です。
手作りの洋菓子と生ジュース(冬場はスープ)を店頭で販売されるようです。

昔は果物屋さんが果物販売の片隅でミキサーを回して販売していたのをよく目にしたのですが、今はお洒落なお店がたくさんできているようです。

少し調べると若者の間では、通称「ジュースバー」と呼ぶようです。

依頼のメインはカウンター作りだったのですが、最初は造作家具屋さんでメラポリ材のカウンターを作ろうと思ったのですが、結構コストがかかるため断念し、手作な感じで、ランバー材と集成材・羽目板で作ってみました。

オフホワイトで本体を塗装し、カウンターの集成材のみ生成りのクリアー色のウレタン塗装にしましたが、これはこれで温かみがある感じになりました。

小さな調湿ケースも立ったお客様から見やすいように少し置台も作り一体的に設置しました。カウンターの背面は収納棚になっています。

お店の方は、これからゆっくりオープンされる予定だそうです。

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2021年

10月

19日

手洗の水栓について

芦屋でジュースバーを作っています。
小さなお店ですので、カウンターを作って内装の壁紙などを張り替え、照明器具を交換した程度です。

シンプルで白を基調にした内装になっています。

 

さて、タイトルの話なのですが、6月より保健所の営業許可申請の際、従業員用の手洗の水栓を自動水栓にしないといけないと指導されています。

既設の設備を使用する場合、簡単に自動水栓に換えれる商品は良いですが、写真のような場合はなかなか難しいそうです。

そして何よりも国産の自動水栓は結構高額ですし電気の供給が必要です。
通販のアジア製は電池式で安いのですが、業務用に使うには今一つ安心感がありません。

そもそも保健所の指導意図は水栓を手のひらで握ることで、水を出したり止めたりすることが、よくないと言うことなので、いつも長いハンドルに変えて、手の甲などで作動させますと説明すると、今まで通っております。

それで今回手洗器は、純正の交換ハンドルもないので、数百円程度の金物でハンドルを作ってみました。
これで、通過できると思うのですが、今から検査を受けますのでまだわかりませんが通って欲しいです。

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2021年

10月

11日

足場板

鋼板外装の工場3階の事務所をリノベーションして住宅を作っています。

少しデザイン性とナチュラルでワイルドな雰囲気が欲しくて、壁の一部に足場板を張ってみました。

広島にあるWOODPROさんでスライスされた古材を購入しました。
DIYされる方には有名な会社のようですが、足場板に特化しているので在庫種類とも豊富です。

この足場板はラフ仕上でしたので、少し表面を研磨して、艶なしのクリアーを表面に塗ろうと思います。

そして、まもなくキッチンも届きそうなので、今月中には完成させれるかな〜と思っています。

リフォームとリノベーションの定義があやふやな業界だと思いますが、やはりリノベーションは、元の空間意味を変える工事の事だと、改めて自分に言い聞かせています。

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2021年

9月

28日

カフェのファサード

本山南で工事をさせていただいているカフェのファサードです。

以前は蕎麦屋さんだったのですが、全く再利用する箇所がなかったので、新規でファサードを作りました。

店舗デザインは大体いつも同じ様になってしまうのですが、狙いは、できるだけ店内を見せる方が入りやすいという事と柔らかい雰囲気を出すためには木製のドアが良いという気持ちからです。(安価にもできやすいです)

間口は狭いのですが、テントを大きくする事で、少し大きな店舗に見える様にしました。

ロゴは、私と同じ中高大の後輩、スタジオ100の岸さんにお願いしました。
いつも簡単な説明でもすぐに組みとってくれるセンスの良い方です。

サインやグラフィックで悩んだときは彼の力は大きいです。

この写真は厨房側のファサードです。
勝手口って感じです。

白い扉とブラウンの枠、そしてガラスのモザイクタイル。
良い感じに仕上げったきました。

あとは保険所検査などを待って完成となります。


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2021年

9月

21日

灘の居酒屋

2ヶ月弱程かかって、やっと灘の居酒屋もできてきました。

結構古い木造住宅で、2軒繋がりの長屋的住宅だったので、解体時は建物の傷みや損傷も多かったのですが、少しずつ補修をしたり補強をしたりしながら進めていきました。

なかなか難しい案件で、いろいろな設備が全て住宅仕様なので、そのあたりも調整しながら進め、いろいろな箇所でラッキーなことも絡んだ案件でした。

解体時は一体どれほどのことをする必要があるのか?
店舗として成り立つのか?などなど。

普段あまり使わない頭を一生懸命に使い気持ち的には悩んだ一時期でしたが、こうして出来上がったくるとなんとも言えず愛情が湧いてくるものです。

でも、しばらくは安心な建物の工事をやりたいのが本音です。(笑)

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2021年

9月

14日

壁・天井下地

今年は年初から事務所系の内装工事に始まり、ずーっと店舗工事が続いていたのですが、今年初めて尼崎で住宅のリフォームのご依頼を頂きました。
リフォームというより工場の3階に住居を作るという感じなのですが!

鉄骨造の建物で工場仕様ということもあり、天井が高く作れます。
割と面積も広かったので、LGS(ライトゲージスチール)下地で壁と天井を作っています。
最近のマンションなのでは、すっかりLGS下地の場合が多いのですが、木造の戸建てなどでは木下地がまだまだ多いです。

LGS下地と木下地では、一概にどちらが良いとか悪いとかはなく、どちらもメリットデメリットは存在しますので、すごく興味のある方は、いろいろなサイトをググって見て下さい。

同時にリフォーム依頼をいただいたのは、須磨の戸建て住宅です。
こちらは本当に純粋なリフォーム案件で、中古住宅を購入された物件のお風呂やキッチンの水回り設備関係を一新する様な内容です。

内装も少し経年変化していたのと、おそらくお年を召された方が住んでおられた様なので、少し手直しをして若々しくしたいと思います。

建物がツーバイフォーなので大きな間取りの変更はできませんが、キッチンが狭く感じるため、最低限の開口を作っている様子です。

住宅系のリフォームはプライベート部分が多いので、あまり頻繁にアップできませんが、差し障りのない範囲でいろいろ工事内容を紹介できれば良いな〜とか思っております。

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2021年

9月

08日

職人さんは繊細な感覚だ!

灘の居酒屋さんの工事もだいぶ終盤に差し掛かってきました。
最初からかなりドキドキした店舗工事でしたが、なんとか上手くできそうな気がしました。やれやれです。

店舗内の壁にラスカットをはり、そのラスカットに下地のモルタルを左官屋さんが塗ってくれています。
この後仕上げに白セメンを塗って仕上げとなります。

いろいろな職人さんと現場で話をするのですが、やはりなかなか後任者がいなくて、皆んな自分の代で終わりだと話しています。
個人的には職人さんに変われるロボットができないでしょうし、結局手作業ですることが無くなって、全て工業製品の壁仕上げ材に変わっていくのでしょう。

味気や温かみがなくなるのは残念に思います。

並行して本山南のカフェ店舗も少し形になってきました。

こちらは難問が少ないのですが、建物本体が少し傾いているので、全ての壁の垂直・水平が躯体の壁と揃いません。

違和感がない様に少しずつ調整しながら大工さんが行っていますが、こちらもロボットが判断をして変われるのは難しいと思います。
やはり人間の感覚はすごく繊細で知能的だと思います。

少し暑さも和らぎ、現場職人にはありがたい感じになってきましたが、やはり大変な作業です。

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2021年

8月

26日

下地の腐食

以前おうどん屋さんだったお店をカフェに作り替える工事をしています。

最初前のままの内装を拝見した時は、壁のクロスの表面にカビが少しついていたので、長年閉めっきりにしていたからかな〜ぐらいを思っていたのですが、壁紙をめくっていくと下地のプラスターボードが湿気でフカフカで、ほぼ腐っているような状況でした。

いろいろな要因でこんな事になっているのだろうと想像はできますが、家主さんと借り手さんとの立ち位置が違うので、解消さすには少し時間がかかりそうです。

反対側の壁も下部がおんなじように腐っていて下地がボロボロです。

壁紙を剥がさないとわからなかったのですが、これもいろいろ要因は考えられそうです。

阪神大震災に崩壊せずに頑張って残った鉄骨造の小さなビルですが、目に見えない傷から少しずつうみを出しているような状況で、根本的な対策は難しいような気もしますが、できるだけのことは内装でカバーしたいと思います。

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2021年

8月

06日

配管配線の仕込み

古い古い木造家屋を居酒屋さんに改装している現場です。

なにぶん古い古い建物なので、間仕切壁などを解体後、補強をしながら作業を進めています。

汗がほとばしる状態の現場ですが、みなさん一生懸命作業を進めてくれています。
電気屋さんと給排水設備屋さんが先行して配線・配管作業をしています。

我々の業界では先行した配線配管を仕込みをすると呼びます。

床のフローリングや根太を取りつつ水道配管作業が進みます。
この後床にコンクリート打つので、この配管は見えてきません。
電気の配線も壁の中に入ってしまいますので、配線も見えてきません。

しかしこの仕込みが大事な部分で、後で簡単にやり直すことができないので、結構慎重な調整や確認が必要になります。

毎年今頃の時期は暑いのが決まりですが、今年は毎日軽い熱中症になっているように思います。

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2021年

7月

20日

鎧を着けた戦士

いくら病気を抱えたひ弱な体でも、立派な鎧を纏うと相手には分からないものです。

築50年以上前の木造住居を店舗に改装しています。

当然図面が残っていないので、推測を立てながら解体作業に取り掛かります。
まず不備が出てきたのがこの柱、柱の下部が腐り(シロアリか?)柱が基礎に接していません。

こちらの柱は梁に全く接していません。
既に綺麗にリフォームされた賃貸物件を解体しているのですが、壁の仕上げ材を剥がさない限りこんな事はわかりません。

20〜30年前ぐらいの築造ならこんなこともないのでしょうが、40〜50年以上前の建物だとこんな事はざらにあるように思います。

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2021年

6月

29日

壁紙

住宅のリフォームや店舗工事に壁紙を使うことがよくあります。
案外思い切った色を使うと新鮮な感じになるものです。

壁紙メーカーも数社あり種類もたくさんあるので、それなりに選ぶのは大変ですが、できるだけ沢山見られることが良いと思います。

この部屋はオフィースです。
黄色の壁紙は施主様が選ばれたのですが、個人的にもとても良い色だと思います。

サロンなんかにも良さそうな色です。

雑貨販売の部屋にはカウンターを作りました。
今日は塗装屋さんが朝から一生懸命に塗ってくれています。

塗装屋さんも結構あると思うのですが、ほとんどの仕事が外壁塗装や鉄骨塗装が多く、意外と繊細に室内内部の塗装を上手に塗れる人が少ないように思います。

どんな職種の職人さんにも共通するのは、本質的に、仕事に丁寧さが保てる方は安心してお願いすることができます。

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2021年

6月

12日

アイアン塗料と防塵塗装

雑貨品を取り扱う会社の移転先事務所の工事をしています。
エントランス部分に扱い商品のスペースを作るために、まずはフロントのアルミサッシュを塗装してみました。
ターナーのアイアン塗料なのですが、水性の為幾分弱いかな〜とも思いますが、塗装が剥がれてもそれなりの雰囲気が出るかな〜と思っています。

元はこんな感じで、よくよくあるアルミ色のサッシュでした。
いまだアルミサッシュに適した塗料を発見できてないのですが、塗装屋さん云く、2液タイプの油性塗料ならかなり強いとも聞いています。

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2021年

6月

03日

板宿のカフェ・終盤

板宿のカフェも終盤の仕上げ作業にかかっています。

できるだけ自然で衛生的な雰囲気にして、入店しやすいイメージを意識してみましたがいかがでしょうか?

個人的には年齢的な事も関係しているのかもしれませんが、あまりお店のイメージが主張しているお店には、入りにくい意識を持っていて、結局いつも同じような感じのお店になってしまいます。

早速オープン告知のお知らせを施主様に貼っていただきました。
工事中ズ〜と「ここ何になるの?」と聞かれてたのですが、告知とサインをつけたので、近隣の方にはわかって頂けるのかな〜と思っております。

後、モルタル床を少し研磨し防塵塗装をして完成となります。
オープン時にはコロナ規制も緩和してたら良いな〜と思います。

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2021年

5月

27日

トイレのリフォーム〜どこでも水洗

 

知り合いの方からのご紹介でトイレのリフォームをさせて頂いております。


便器の故障ではなくトイレの床がふわふわとたわむと言う事で、床の修理とついでに便器や手洗の交換となりました。

便器を徹去して床を解体し、最終的に仕上げるのに1週間ぐらいの期間がかかるのですが、その工事期間中の家人の方の為に仮設トイレを工事初日に設置しました。

その仮説トイレは株式会社アム様の
「どこでも水洗」と言う仮設便器なのですが、
ホースで給水排水をおこなうタイプで、
本当にどこでも設置できる仕様になっています。

 

簡易ではありますが、
囲いや扉もあり、
家屋の中に設置できるので、
夜間の使用も容易で安心です。

排水は既存の下水の蓋部分に置くような感じですが、短期間なら何ら問題はないかと思います。

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2021年

5月

07日

板宿のカフェ

板宿のカフェの工事をやっています。
もともと自転車屋さんで木造2階立ての一軒家です。

外壁がリシンの吹き付けで、内装工事だけではカフェにならないと思い、アルミサッシを全部撤去して、外壁も含めて改修しております。
特に窓上にある小庇が住宅ぽくて嫌で、なんとかこれを隠したいなと思うところから、外装を考えてみました。

塗り壁ベースのラスカットを小庇を含めて、ややモダンなスタイルに変更しています。
これにモルタルを塗って、ジョリパッドの塗り壁で仕上げたいと思っております。

長らく空き家状態だったようで、通りすがりの人から「何になるの?」としょっ中聞かれます。
聞かれるついでにたわいもない世間話なんかをすると結構楽しいものです。

工事とは関係ないのですが、隣のラーメン屋さん「喜八」がすごい人気で、いつも長蛇の列ができています。
美味しいもんは遠くからでもわざわざ食べに来るもんなんですね!


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2021年

4月

22日

なかなかバタバタしています。

毎年のことですが、春頃に工事の依頼をいただく件数が多くなります。

苦楽園で5年前に向かって右側のヘアーサロンを作らせていただき、今回左側に倉庫兼研修所を作らせていただきました。

テントの形や色、外壁の色も少しだけ変えましたが、ほぼ姉妹のようになりました。
倉庫も兼ねているので、大きな引戸を作りましたが、この扉が50kgほどになってしまい、過去最大の木製ドアになりました。

高速長田で洋菓子店の工事をしています。
かつては古い個人店で洗剤や医薬部外品を販売されているところでしたが、さすがに大手の薬品店が近くに大量に出店されているので、その役割を終えたのだと思います。

そしてほとんど外壁周りだけを変えて、新規に洋菓子店に変えています。
洋菓子ケースの都合で少しオープンが遅れていますが、5月末頃にはオープン予定です。

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2021年

4月

08日

ダイソー

コピックが1本400円近くもするので、なかなか手着色に戸惑っていたのですが、コピックを真似た商品がダイソーで2本100円で売っていたので、早速購入して塗ってみました。

さすがに2本100円の商品はなめらかさや発色性はダメですが、淡い色目はなんとなく使う分にはありかもしれません。
濃いカラーは??です。

いつもはパース類は3Dレンダリングで出力するのですが、何かパースに温かみがでなくて、いろいろipadにpencilで書くなども挑戦してみたのですが、手書きの良さがでませんでしたし、ガラス面に書くというのもなかなかうまくいかないものです。

まあ、思いが伝わることが一番大切だと考えると、できるだけ手書きにして細かいところもわかっていただきたいな〜と思っているところです。

このファサードはこれから須磨区の板宿駅近くで工事を始めるカフェの店舗です。
出身の学校も板宿駅にあったので、かなり懐かしく楽しみな現場になりそうです。

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2021年

3月

23日

外壁

苦楽園のヘアーサロンの外壁工事にかかっています。

前回までの説明の通りブロックを1段積み、その上にフレームを組みラスカットを貼りアルミサッシを仕込んだところです。

最近のアルミサッシは半外付け仕様になっていて、外壁サイディングをこのラスカットに張ると枠の部分が収まるようになっているのですが、塗り壁の場合はあえて枠周りにケーシングのようにラスカットをダブルにすることで、建物の凹凸が少しでも出るかなと思い、いつもこうしています。

そして壁面専用のモルタルを塗っています。
左官屋さんの説明では、壁面用のモルタルは潰れるかん水を使うことで、垂れなく伸びの良い塗り壁になるそうです。

なんかコテさばきが、べと〜と、伸びるなと思って聞いたのですが、聞いてよかったです。

まだまだ知らないことだらけですが、勉強になります。
この後化粧材の塗り壁材を仕上げに塗る予定です。

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2021年

3月

17日

苦楽園の美容室

昨日あたりから急に目が痒くなり、鼻水ズルズルの状態です。
こんな事は今までなかったのですが、突然、花粉症的なやつがやってきたんでしょうか?

ともあれ苦楽園の美容室を作っているのですが、この日は外壁用のブロックを積んでいます。

地味な仕事ですが、結構重要な工程だと思います。
ブロックが無ければ将来的に壁の地面付け根が腐ってくるかも知れないですから。

そして外壁下地を作っているところです。ラスカットを張って、モルタルを塗って塗り壁材を塗りたいと思います。

いつも同じ工程ですが、これが一番自由度が高くコスト面も楽だと思います。

まあ〜
基本的に何を重要視するかを決めて、思いがぶれなければ良いかと思います。

しかし、鼻水は辛いです。


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2021年

3月

05日

変則的な棚

商談室(サンプル室)の陳列スペースを作っています。

アパレルの洋品店のように自由度の高いロイヤルの棚柱を主体とした方法をとりました。
棚やハンガー、ブラケット等金物部材の種類が多く大変自由度が高く使い安いです。

ただ一つ気になるのが、どうしても単調な陳列になってしまうことです。
カラフルでキャッチーな商品の陳列部分だけは、少し遊び心が欲しいと思いました。

そこで写真のように、変則的なオープン棚を作ってみました。

棚柱のブラケットに造作したオープン棚を乗せる感じです。

棚柱の高さピッチは細かい穴に合わせていくのですが、このピッチが25mmです。

オープン棚の高さを25mmの倍数にすればおけるはずと思い、信じて作ってみました。

難なく置くことができ、複数個のブラケットで支える為に、思っていた以上に丈夫です。

この展開をもっと広げると、面白い陳列スペースができそうな予感がします。

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2021年

3月

01日

トイレの改装

某縫製会社の各部署のリノベーションを引き続きさせていただいております。

今回の投稿は男子トイレです。
この会社には従業員の方が多くトイレ室がたくさんあるのですが、一箇所だけ来客用のトイレに改修するというお話があり、させていただいたのが、この写真のトイレです。

何十年前かに竣工されたままとの事でしたので、和式便器と小便器と言うスタイルのトイレでした。

古い和便器や小便器を全て解体撤去し、床のタイルも床高さを変えないように削って撤去しました。

そして新たに床に磁気タイル貼り、壁と2段落ちの天井を作り全て塗装。
和式便器があった位置に様式便器を設置し、左サイドにSK室を作り、残りの左サイドに手洗いやトイレットペーパーの収納キャビネットを設置しました。

来客用ということもあり、間接照明を使い落ち着いた空間としました。

自分の家でもこのサイズのトイレを作れれば、私ならトイレ書斎にしたいです。
・・・まあ!家族になかなか出てこないと文句を言われそうですが。

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