日々の工事状況 (ブログ)

2023年

3月

23日

ハンマードリルで床剥がし

無人24時間フィットネスクラブの内装工事を続けています。

天井のボードを剥がし軽天材を撤去し、型枠の際に残置で残っている釘などを切断処理して、天井は塗装準備が整ってきました。

続いて床の張り直し準備ですが、古い床材(Pタイル)が頑丈に張り付きその上に長尺の絨毯が貼られていたのですが、この一番下のPタイルを剥がすのに苦労しました。

かなりの年月が経って圧着が強かったので手動スクレーパーを使っての捲り作業は無理でした。

そこで登場させたのが、ハンマードリルと先端につける専用スクレーパーです。

流石にこの組み合わせで、ガンガン作業が進み120平米ぐらいを1日で剥がすことができました。
残り60平米ほどなので、後一日あればなんとか床めくりは完了しそうです。

並行して塗装屋さんが下地のプライマー塗りや養生作業をしてくれています。
明日以降、徐々に塗装の作業にも入っていけそうで、少しずつですが完成に向けて進んでいます。

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2023年

3月

13日

フィットネスクラブ工事中

こんにちは(Y)です。

東灘区の本山中町で24H営業のフィットネスクラブの店舗工事をしています。

 

もとは会社の事務所として使用されていて、広さは約185㎡と大きめの店舗です。

 

工事内容は、天井の解体やスタッフルーム・更衣室の新設、シャワー室の新設、壁天井の塗装工事、床の張替え工事です。

 

工事着工から3日が経過し、天井の解体が大方終了しました。

 

もともとの天井ラインは、赤線が引かれている部分なので、空間にゆとりが出た気がします。

 

どのような業種でも天井の高さはやはり重視するポイントで、毎回空間の大切さを思い知らされます。


 

このフィットネスクラブは、基本的に無人で営業されるらしく、入場口にはスマホを利用し入館できる入場ゲートを設置して営業されるようです。

 

 

スタッフが常勤していない分、月額料金等の価格が安くなり、利用者側としてはかなりありがたい。。

 

スマホがますます普及していく中、このような形の営業形態を取る業種が多くなってくるのかもしれませんね。

 

次はスタッフルーム新設等の工程に入ります。

工事経過は随時ブログにアップしていきますので、また見に来てください。

 

 

どのような仕上がりになるのか楽しみです。

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2023年

3月

09日

スケルトンリフォーム工事中②

こんにちは(Y)です!

西宮市で実施しているスケルトンリフォームの現場も順調に進んでいます。

先日は外壁材(サイディングボード)の貼り付けを行いました。

 

今回使用したサイディング材は、ケイミューのディレクトーン(16mm厚)です。

細かに散りばめた石をイメージしたデザインとのことで、非常にナチュラルでモダンなサイディングです。

 

サイディング色も白色で選択したので、お家が一気に明るくなった気がします。

外壁はお家の第一印象を与える部分なので、施主様の「こんなお家の雰囲気にしたい!」との意見をもとに、複数のデザインや色から選択していきます。

今回のような、スケルトンリフォームでは非常に重要な項目だと思います。

 

 

さて右記の写真は、実際にサイディングの貼り付けを行っている施工風景です。

 

外壁一面に張り巡らされている、「ウォータガード」ですがこれは透湿防水シートと言います。

主に住宅建材の結露や雨漏り防止の用途などで活用でき、壁の内部に湿気や水分が溜まることを防いでいます。防水機能のみでは室内に湿度がたまるため、湿度を通過させる機能が重要になります。

 

そこへ、通気留付金具を設置し、先程紹介したサイディングを貼り付けていきます。透湿防水シートとサイディング材の間に「通気層」を設けることで、サイディングが結露した場合でも壁内を空気が通るため湿気の滞留を防いで、乾燥してくれる重要な役割を果たしてくれます。

 

一つ一つの施工方法には必ず意味があり、お家を守るために重要な役割を担っていますね。

 

当社は今回のようなスケルトンリフォームは勿論、小さなリフォーム工事やリノベーション工事、店舗工事等を行っています。

 

プランニング及び見積書の提出まで無料で行っていますので、どうぞお気軽にお問い合わせしてください。

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2023年

2月

28日

レトロ戸建てのリフォーム工事


こんにちは(Y)です。

現在、神戸市垂水区で築50年程のレトロな一戸建て住宅のリフォーム工事をしています。

 

「できる限り費用をかけず綺麗に工事をしたいとの施主様の希望により、低コストで施工できるよう工夫し作業を進めています。

 

写真の壁は築50年程の家によく見られる、化粧ベニヤ仕上げの壁ですが、今回はクロスで仕上げることにしました。

 

本来であれば、化粧ベニヤの上からプラスターボード等を増し貼りし、パテ埋めをした上で、クロス貼りを行い仕上げるのですが、これでは材料代が多くかかってしまいます。

 

そのため今回は、化粧板の隙間をパテで埋め、下地を平坦にした後クロス貼りを化粧板に直接行うことにしました。

こうすることで、材料代を節約しコストを抑えることができます。

 

もちろん全てを手作業で行うので、職人さんはかなり大変だと思います。

リフォーム工事は小さな工夫が積み重なりトータルコストを抑えることができます。

 

引き続き工夫しながらローコストできれいな仕上がりにしたいと思います。

 

弊社はプランニング及び見積書の提出まで無料で行っています。

まだ少しばかり余裕もありますので、
どうぞお気軽にお問い合わせしてください。

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2023年

2月

18日

スケルトンリリフォーム工事中

スケルトンリフォームの現場も順調に進んでいます。

2階を若干先行していますが、屋根の形状が変わっているので、概ね新しい柱・梁などを現場で採寸と継手加工をして進めております。

新築でしたら木工所でプレカットしているのでもっと早く進められそうですが、リフォームの場合はそうは行きません。

しかし、現場で加工する大工さんの知識は偉大だと改めて感じております。

そして1階は、外壁の合板を張り終えましたので、建物の傾きを治すために土台を基礎からあげた隙間にモルタルを詰めています。

結構な量のモルタルが必要です。

同時に屋根の上では屋根材を施工していっています。

今日は電気屋さん水道屋さんガス屋さん屋根屋さんなどなど大勢だったのであっちこっちの打ち合わせで大変でした。(やりがいがありますけど・・・)
これからサッシを取付、外装材を張り家らしくなっていきます。

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2023年

2月

06日

換気フード

西区の押部谷で鉄板焼・お好み焼き店の工事をしています。

結構古いビルでもとは洋菓子屋さん。
あまり予算をかけないで店舗を改装させたいとのご要望で、装飾を抑えめで工事を進めています。

ほとんど給排水工事と電気工事、それとガス工事と少しの内装工事なのですが、やっぱり換気工事は必要です。

いつもは換気フードをステンレスで作るのですが、この写真のようなサイズになるとかなり費用がかかってきます。

今回は予算抑えめということで、カラー鋼板で作りました。
かなりの長期で考えた場合、亜鉛引鋼板とステンレス綱板の違いは多少出てくるでしょうが、機能的にはなんら変わらないので、このような作りでも良いかと思います。

コロナの収束は見えてきましたが、まだまだ飲食店にお客様が戻るのも時間がかかりそうな気配です。

できるだけ安価に店舗工事を考えるのも大事ですね。

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2023年

1月

30日

土台上げ

スケルトンリフォームの現場を昨年から続けて作業をしております。
もともと建売住宅だったためか、布基礎の土間コンもなく、あの大きな地震にあったことで、家も大きく傾いていました。
水平レベルで約10cm程の片側沈下です。

屋根や外壁なども解体して一旦躯体だけのスケルトンにして、土台を布基礎と離しながら、ジャッキーで土台から躯体をあげながら傾きを調整していきます。
また同時に腐敗した土台や排水管などを取り替えながら作業を進めました。

そして基礎の補強に配筋を追加して土間コンを20cm厚程打ち込み、基礎部分の自重を重くして、ベタ基礎のような仕様にしました。

この後、土台と布基礎天端にモルタルを詰め、構造躯体の柱を部分的に取り替えながら筋交や金物でがっちり補強していきたいと思います。

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2022年

12月

27日

まるごとリフォーム

ハウスメーカーの言葉を借りると新築そっくりさん的なリフォームを行っています。

まずは建物の屋根・外装・内装などを職人の手作業で解体しています。

ひたすら解体して、捲って、外して、トラックに積んで、分別して廃棄処分に持っていくと言う作業を繰り返し、30坪ほどの築40年ほどの戸建ですが2週間程度でここまで辿りつきました。

お風呂周りの土台が完全に腐ってシロアリにやられていました。
40年前にはタイルを貼った在来工法のお風呂が普通だったので、温かい水が少しずつでも土台に周り、シロアリの絶好の餌食になったものと思います。

年が明けて年始早々からこの辺りの土台差し替えや柱のたちの調整、筋交いの入れ直し、金物補強などの作業を進めていきたいと思います。

年末年始の休業は12月29日(木)〜1月3日(水)までとなります。
今年もお世話になったすべての方に厚く御礼申し上げます。
皆様、良いお年をお迎えください。
そして来年もよろしくお願い申し上げます。

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2022年

12月

19日

トラックのラッピング店

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2022年

11月

21日

プランニング

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2022年

11月

09日

マンションリフォーム

集合住宅のリフォーム工事をさせて頂きました。
最初のご訪問時に気にかかっていたのですが、玄関から廊下部分が暗いなあ〜

と感じていました。

玄関から入った部屋は一つの土間空間にすることも提案させて頂いたのですが、個室としての必要性があるということで、結局ガラス入りの3枚引戸とデコ窓との併用で少しは廊下も明るくなリました。

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2022年

10月

26日

地下倉庫の新設工事

こんにちは(Y)です!

現在、神戸市北野町で住宅の基礎部分を利用した地下倉庫の新設工事をしています。

 

この箇所は外部に面しており雨風が防げず、今まではスペースを最大限に活かせていませんでした。

そこで柱間に新たに壁を作り、一つの大きな収納空間にするイメージで工事を開始しました。壁には採光のため、開口部を2箇所設置し、床は新たに作成します。天井は現行躯体のままとして電気を取り付け、機器使用のためにコンセントを新たに取り付けます。

 

まだまだ工事が始まったばかりなので、工事経過は随時報告していきたいと思います!!よろしくおねがいします(*^^*)

 

 

さてさて、工事とは直接関係ありませんが、施主様宅の基礎部分の下に防空壕が現存されていました。

ここは神戸市からのお願いで、壊さないでほしいと言われているみたいです。

 

当時のまま形が残されていて、歴史を感じることができたと同時に、どこか幻想的な空間に感じました。

歴史を感じれるこのような建物がこれからも長く大切に保管されていってほしいと願うばかりです。

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2022年

10月

18日

廊下に光を届けたい

集合住宅ではよくある間取りだと思いますが、玄関を入ると廊下がすぐあり、その廊下を挟んで左右に洋室があるパターン。

 

今回工事をさせていただいたお家の場合は東面の部屋には大きな窓があり、廊下を挟んだ西面のお部屋にはポーチに面した壁に小さな窓が申し訳ない程度にある状態でしたので、廊下も西面の部屋も暗くなっている状態でした。

そこを少しでも改善したいとのご要望が最大のポイントでした。

そこで東面の洋室の廊下に面した壁を取り払い、3枚引きの採光窓のついた扉にして、廊下に陽光を届けます。

そして西面の洋室には壁に彩光窓を取付て少しでも陽光が届くようにしました。

流石に西面の洋室には十分な明るさとまではならないですが、常時照明をつけるようなことはなくなりそうです。

 

今回のお宅に限らず大体廊下が暗いお家が一般的に多いように思います。
壁などを無くして大空間にすれば良いのでしょうが、お部屋としたプライベート空間も必要であることが多いのが一般的です。
彩光窓や彩光扉を上手く使って個室を作っていくのも大事かなと思いました。

クールなインテリアが流行の中、ウッディーな色で統一されていますので、穏やかなゆったりとした暮らしができるように感じます。
私も年々歳を増す毎にお洒落な空間より心地よい空間に憧れを感じます。

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2022年

9月

30日

真空ガラス スペーシア

ちょっと前まで暑さでクタクタな毎日でしたが、急に秋の空気に変わりだいぶ過ごしやすくなりました。

さて8月から続けている集合住宅のリフォーム現場ですが、昨日は窓のガラスを入れ替えました。
当初断熱や結露に悩まされていた施主様の要望をうけ、単板ガラスを真空ガラスのスペーシア に交換しています。

真空ガラス スペーシアは、日本板硝子の説明では、結露対策・高断熱性に優れた窓ガラスで、単板ガラスの約4倍、一般的な複層ガラスの約2倍の断熱性能を実現し、それにより結露の発生要因を抑え、結露対策にも効果を発揮すると記されています。

また複層ガラスではありますが、真ん中の層が真空な為、総厚が6.2mmで単板ガラスからの入れ替えも、既設のサッシがそのまま利用できる為、容易な作業で交換できます。

ガラス屋さんの話では、かなり以前からあった商品だということですが、発売当初はいろいろな問題や課題があったそうですが、10年程経過してかなり良い商品に昇華しているようです。
ちなみに「こどもみらい住宅支援事業」の認定商品でもあります。

リフォームをされる際に検討される項目に、優先順位が高い部分だと個人的に思います。

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2022年

9月

21日

音楽教室

お久しぶりです、(Y)です!

現在、西宮市仁川で音楽教室の新設工事をさせて頂いています。

 

音楽教室のため、楽器演奏時の店外への音漏れが懸念されることから、間柱間(LGS下地)へ写真の吸音ウールを敷き詰めました。

これは、空気層に充填する吸音材です。

楽器を使用する店内へは必要不可欠なものであると考えており、効果も期待できそうです。

 

上記の吸音ウールを敷き詰めた後、ダイケン遮音パネル12.5mm(GB0104)を貼っていき下地の完成です。この遮音パネルは、9.5mmのプラスターボードに3mmの突起付制振マットを積層したパネルになっており、遮音性のあるパネルになっています。

 

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2022年

9月

12日

発泡ウレタン

リフォームや店舗工事の現場でよく使用する発泡ウレタン剤です。

断熱や大きな隙間を埋める際に使用します。
以前店舗工事でネズミが侵入しそうな穴をこの材料で埋めたこともありました。

今回は、マンションの窓廻りの窓枠を取替しているのですが、壁を開けると窓廻りに断熱材が行き届いていなかったので、新しく窓枠の取替時に枠廻りに施工しました。

どれほどの効果が発揮されるのかは、数値的な判断はできませんが、少しでも効果が出るんじゃないかと、納得しています。

リフォーム工事の際は、いろいろな解体を伴いながら作業をするので、いろいろな事を発見できる機会でもあります。

それほど手間がかかる内容でもないので、気になった箇所を見つけたら、自分の家のつもりで対応していきたいと思います。

綺麗になることだけがリフォームではないように思います。

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2022年

8月

31日

室内窓

垂水区でマンションのリフォームをしています。

施主様から廊下が暗くて窓のない部屋にも光を届けたいとのお話があり、廊下に面した室の壁に室内窓を設置することになりました。

右の写真は廊下に接した壁を解体しているところですが、左側にある洋室には全く光がなく真っ暗な状態です。

この室内窓を取付する壁を抜くと、しっかり左側の洋室に光が届きます。

作業していて改めて感じたのは、できるだけ高い位置を開口する方が、光の入りの効果は高いと感じました。

実際設置する室内窓は、LIXILのデコマドと言う商品です。
また設置後の報告もしたいと思います。

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2022年

8月

19日

OSMO オスモ

飲食店の店舗工事でだいたいあるのが、カウンターの造作です。

最近は良くカジュアルなcafeなどはタモの積層材を使ってオイル塗装をするのですが、ナチュラルな雰囲気がつけやすくほっこりした空間には良いのですが、どうしても輪じみなどがつきやすくメンテナンスを絶やさないよにしないといけなどのデメリットがあります。

そんな事で一度塗料屋さんに良い塗料が無いか相談に行きました。
行った先は兵庫区にある株式会社モリエンさん。オスモの在庫が豊富で色々な相談にのって頂けます。

そこでおすすめされたのが、OSMOのTopOilでした。
OSMOから最近でた商品らしく、テーブルトップに特化したものでした。
今まではOSMOのフロアー用やワトコオイル等を塗っていました。

この商品は、輪じみや高音の物を載せても比較的良いという事で、これを塗ってみようと思います。
昨日塗ったところで乾燥がまだで結果はまだ判明してないのですが、また機会があればご報告したいと思います。

そしてカウンターの仕上を簡単にプロットにしてみました。
他にも色々な仕様がありますが思いつくままに作ったものなのでご容赦下さい。
参考になればと思います。

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2022年

8月

06日

ARCHICADについて

弊社では私がサラリーマン時代を含め20年ほど前から、アーキキャドを使用して、お客様に出来上がりイメージのプレゼンをしています。

長く使っているので他のキャドに変えるのも難しく、ひたすらこのキャドを使っている状態です。
20年ぐらい前の時は今ほど機能も多くなく、レンダリングなども簡易なものでした。

そのキャドもどんどん進化していき、本当にプレゼンで提案したものが現場で再現されていく感じです。

今では進化したアーキキャドの機能の半分も使いこなせていないかと嘆いていますが、もっと深くこのキャドと向き合いたいと思っています。

元町中華街のシェアキッチンの工事もお盆明けぐらいには完成できそうです。
ご利用になりたい方はお気軽にお問い合わせください。
実験的にサービス期間を設けるそうです。(かなり優遇は聞いていただけそうですよ!)

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2022年

7月

27日

シェアキッチンとクラウドキッチン③

こんにちは(Y)です。神戸元町南京町の店舗工事が進んできました。

 

本日は写真に設置しているケーブルラック(キャットウォークのようなもの)についてご紹介します。

 

当初施工前のプランでは天井裏に通っていた電気配線を1箇所に集約させ、集約された箇所に梁を作って配線を見えない形にしようとしていました。

 

が、しかし、、実際に天井を剥がしてみると、配線のたわみが思っていた以上に激しく、思っていたよりも複数の電気配線が通っていたため、急遽配線を露出させるデザインへ変更しました。そこで使用したのが上の写真にある、〜〜です。

 

これは見ての通り、天井部分(鉄筋部分)に金物を取り付け、たらされた長方形のレースウェイに配線を乗せる、シンプルな構造です。

 

実際に天井を剥がしてからでないと、配線がどのように通っているかがわからないため、今回のようなケースではかなり便利です。

デザインも非常にシンプルなもので、お店の雰囲気を邪魔することなく使用できるので、多くの店舗で見かけると思います。

 

思いつきそうで、思いつかない製品を考えた方に尊敬するばかりです。

 

 

 

これからは現在見えている石膏ボード(緑色)にクロスを貼ったり、厨房機器を設置したり等工事が終盤を迎えてきます。

 

 

工事経過は随時ブログにupしていきますので、よかったらまた見にきてくださいね。あ、あと、コロナウイルスが再流行してきたので、皆様もお体には気をつけてください。

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2022年

7月

19日

戸建住宅のお風呂改修

機能性や合理性を優先するとお風呂はユニットバスの選択になります。

数十年前は写真のようなタイルが壁・床に張られて浴槽が設置されているお風呂が大半で、メンテナンスさえしっかりすれば長期的に使え個性的な空間を作れるメリットはありましたが、今では冬場の寒さやタイル目地のカビの発生など、デメリットも存在し、そんな事の解消をしたユニットバスに群杯があがります。

後10年もたてば浴槽の水面にキャラクターがホログラムで浮かび上がり、ユニットバスの天井から同調した照明があたり、大音量が出て、浴室でアーティストのコンサートが楽しめるかもしれません。

そんな進化が著しい工業製品ですから、あまり長いスパンで考える必要はないのかもしれません。数十年を目安に更新するように計画しても良いのかもしれません。

そんな流れで戸建住宅の浴室をリフォームしています。
在来工法のお風呂からユニットバスへの移行です。

お風呂の浴槽を外して床のタイルを剥がし、床のコンクリートを掘削して、給排水の配管経路を変えていきます。
その後ユニットバスの高さに合わせた土間コンクリートを打設していきます。

他に洗面化粧台の交換や便器の交換なども含めて、1週間〜10日間の工期になります。
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2022年

7月

11日

シェアキッチンとクラウドキッチン②

こんにちは(Y)です。神戸元町中華街のシェアキッチン工事が始まりました。

 

今日の中華街には他県からの修学旅行生?がおられ、先日よりも人通りは少し多かったですが、未だコロナ前ほどのお客は戻ってきていません。

 

ただ、中華街の方々は各々で店頭販売を行なっていたり、若者に流行りのインスタ映え商品を販売している新しい店舗等もあり、コロナがもう少し落ち着くと、活気のあふれた中華街にすぐに戻れるような雰囲気でした。早く以前の中華街へ戻れるようコロナの収束を願うばかりです。

 

さてさて本題に入ります。1枚目の写真は現地調査に伺った際の写真ですが、元々は倉庫として使用されており、床が上がっているせいか少し天井が低い印象です。本日はこの天井部分を解体する作業に入りました。

 

配線やエアコンを隠すために作られている天井ですが、配線類を綺麗に整理し、エアコン本体を現した形にして塗装をすれば、スケルトンの天井でもかなりおしゃれになると個人的には思っています。

 

また、もともとよりもかなり天井高が高くなり圧迫感がなくなってくるので、開放的な印象になり、お客様が入られる飲食店等にはおすすめです。

普段は天井を解体することなんて思いもしませんが、この作業だけでも印象がかなり変わってきます。

明日からは壁等を作る造作工事に入るので、工事経過を随時アップしていきたいと思います。

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2022年

7月

07日

シェアキッチンとクラウドキッチン

神戸元町中華街にある、食材商社様の倉庫に小さなシェアキッチンを作ることになりました。

コロナが落ち着きを取り戻したものの、まだ中華街には、コロナ前ほどのお客は戻ってないようです。

最近他の物件でもクラウドキッチンを作る話があり、中食業界(外食と内食の間の業態)がUberや出前館の認知で新たな市場を作り出しているようです。

店舗を持たなくてもシェアキッチンやクラウドキッチンを利用することで、飲食業界に参入するチャンスになりそうです。

今回は食材商社の小さな倉庫を活用してシェアキッチンを作ります。何にでも使えそうな、カフェスタイルの店舗にするつもりです。

平日の1〜2日実験的に借りるのも良いでしょうし、イベント的に期間限定で借りられるのも良いかと思います。

まだまだ消費者の行動形態が見えない状況ですので、実験的な意味合いで、こう言った場所を利用して、消費者の趣向などを探られるのも良いのではないでしょうか・・

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2022年

6月

20日

西鈴蘭台のカフェ工事

こんにちは(Y)です。

西鈴蘭台の関西スーパーが入っているレ・アールの2Fにカフェが出来ます。

ここは当社の大工さんの奥様が念願のカフェ経営をしたいとのことで、弊社も少し協力しました。

写真は工事前の現地調査段階です。ご覧の通り、以前の店舗が長らく営業していたせいか、かなり年季が入っている状態でした。

 

全体的に茶色や焦茶色が多く使用されていた店内でしたが、タイル等を白色に再塗装することで、明るく清潔感のある店内になりました。

 

奥様はフラワーアレンジメントもされているとのことで、奥様がアレンジしたお花もお店で購入することができます。

そのため、店内のカウンターには自然な風合いを感じさせる木材を使用し、自然な雰囲気と清潔感のある雰囲気が合わさることで、とても入りやすく、ハッピーになれるような空間に改装することができました。

 

6月26日にオープンされますので、近くにお立ち寄りの際は、ぜひ「cafe tantan」へ足をお運びください。

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2022年

6月

13日

近況報告!

こんにちは。(Y)です!

入社してから早2週間。

 

早く一人前になれるよう努力していかなくては…。と思い「インテリアコーディネーター試験」に挑戦することを決めました!

 

10月が試験なので今から詰め込んでなんとか合格します!(合格率は23%)

 

ちなみに、わからない箇所は社長に全部教えてもらうので、他の受験生よりは優位かな…なんて思ってます。(笑)

 さてまたまた近況報告ですが、会社のinstagramとtiktokを作成してみました。

 

SNSはあまりしたことがないので、ここでも使い方の勉強からスタートしてます(笑)

 

日々の工事の様子や、今までの施工事例等、店舗工事やリフォーム・リノベーション工事に関係することを投稿していきます。(ちょっと投稿してみました)

 

本当に暇で仕方がない時にでも確認いただけたら幸いです。

 

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2022年

6月

03日

初めまして!

初めまして!(株)ホーム•リノへ6月1日から入社しました(Y)と申します。

今までは不動産業界で6年程働いており、店舗や住居を管理・売買する立場でしたが、今後は作る立場の仕事になります。

今までの経験を生かし、お客様目線でリノベーションや店舗作りに関わりたいと思っていますので、よろしくお願いします。

 

 

早速昨日、2店舗の現地調査に行ってきました。

これから事業を始めようとする方々にはどこか自信を感じ、オーラがあるなあとつくづく感じます。

これから様々な方々と出会うことを楽しみにしています。

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2022年

5月

21日

ヘアーサロンの工事その2

以前のセット面には、この壁の中あたりに柱形(壁から突き出して半面だけ見えている柱があり、その柱がセット面を2+1と柱形で別れていました。


鉄鋼造の建物やRCの建物は柱を壁内にする為どうしても柱形が内部に残ります。

今回改装にあたって工夫をしたのは、セット面を斜めに配置することで、その柱形を造作壁の内部にわからないように納めました。

3席のセット面は綺麗に配置できました。
1席の有効幅は160cmです。普通より10cm広げているのですが、ゆったりした席幅に感じます。

そしてお客様の目線を緩和させる間仕切を作ったのですが、べったりした壁だと奥行感がなくなるので、米栂の無垢材(40×70mm)で縦格子としました。

シンプルな造作ですが、できるだけ無垢材の良さがでるように心がけています。

この後、塗装や壁紙、照明器具等、仕上げ工事に入っていきます。

短期工事なので、作業工程でつまずかないようにしたいと思います。

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2022年

5月

19日

ヘアーサロンの工事

16日月曜日から2週間の予定で、ヘアーサロンの改修工事に入りました。

最近資材遅れなどがあるため、数週間前には必要な資材の注文を入れておき、工事に取り掛かった次第です。

コロナ禍前では資材遅れはあまり考えずにできていたことも、今の時期は本当に心配になります。

 

まずは解体工事からですが、この写真の鏡を外すのが一番面倒だろうと思っていました。

ほとんど弊社でも同じですが、鏡を取り付ける際は、鏡の裏に専用の両面テープとコーキング材で貼り付けるのが一般的です。

 

一旦貼り付けた鏡は割らないと剥がれないので、粉砕するのですが、破片が飛び散り危険です。

マスキングテープなどを使用しながら外し終えました。
最大の難所を超えたようでホットします。
ずーと同じ気持ちで工事をやっているようですが、所々で不安が出ていきます。

30日まで2週間、何事もなく改修工事が終えることを願うだけです。

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2022年

5月

06日

ダイケン スライデックス

このGW中に垂水の喫茶店工事もクロスや床材を貼ったり、照明器具をつけたりして、概ね出来上がった感が出てきました。

マンションなどのリフォーム工事は大型連休中は近隣への配慮で工事ができませんが、店舗の場合は連休中でも工事をすることができる場合が多く日当の職人は本当に助かります。

いつもと特別違った工事をしていないので、なんの情報を伝えたら良いか悩みましたが、今回はスライディングドアの金物をご紹介いたします。

入口の框ドアを手動で開閉させるのですが、お客様に高齢者が多いとのお話を伺っていたので、自閉式のスライディング金具にしました。
商品は(株)ダイケンのスライデックス HCS-50型というもので、50キロぐらいまでの扉なら対応できるようです。
オイル抵抗がついた滑車がレールに沿って動くのですが、レールを少し傾斜さすことで低い方に自閉するわかりやすい方法です。
少し高い金物ですが、お年を召された方には開閉しやすいと思います。

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2022年

4月

28日

Fish Dance Music Place

少し前から少しずつ工事をさせて頂いていた、FDMCの工事を終えました。

入口周りの外壁を塗装して、文字を書き入れ、ドアなどを塗装しました。

50年程前の建物で外壁塗料がそうとうくたびれていて、ポロポロ剥がれる状態です。なんとか後10年ぐらいはもって欲しいところです。

内部はフロントホールだけでしたが、少しの間仕切壁を作り、床のタイルカーペットを張替しました。音楽の練習場としては、立地や環境はバツグンの場所だと思います。

そして使用料も想像以上にお安いです。

一旦は建て壊しの予定だったそうですが、こんな文化的に利用できる建物を残さないとと思います。

私の若かりしき頃はスマホやSNSなどもなかったので、音楽やファッションや出会い等は人と人の直接コミュニケーションで共有できて、ディスコやイベントなどはそんな大事な情報ツールでした。
時代遅れかもしれませんが、電車の中でみんながスマホ相手に睨めっこしている状況は少し寂しい気がします。

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2022年

4月

22日

みやまめ珈琲

2月から店舗工事をしていたお店の引き渡しを終えました。
場所は阪急夙川高架下商店街。
おそらくもう50年ぐらい前からある商店街です。
今はシャッターがたくさん閉まっているのですが、半分ぐらいのお店が開いています。

 

今回の店舗は”INOSHISHI BAKAYARO ・・・・・・”という長い長い店名焼肉バル風なお店を一旦潰しての居抜き改装です。

右隣のシーエスバーガーさんは有名な美味しいハンバーガー屋さんで、元気で愛想の良い、ちょい悪オヤジのオーナーさんがアメリカンでノスタルジックなお店をされています。

そして左隣もちょい悪オヤジのオーナーさんが輸入バイク関係のショップをされていて、ビキニの女性が長いサーフボードで優雅な波乗りしている時代を彷彿させるサーフボードやスケートボードをなぜかディスプレーされています。たぶんオールドサーファーでしょうね・・。

なかなか手強そうなちょい悪オヤジに挟まれて、これから仲良く開店される自家焙煎珈琲の「みやまめ珈琲」さんも末長く繁盛していただきたいです。

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2022年

4月

19日

厨房の配管

垂水の喫茶店の工事を続けています。
カウンターの下地部分ができたところですが、この裏側に排水管や給水管を仕込んでいます。

2階の店舗で床を掘削して配管をすることができない建物で厨房の床を上げようかと思ったのですが、できればフラットで使えるようにしたいと思いました。

厨房側からの写真ですが、カウンターの腰部分に配管を仕込んでいます。

いわゆる乾式方式の厨房です。

 

排水には壁排水と床排水とあるのですが、これは壁排水になります。


給排水関係は飲食系では非常に大事な部分で、厨房屋さんを含めた打ち合わせや設備図面など結構慣れのいる部分でもあります。
まだまだこのお店の工事は続きますが、GW明けにはおおよその形にしたいと思います。

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2022年

4月

09日

カルプ文字

夙川の焙煎珈琲店も完成に近づいて来ました。
よく屋号の壁面サイン等に使用する、カルプ文字を貼っています。

厚みのある定尺のボード(アクリルとウレタンの積層材)から、文字の形を切り抜き、文字の表面にフイルムも貼り、立ち上がりの側面は塗装をします。
写真の文字は厚みが10mmなのですが、いろいろな厚みができます。

私は一般的に文字の高さの10分の1ぐらいの厚みにするとバランスが取れると考えています。ですので文字の高さが300mmぐらいならば厚みは30mm程度という考え方です。

そして並行して工事をしている垂水のカフェの木工作業もだいぶ進みました。
カフェと表現していますが、喫茶店と表現する方があうようなお店です。
昭和の香りが残る、タバコがのめるお店を作っています。

移転店舗なのですが、既存のお客様が高年齢の方が多くゆっくりタバコを楽しめられる空間を欲しておられるようです。

私も年齢がそこそこ高い物ですし、タバコものみますので、昭和の喫茶店に好んで入ります。
あんまりおしゃれなカフェや若い娘のたくさんいる店は、照れ臭くてよう入りません。

仕事柄勉強の為に、外からジーと眺めて観察は良くしますが・・・

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2022年

3月

29日

壁面タイル張り

自家焙煎珈琲店の店舗工事を続けています。
カウンターや天蓋をタモの集成材で作り終え、カウンター背面の壁にタイルを張っています。

今回選択したタイルは株式会社オオムラ様の薄型レンガ(コットンアイボリー)です。

いつもこのブログで書いているのですが、タイルを張る職人さんもすごく少なくて、若い職人を見たことがありません。

今後の長いサイクルの中で考えると非常に心配な事です。

このタイル張りでほとんどの下地工事が終わるので、この後塗装工事などを並行しながら、厨房機器の搬入を待ちます。

その後最終的な仕上げに入ろうと計画しています。

だいぶ暖かくなってきて現場的には楽になってきました。
暖かく日が長くなることはありがたい事です。
次は垂水でCafeの工事が続きます。

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2022年

3月

17日

フィッシュダンスホール

1980年のバブル絶頂期、よく大人なイベントをしていたホールがありました。その隣に今でも大きな鯉のオブジェと独創的な建物があります。

当時はあまり興味をもって見ていなくて、小さな水族館ぐらいの感じで見ていたのですが、少し調べると鯉川(現在は鯉川筋)の麓にちなんで、鯉のオブジェだそうです。

建物を含め海外の方のデザインで安藤さん監修らしいです。

 

今でもすごくカッコ良くて当時の創造性を、元気な株式会社神戸市が採用した意欲的な建物とオブジェです。

そのイベントホールはその後音楽練習場として使われていたようですが、4月から民間の運営会社に変わりリスタートされるようです。

その一環でほんの少し内装の工事をさせていただいています。

内部の練習場は意外と使用料が安く、びっくりするぐらい高い天井でブラスバンドの練習(発表会)や演劇練習(イベント)・ダンス・ドローンコンテスト等々さまざまなイベントに活用できそうです。

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2022年

3月

10日

自家焙煎珈琲店の工事

自家焙煎珈琲店の工事を進めています。

旧店舗と厨房の区画はさほど変わらないのですが、何を調理するかによって厨房機器が変わります。
そんな事から給水・排水・ガス配管などのルートを変えていきます。
実はこの作業における土間の掘削作業が結構ドキドキします。

なにせコンクリートの土間を削岩機で掘っていくので、結構大きな音がします。
近隣には事前に挨拶には行っているのですが、やっぱり苦情があればそれなりにいろんな対応が必要になります。

しかし、今回は隣のお店の方もお互い様と良好で、無事に削り作業も終了しました。ここまで来れば少し安心です。

そして店内にエアコンを追加するのですが、世界的なコロナ禍で半導体不足などで海外工場で生産されているエアコン機器も少し入荷に時間がかかっています。

エアコン機器に限らず、いろいろな海外工場生産品に遅延が出ております。コロナの影響でと言われると、仕方ないですよね〜。

エアコン・給湯器・住設機器・工業製品多数・・・資材不足などなど・・・

そんな状況で工事手順的に内装が進められないので、ファサードの変更を開始しました。仕上げ前の下地塗りだけでも進めようとしたところです。

今の状況がいつまで続くかわからないですが、今後の案件については、今までよりは工事期間を少し長く頂かないといけないような感じです。

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2022年

2月

25日

床鳴り

集合住宅のリフォームをしております。
かなり古い建物で新築時から一度も手を入れられていない住居で、この際間仕切壁など全て解体して、住設機器も新規に更新しようとしています。

間仕切壁などもまだクロスがない時代は化粧ベニヤが主体でしたので、解体材など非常にたくさん出ます。

そして、よくある話ですが、30年以上前に施工された物件は、基本的に鉄釘が主に使われているので、経年変化で根太材の痩せなどで釘と合板の擦れで床なりが起こります。
よく歩いていた部分がギシギシ・キーなどの音が歩くたびにするあの嫌な音です。

廃材資材を全て廃出して、電気配線工事と並行して、床鳴りの箇所を直しています。

その方法は床鳴り箇所の床を部分的に捲り、床根太に補強的に木ビスを打って床下地と床根太をしっかり上からの重さで動かないようにする方法です。

現在では当たり前に、木ビスで固定するようになってからは、床なりはほとんど無くなっていますが、工具類を含めてかなり進化しています。

まだまだリフォーム完成までには先の長い現場ですが、少しずつ前進しています。

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2022年

2月

19日

厨房機器の廃棄

夙川で店舗工事を開始しました。
前のオーナーさんが何から何まで置いたままの店舗をまず解体しています。

その中に厨房機器もあったのですが、その厨房機器の廃棄費として7万円を新しいオーナー様に見積書を提出していたのですが、契約後厨房機器メーカーさんに廃棄費用を伺うと14万円という事でした。

見積提出した金額の倍ということになって、メーカーさんでの廃棄は予算オーバーなので、民間の廃棄業者さんに見てもらいました。

なんとか色々ご相談させて頂き予算ギリギリにおさまったのですが、明確な定価表なども見ていないないので、廃棄業者さんよっては幾分費用が違うように思います。

少なくとも5年以内の厨房機器なら無償で引き取ってくれるそうですが、それより古くなるとそれなりに費用がかかるようです。
(特にこの店舗の厨房機器はお肉を主に扱っていたので汚れが酷かった)

特にコールドテーブルなどはフロンガスなどが入っているので、どこでも廃棄できるわけではなく、色々廃棄業者さんでも事情があるそうです。

そんなこんなで工事を開始した店舗ですが、とりあえずだいぶスケルトンに近くなってきてホッとしている状況です。

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2022年

2月

08日

サンゴ素材の塗り壁補修

お世話になった会社を退社してから早10年。
この別荘は15年ほど前、その会社に所属してたときに建築させて頂いた建物です。
そのオーナー様から塗り壁剥がれの修理依頼を頂きました。

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2021年

12月

21日

2021年まとめ

2021年も残り10日ほどになってしましました。
今年もコロナ禍で数年前とは違う環境でしたが、ありがたい事に色々な仕事をさせて頂きました。

思えば10年前に脱サラをして、経済的な不安を背負いながらも、少しでも夢のある空間を提案したいと思い起業しました。
そして、なんとか細々ですが10年続けてこれました。
それもこれも、これまで出会ったたくさんの方々のおかげだと思います。

ありきたりの言葉ですが、本当にありがとうございました。

2022年はもっともっと夢のあるValueの高い空間を、いろんな切口から提案をさせて頂きたいと思います。
来年もよろしくお願い致します。

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2021年

12月

08日

サイン新設

5年ほど前にタバコ販売店をカフェに改装させて頂いたお店から、サインの増設依頼を頂きました。

店舗工事をさせて頂いたお店の中には、すでに閉店してしまったお店やオーナー代わりで別のお店になってしまったお店など様々あります。

いつまでもちょっとしたことでも、いつまでもご相談いただける事はありがたい事です。

今回は店内の少しの改装とメイン道路沿いのシャッターにサインを新設させて頂きました。

オーナーのスタイルに合わせたデザインとし、木製で手書きで作ることにより、なんとなく店内とメニューをイメージしていただけるようなサインになりました。

お店の外壁やドアなども経年変化で汚れてはきたのですが、すごく柔らかい色合いになり雰囲気がすごく良くなっています。

丁寧で美味しいお店なので、いつも女性グループで満席です。
いつまでも続くお店というのは、いくつもの良さが重なり合っているように思います。

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2021年

11月

11日

工場の事務所を住宅に変える

工場の3階で使用されていた事務所を住宅にリノベーションさせていただきました。
私独自の定義では用途を変えるリフォームなのでリノベーションと呼びます。

使用しなくなった事務所を宿泊(生活)できる場所に変更です。

建物外観は工場そのものですが、内部は壁・天井・床は全て作り替え、断熱材をしっかり入れマンションの一室の様になっています。

施主様の個性に合わせて、リビングの壁にはデザイン的なアクセントで古木の足場板を貼ってみました。

当初はカウンターキッチンで計画していたのですが、いろいろな使用状況によって自由に使用できるよう、食器収納付きのアイランドキッチンに変更しました。

食事の場所が固定されないことと、ダイニングテーブルを購入することを考慮すると、このほうが良かったかなと思います。

特にサンワカンパニーのシンプルなアイランドキッチンにしましたので、ワンプライスで業者には利益は無いのですが、施主様にはコストバリューは高いのではないのかと思います。

最近は店舗関係のデザインや施工が多いのですが、住宅のリフォームやリノベーションも色々工夫ができ、楽しい仕事だとあらためて感じました。

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2021年

11月

01日

ジュースバー

芦屋で少しの期間だけ「fiore」の店舗デザインと施工をさせていただきました。

壁のクロスの張替えと床の塩ビシートの張替え、カウンターの造作、ファサードのテント新設、照明器具の交換程度の工事です。
手作りの洋菓子と生ジュース(冬場はスープ)を店頭で販売されるようです。

昔は果物屋さんが果物販売の片隅でミキサーを回して販売していたのをよく目にしたのですが、今はお洒落なお店がたくさんできているようです。

少し調べると若者の間では、通称「ジュースバー」と呼ぶようです。

依頼のメインはカウンター作りだったのですが、最初は造作家具屋さんでメラポリ材のカウンターを作ろうと思ったのですが、結構コストがかかるため断念し、手作な感じで、ランバー材と集成材・羽目板で作ってみました。

オフホワイトで本体を塗装し、カウンターの集成材のみ生成りのクリアー色のウレタン塗装にしましたが、これはこれで温かみがある感じになりました。

小さな調湿ケースも立ったお客様から見やすいように少し置台も作り一体的に設置しました。カウンターの背面は収納棚になっています。

お店の方は、これからゆっくりオープンされる予定だそうです。

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2021年

10月

19日

手洗の水栓について

芦屋でジュースバーを作っています。
小さなお店ですので、カウンターを作って内装の壁紙などを張り替え、照明器具を交換した程度です。

シンプルで白を基調にした内装になっています。

 

さて、タイトルの話なのですが、6月より保健所の営業許可申請の際、従業員用の手洗の水栓を自動水栓にしないといけないと指導されています。

既設の設備を使用する場合、簡単に自動水栓に換えれる商品は良いですが、写真のような場合はなかなか難しいそうです。

そして何よりも国産の自動水栓は結構高額ですし電気の供給が必要です。
通販のアジア製は電池式で安いのですが、業務用に使うには今一つ安心感がありません。

そもそも保健所の指導意図は水栓を手のひらで握ることで、水を出したり止めたりすることが、よくないと言うことなので、いつも長いハンドルに変えて、手の甲などで作動させますと説明すると、今まで通っております。

それで今回手洗器は、純正の交換ハンドルもないので、数百円程度の金物でハンドルを作ってみました。
これで、通過できると思うのですが、今から検査を受けますのでまだわかりませんが通って欲しいです。

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2021年

10月

11日

足場板

鋼板外装の工場3階の事務所をリノベーションして住宅を作っています。

少しデザイン性とナチュラルでワイルドな雰囲気が欲しくて、壁の一部に足場板を張ってみました。

広島にあるWOODPROさんでスライスされた古材を購入しました。
DIYされる方には有名な会社のようですが、足場板に特化しているので在庫種類とも豊富です。

この足場板はラフ仕上でしたので、少し表面を研磨して、艶なしのクリアーを表面に塗ろうと思います。

そして、まもなくキッチンも届きそうなので、今月中には完成させれるかな〜と思っています。

リフォームとリノベーションの定義があやふやな業界だと思いますが、やはりリノベーションは、元の空間意味を変える工事の事だと、改めて自分に言い聞かせています。

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2021年

9月

28日

カフェのファサード

本山南で工事をさせていただいているカフェのファサードです。

以前は蕎麦屋さんだったのですが、全く再利用する箇所がなかったので、新規でファサードを作りました。

店舗デザインは大体いつも同じ様になってしまうのですが、狙いは、できるだけ店内を見せる方が入りやすいという事と柔らかい雰囲気を出すためには木製のドアが良いという気持ちからです。(安価にもできやすいです)

間口は狭いのですが、テントを大きくする事で、少し大きな店舗に見える様にしました。

ロゴは、私と同じ中高大の後輩、スタジオ100の岸さんにお願いしました。
いつも簡単な説明でもすぐに組みとってくれるセンスの良い方です。

サインやグラフィックで悩んだときは彼の力は大きいです。

この写真は厨房側のファサードです。
勝手口って感じです。

白い扉とブラウンの枠、そしてガラスのモザイクタイル。
良い感じに仕上げったきました。

あとは保険所検査などを待って完成となります。


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2021年

9月

21日

灘の居酒屋

2ヶ月弱程かかって、やっと灘の居酒屋もできてきました。

結構古い木造住宅で、2軒繋がりの長屋的住宅だったので、解体時は建物の傷みや損傷も多かったのですが、少しずつ補修をしたり補強をしたりしながら進めていきました。

なかなか難しい案件で、いろいろな設備が全て住宅仕様なので、そのあたりも調整しながら進め、いろいろな箇所でラッキーなことも絡んだ案件でした。

解体時は一体どれほどのことをする必要があるのか?
店舗として成り立つのか?などなど。

普段あまり使わない頭を一生懸命に使い気持ち的には悩んだ一時期でしたが、こうして出来上がったくるとなんとも言えず愛情が湧いてくるものです。

でも、しばらくは安心な建物の工事をやりたいのが本音です。(笑)

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2021年

9月

14日

壁・天井下地

今年は年初から事務所系の内装工事に始まり、ずーっと店舗工事が続いていたのですが、今年初めて尼崎で住宅のリフォームのご依頼を頂きました。
リフォームというより工場の3階に住居を作るという感じなのですが!

鉄骨造の建物で工場仕様ということもあり、天井が高く作れます。
割と面積も広かったので、LGS(ライトゲージスチール)下地で壁と天井を作っています。
最近のマンションなのでは、すっかりLGS下地の場合が多いのですが、木造の戸建てなどでは木下地がまだまだ多いです。

LGS下地と木下地では、一概にどちらが良いとか悪いとかはなく、どちらもメリットデメリットは存在しますので、すごく興味のある方は、いろいろなサイトをググって見て下さい。

同時にリフォーム依頼をいただいたのは、須磨の戸建て住宅です。
こちらは本当に純粋なリフォーム案件で、中古住宅を購入された物件のお風呂やキッチンの水回り設備関係を一新する様な内容です。

内装も少し経年変化していたのと、おそらくお年を召された方が住んでおられた様なので、少し手直しをして若々しくしたいと思います。

建物がツーバイフォーなので大きな間取りの変更はできませんが、キッチンが狭く感じるため、最低限の開口を作っている様子です。

住宅系のリフォームはプライベート部分が多いので、あまり頻繁にアップできませんが、差し障りのない範囲でいろいろ工事内容を紹介できれば良いな〜とか思っております。

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2021年

9月

08日

職人さんは繊細な感覚だ!

灘の居酒屋さんの工事もだいぶ終盤に差し掛かってきました。
最初からかなりドキドキした店舗工事でしたが、なんとか上手くできそうな気がしました。やれやれです。

店舗内の壁にラスカットをはり、そのラスカットに下地のモルタルを左官屋さんが塗ってくれています。
この後仕上げに白セメンを塗って仕上げとなります。

いろいろな職人さんと現場で話をするのですが、やはりなかなか後任者がいなくて、皆んな自分の代で終わりだと話しています。
個人的には職人さんに変われるロボットができないでしょうし、結局手作業ですることが無くなって、全て工業製品の壁仕上げ材に変わっていくのでしょう。

味気や温かみがなくなるのは残念に思います。

並行して本山南のカフェ店舗も少し形になってきました。

こちらは難問が少ないのですが、建物本体が少し傾いているので、全ての壁の垂直・水平が躯体の壁と揃いません。

違和感がない様に少しずつ調整しながら大工さんが行っていますが、こちらもロボットが判断をして変われるのは難しいと思います。
やはり人間の感覚はすごく繊細で知能的だと思います。

少し暑さも和らぎ、現場職人にはありがたい感じになってきましたが、やはり大変な作業です。

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2021年

8月

26日

下地の腐食

以前おうどん屋さんだったお店をカフェに作り替える工事をしています。

最初前のままの内装を拝見した時は、壁のクロスの表面にカビが少しついていたので、長年閉めっきりにしていたからかな〜ぐらいを思っていたのですが、壁紙をめくっていくと下地のプラスターボードが湿気でフカフカで、ほぼ腐っているような状況でした。

いろいろな要因でこんな事になっているのだろうと想像はできますが、家主さんと借り手さんとの立ち位置が違うので、解消さすには少し時間がかかりそうです。

反対側の壁も下部がおんなじように腐っていて下地がボロボロです。

壁紙を剥がさないとわからなかったのですが、これもいろいろ要因は考えられそうです。

阪神大震災に崩壊せずに頑張って残った鉄骨造の小さなビルですが、目に見えない傷から少しずつうみを出しているような状況で、根本的な対策は難しいような気もしますが、できるだけのことは内装でカバーしたいと思います。

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2021年

8月

06日

配管配線の仕込み

古い古い木造家屋を居酒屋さんに改装している現場です。

なにぶん古い古い建物なので、間仕切壁などを解体後、補強をしながら作業を進めています。

汗がほとばしる状態の現場ですが、みなさん一生懸命作業を進めてくれています。
電気屋さんと給排水設備屋さんが先行して配線・配管作業をしています。

我々の業界では先行した配線配管を仕込みをすると呼びます。

床のフローリングや根太を取りつつ水道配管作業が進みます。
この後床にコンクリート打つので、この配管は見えてきません。
電気の配線も壁の中に入ってしまいますので、配線も見えてきません。

しかしこの仕込みが大事な部分で、後で簡単にやり直すことができないので、結構慎重な調整や確認が必要になります。

毎年今頃の時期は暑いのが決まりですが、今年は毎日軽い熱中症になっているように思います。

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2021年

7月

20日

鎧を着けた戦士

いくら病気を抱えたひ弱な体でも、立派な鎧を纏うと相手には分からないものです。

築50年以上前の木造住居を店舗に改装しています。

当然図面が残っていないので、推測を立てながら解体作業に取り掛かります。
まず不備が出てきたのがこの柱、柱の下部が腐り(シロアリか?)柱が基礎に接していません。

こちらの柱は梁に全く接していません。
既に綺麗にリフォームされた賃貸物件を解体しているのですが、壁の仕上げ材を剥がさない限りこんな事はわかりません。

20〜30年前ぐらいの築造ならこんなこともないのでしょうが、40〜50年以上前の建物だとこんな事はざらにあるように思います。

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2021年

6月

29日

壁紙

住宅のリフォームや店舗工事に壁紙を使うことがよくあります。
案外思い切った色を使うと新鮮な感じになるものです。

壁紙メーカーも数社あり種類もたくさんあるので、それなりに選ぶのは大変ですが、できるだけ沢山見られることが良いと思います。

この部屋はオフィースです。
黄色の壁紙は施主様が選ばれたのですが、個人的にもとても良い色だと思います。

サロンなんかにも良さそうな色です。

雑貨販売の部屋にはカウンターを作りました。
今日は塗装屋さんが朝から一生懸命に塗ってくれています。

塗装屋さんも結構あると思うのですが、ほとんどの仕事が外壁塗装や鉄骨塗装が多く、意外と繊細に室内内部の塗装を上手に塗れる人が少ないように思います。

どんな職種の職人さんにも共通するのは、本質的に、仕事に丁寧さが保てる方は安心してお願いすることができます。

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2021年

6月

12日

アイアン塗料と防塵塗装

雑貨品を取り扱う会社の移転先事務所の工事をしています。
エントランス部分に扱い商品のスペースを作るために、まずはフロントのアルミサッシュを塗装してみました。
ターナーのアイアン塗料なのですが、水性の為幾分弱いかな〜とも思いますが、塗装が剥がれてもそれなりの雰囲気が出るかな〜と思っています。

元はこんな感じで、よくよくあるアルミ色のサッシュでした。
いまだアルミサッシュに適した塗料を発見できてないのですが、塗装屋さん云く、2液タイプの油性塗料ならかなり強いとも聞いています。

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2021年

6月

03日

板宿のカフェ・終盤

板宿のカフェも終盤の仕上げ作業にかかっています。

できるだけ自然で衛生的な雰囲気にして、入店しやすいイメージを意識してみましたがいかがでしょうか?

個人的には年齢的な事も関係しているのかもしれませんが、あまりお店のイメージが主張しているお店には、入りにくい意識を持っていて、結局いつも同じような感じのお店になってしまいます。

早速オープン告知のお知らせを施主様に貼っていただきました。
工事中ズ〜と「ここ何になるの?」と聞かれてたのですが、告知とサインをつけたので、近隣の方にはわかって頂けるのかな〜と思っております。

後、モルタル床を少し研磨し防塵塗装をして完成となります。
オープン時にはコロナ規制も緩和してたら良いな〜と思います。

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2021年

5月

27日

トイレのリフォーム〜どこでも水洗

 

知り合いの方からのご紹介でトイレのリフォームをさせて頂いております。


便器の故障ではなくトイレの床がふわふわとたわむと言う事で、床の修理とついでに便器や手洗の交換となりました。

便器を徹去して床を解体し、最終的に仕上げるのに1週間ぐらいの期間がかかるのですが、その工事期間中の家人の方の為に仮設トイレを工事初日に設置しました。

その仮説トイレは株式会社アム様の
「どこでも水洗」と言う仮設便器なのですが、
ホースで給水排水をおこなうタイプで、
本当にどこでも設置できる仕様になっています。

 

簡易ではありますが、
囲いや扉もあり、
家屋の中に設置できるので、
夜間の使用も容易で安心です。

排水は既存の下水の蓋部分に置くような感じですが、短期間なら何ら問題はないかと思います。

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2021年

5月

07日

板宿のカフェ

板宿のカフェの工事をやっています。
もともと自転車屋さんで木造2階立ての一軒家です。

外壁がリシンの吹き付けで、内装工事だけではカフェにならないと思い、アルミサッシを全部撤去して、外壁も含めて改修しております。
特に窓上にある小庇が住宅ぽくて嫌で、なんとかこれを隠したいなと思うところから、外装を考えてみました。

塗り壁ベースのラスカットを小庇を含めて、ややモダンなスタイルに変更しています。
これにモルタルを塗って、ジョリパッドの塗り壁で仕上げたいと思っております。

長らく空き家状態だったようで、通りすがりの人から「何になるの?」としょっ中聞かれます。
聞かれるついでにたわいもない世間話なんかをすると結構楽しいものです。

工事とは関係ないのですが、隣のラーメン屋さん「喜八」がすごい人気で、いつも長蛇の列ができています。
美味しいもんは遠くからでもわざわざ食べに来るもんなんですね!


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2021年

4月

22日

なかなかバタバタしています。

毎年のことですが、春頃に工事の依頼をいただく件数が多くなります。

苦楽園で5年前に向かって右側のヘアーサロンを作らせていただき、今回左側に倉庫兼研修所を作らせていただきました。

テントの形や色、外壁の色も少しだけ変えましたが、ほぼ姉妹のようになりました。
倉庫も兼ねているので、大きな引戸を作りましたが、この扉が50kgほどになってしまい、過去最大の木製ドアになりました。

高速長田で洋菓子店の工事をしています。
かつては古い個人店で洗剤や医薬部外品を販売されているところでしたが、さすがに大手の薬品店が近くに大量に出店されているので、その役割を終えたのだと思います。

そしてほとんど外壁周りだけを変えて、新規に洋菓子店に変えています。
洋菓子ケースの都合で少しオープンが遅れていますが、5月末頃にはオープン予定です。

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2021年

4月

08日

ダイソー

コピックが1本400円近くもするので、なかなか手着色に戸惑っていたのですが、コピックを真似た商品がダイソーで2本100円で売っていたので、早速購入して塗ってみました。

さすがに2本100円の商品はなめらかさや発色性はダメですが、淡い色目はなんとなく使う分にはありかもしれません。
濃いカラーは??です。

いつもはパース類は3Dレンダリングで出力するのですが、何かパースに温かみがでなくて、いろいろipadにpencilで書くなども挑戦してみたのですが、手書きの良さがでませんでしたし、ガラス面に書くというのもなかなかうまくいかないものです。

まあ、思いが伝わることが一番大切だと考えると、できるだけ手書きにして細かいところもわかっていただきたいな〜と思っているところです。

このファサードはこれから須磨区の板宿駅近くで工事を始めるカフェの店舗です。
出身の学校も板宿駅にあったので、かなり懐かしく楽しみな現場になりそうです。

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2021年

3月

23日

外壁

苦楽園のヘアーサロンの外壁工事にかかっています。

前回までの説明の通りブロックを1段積み、その上にフレームを組みラスカットを貼りアルミサッシを仕込んだところです。

最近のアルミサッシは半外付け仕様になっていて、外壁サイディングをこのラスカットに張ると枠の部分が収まるようになっているのですが、塗り壁の場合はあえて枠周りにケーシングのようにラスカットをダブルにすることで、建物の凹凸が少しでも出るかなと思い、いつもこうしています。

そして壁面専用のモルタルを塗っています。
左官屋さんの説明では、壁面用のモルタルは潰れるかん水を使うことで、垂れなく伸びの良い塗り壁になるそうです。

なんかコテさばきが、べと〜と、伸びるなと思って聞いたのですが、聞いてよかったです。

まだまだ知らないことだらけですが、勉強になります。
この後化粧材の塗り壁材を仕上げに塗る予定です。

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2021年

3月

17日

苦楽園の美容室

昨日あたりから急に目が痒くなり、鼻水ズルズルの状態です。
こんな事は今までなかったのですが、突然、花粉症的なやつがやってきたんでしょうか?

ともあれ苦楽園の美容室を作っているのですが、この日は外壁用のブロックを積んでいます。

地味な仕事ですが、結構重要な工程だと思います。
ブロックが無ければ将来的に壁の地面付け根が腐ってくるかも知れないですから。

そして外壁下地を作っているところです。ラスカットを張って、モルタルを塗って塗り壁材を塗りたいと思います。

いつも同じ工程ですが、これが一番自由度が高くコスト面も楽だと思います。

まあ〜
基本的に何を重要視するかを決めて、思いがぶれなければ良いかと思います。

しかし、鼻水は辛いです。


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2021年

3月

05日

変則的な棚

商談室(サンプル室)の陳列スペースを作っています。

アパレルの洋品店のように自由度の高いロイヤルの棚柱を主体とした方法をとりました。
棚やハンガー、ブラケット等金物部材の種類が多く大変自由度が高く使い安いです。

ただ一つ気になるのが、どうしても単調な陳列になってしまうことです。
カラフルでキャッチーな商品の陳列部分だけは、少し遊び心が欲しいと思いました。

そこで写真のように、変則的なオープン棚を作ってみました。

棚柱のブラケットに造作したオープン棚を乗せる感じです。

棚柱の高さピッチは細かい穴に合わせていくのですが、このピッチが25mmです。

オープン棚の高さを25mmの倍数にすればおけるはずと思い、信じて作ってみました。

難なく置くことができ、複数個のブラケットで支える為に、思っていた以上に丈夫です。

この展開をもっと広げると、面白い陳列スペースができそうな予感がします。

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2021年

3月

01日

トイレの改装

某縫製会社の各部署のリノベーションを引き続きさせていただいております。

今回の投稿は男子トイレです。
この会社には従業員の方が多くトイレ室がたくさんあるのですが、一箇所だけ来客用のトイレに改修するというお話があり、させていただいたのが、この写真のトイレです。

何十年前かに竣工されたままとの事でしたので、和式便器と小便器と言うスタイルのトイレでした。

古い和便器や小便器を全て解体撤去し、床のタイルも床高さを変えないように削って撤去しました。

そして新たに床に磁気タイル貼り、壁と2段落ちの天井を作り全て塗装。
和式便器があった位置に様式便器を設置し、左サイドにSK室を作り、残りの左サイドに手洗いやトイレットペーパーの収納キャビネットを設置しました。

来客用ということもあり、間接照明を使い落ち着いた空間としました。

自分の家でもこのサイズのトイレを作れれば、私ならトイレ書斎にしたいです。
・・・まあ!家族になかなか出てこないと文句を言われそうですが。

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2021年

2月

19日

同業者からのSOS

どうしても間に合わないと同業者からのSOS

ヘアーサロンの改装工事なのですが、予定されていた大工さんのキャンセルと、すでにフライヤーで再オープン告知済みで延期できないとの事で、突如手伝って欲しいと同業者さんからの連絡。

 

こちらも他の現場も進行中でどうしようかと悩みましたが、もし同じことが自分にあった場合の事を思うと、なんとか手伝おうと思ってしまいました。

 

しかし打ち合わせが全く終わっていなくて、図面も何もない。

しかし一旦引き受けた以上泣き言を言っても何も解決しないし前に進んでいかないです。

個人的なことですが、最近できるだけモバイル機器と距離をとっています。

最近車の移動が多いのでラジオを聴いているのですが、人が語るニュースやその解説、ちょっとした感想などなど、ヤフーニュースのような一方的な情報にはない良さをつくづく感じます。

 

年齢的にそうなってしまったのかもしれませんが、要約したニュースより新聞のニュースのような細かに多くの情報が欲しいと思います。

ゴシップ的なニュースより国際的な出来事や、もっと考えさせられるテーマのニュースが増えて欲しいです。

 

話は逸れましたが、ヘアーサロンの場合多いのが給排水位置の変更ですが、大体こうして床をめくり給排水経路を切り替えていきます。

そして補修をして床仕上げ材を張る事になります。

 

早くコロナから解放されて、人とゆっくり酒でも飲みながら、
マスクなしで語れる日が待ちどうしい今日このごろです。

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2021年

2月

06日

オフィースの内装2

年初以来、某繊維工場の各部屋をリフォーム工事をさせていただいております。
社長室のリフォームを終え、昨日、1階の受付室の内装を終えました。
来客者が最初に目にする箇所です。

おそらく初訪問の方はその見た目の雰囲気で、その企業の思いを受け止める場所だと思います。

少し真面目にモダンな落ち着いた空間になるように提案させて頂きました。

左の画像は、プレゼン時のイメージ画像です。

多少変更はしていますが、概ねイメージ通りになりました。

いつも、グラフィーソフト社のアーキキャドの3Dでプランや図面を作っていますが、全機能の半分も使えきれていませんが、かなりリアルに思いを表現できるソフトです。

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2021年

1月

19日

オフィースの内装

今日の後は明日、明日の後は週末、週末の後は月末、月末の後は年末と、なんにも変わらない時が過ぎるだけなのだけれど、年末から年初にかけての期間は毎年不安と戦います。

「来年はちゃんと仕事があるか?」「今年はいつから仕事を請けれるのか?」家賃収入や固定的な仕事が無い請負業ゆえ辛い悩みです。

もう独立して10年毎年考えても意味が無い事はわかっているのですが不安になります。

しかし今年は年初早々から、加西市にある某アパレルメーカー様から仕事を頂き、会社のいろいろな部署の内装をさせていただいております。
・・・ありがたい事です。

年初から2週間で社長室の内装をさせて頂き、昨日からは受付室の内装工事にかかっています。

社長室は床のタイルカーペットの張り替え、壁のクロスの張り替え、アクセントタイル、天井はボード増しの上クロス貼りと照明器具の取替えなどでした。

従業員の皆さんもご自分の業務があるのにもかかわらず、協力的に手伝って頂き、全くもって暖かい現場だなとつくずく思います。

他にもいろいろな箇所のご相談も受けておりますので、もうしばらくお世話になりそうな現場です。

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2021年

1月

11日

インダストリアルデザイン

謹んで新年のお喜びを申し上げます。本年も何とぞよろしくお願い申し上げます。

今年も早速スタートして1月5日から工事をしています。
タイトルは難しい名前になってしまいましたが、DIYで店舗を作る場合非常にやりやすいデザインかと思い少しアップしてみました。
ハンドメイドの財布屋さんの店舗を作っているのですが、ほとんど施主様自らDIYで作業をされています。

天井は弊社で撤去しましたが、既存の床を剥がし、壁・床・天井と全てDIYで塗装されています。
わざと綺麗ではないのですが、それがまた良い味を出しています。

もともと事務所仕様でしたので、富士型の蛍光灯がたくさんついていたのですが、その蛍光灯を分解し、ガードをつけてハイダクレールにぶら下げるだけで結構雰囲気がでます。

インダストリアルとは工業的なと言う意味合いですが、ザラザラした剥き出しのコンクリートや無骨な金属など機能美を表すデザインです。詳しくはググってください。


外部のサッシも事務所的な安っぽいアルミ色のサッシでしたが、少し材料的には高価ですがアイアン塗料を枠に塗るだけで、無機質な金属感になり、充分無骨感が出ると思います。

この後、網入りガラスを透明に入れ替えますが、もう充分事務所がインダストリアルゼザインな店舗に変わっています。

施主様がほとんど作業されているので、こちらは電気工事やちょっとしたお手伝い程度ですが、インダストリアルとテーマを決めると、わりとローコストな店舗ができるんじゃないかと思います。

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2020年

12月

25日

マンションリフォーム2

マンションリフォームも最終工事にかかりました。
既存のフローリングにサンゲツのフロアータイルを貼っています。
マンションの管理規約上、L40やL45などの遮音性を求められていることが多いので、既存のフロリーングの遮音性を生かしながら雰囲気を変えるには、この方法がコスパが良いのですが、質感にこだわりがある方には別の方法を取る必要があります。


こちらは、以前施工させていただいた元町のブティックから自動ドアの依頼を頂きました。
当初オープンなファサードでお客様が入りやすい環境との計画でしたが、夏には外部・内部の温度差で発生する湿気が多く、光熱費やこの時期の外気からの寒さなどを考慮したら、やっぱりサッシは必要とのことになりました。

店舗工事は営業しないとわからない事も多いので、少しずつ問題点に対して改良することが店舗工事には必要かと思います。

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2020年

12月

05日

マンションリフォーム

こんなカラフルなリフォームは初めてです。
マンションを購入されて、さっそく施主様のお気に入りのカラーに部屋を染めている状態です。

ユニットバスはナスラックのバスリーバ。
今年の9月で廃番となるそうですが、最後の9月30日に注文しました。

他のメーカーではない壁面デザインで特殊なフイルムを貼り付けているのでしょうか?
何せ鮮やかでカラフルです。
お風呂嫌いの子供も大喜びしそうなデザインです。

そして洗面室。
床のクッションフロアーや壁紙は施主様がネットで注文したものを弊社が施工すると言う感じです。

そのサイトには通常サンゲツやリリカラーの標準タイプではなく、様々なデザインの壁紙や床材があるらしくメーター単位でネット購入ができるようです。

必要な数量は弊社が測って施主様にお伝えして直接購入していただきました。

かなり珍しいパターンのリフォームで良い経験になりそうです。

完成までにはもうしばらくかかりそうですが、完成後はまたいろいろな部屋をアップしたいと思います。

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2020年

11月

20日

あまから手帳9月号

打ち合わせまで少し時間があったので、本屋さんで立ち読み。

もう20年以上前から発行を続けている骨太な月刊誌「あまから手帳」9月号に、弊社が店舗施工をさせていただいたお店が2店舗出ていた。

1軒目は、六甲道の「ル・トレフル』さん
野菜の卸をしつつ、旬な素材を生かしたフランス料理店をされています。パリの気鋭店で3年修行されていて、手頃な価格で本場パリの味をいただけます。

そして2軒目は、みなと元町の「神戸中華・うえばやし」さん
東京や広東省のホテルで腕を磨いた店主。
隣接する南京町のお店とも少し異にした、近郊素材の活用、滋味を生かした優しい味付け、イタリアンやフレンチのエッセンスも散りばめた我流上林中華。

どちらのお店も素材と料理を作る価値にお金を払う意味があるお店です。
両店は野菜を通じてつながっています。

是非是非、チェーン店や家庭では味わえない料理をたまにはいかがでしょうか?


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2020年

11月

10日

カフェの改装

兵庫の菊水町でシンボルカラーがオレンジ色のカフェを再営業の為に改装させていただきました。
今年はコロナ禍の為なのか、営業力の低下なのか新規開店の店舗工事が例年に比べ少ないです。

最近は営繕的な修理やメンテナンスなどの仕事がほとんどで、
そんな状況の中でも、たまに改装工事の依頼頂けることはありがたいことです。

水回りの補修が中心だったのですが、折角再営業という意味合いもあり、一番汚れていたテントを張り替えることになりました。

同じオレンジ色では面白くないので今回はレモン色にしていただきました。ついでに扉もレモン色に変更です。

前面道路の通行量が多くまたバスの停留所でもあり、排気ガスの影響かテントや外装がすぐに汚れてしまうそうです。
バス待ちの方からいつ再オープンするのなど頻繁に聞かれたことから、このお店が地域の方の憩いの場だったことが伺えます。

幸い皆様から明るくなったと喜んで頂け、微笑ましく暖かい改装工事となりました。
(ありがとうございました・・・感謝!)

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2020年

10月

23日

小さなカフェ

阪急六甲の南側に六甲八幡神社があります。
静寂な凛とした空気の神社で、お参りをする度背筋がピンと伸び心が休まります。

その神社の南側に小さなカフェの店舗工事をさせて頂きました。
もともと事務所仕様のお部屋でしたが、軽飲食なら大丈夫でした。

すごく難しい箇所はなかったのですが、既存の躯体壁がALCで団子貼りのプラスターボード仕上げで、重いものを壁につけたりは壁下地に補強が必要でした。

床は塩ビタイル(フロアータイル)、カウンターゴム集成材、壁天井クロス貼りと言う、いたってシンプルな内容の施工でした。

今年はコロナ禍で新店工事が少なかったのですが、仕事をいただけて本当にありがたく思い施主様には感謝しかありません。

やっと全体的にコロナ騒ぎも落ち着いてきたのか、少しずつですが、新店のプランニングや見積が増えてきました。

今年は年初に、できるだけ怒らずに穏やかに人に優しく生きていこうと決めました。
トラブルもあるしうまくいかない事だらけですが、これからも人に優しくは続けて行きたいと思います。
・・・そう思い続けたら、うまくいくような気がします。

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2020年

10月

15日

タキステップ

40年ぐらい前に建築された4階建てのRC造。
共有部の階段のクッションフロアーが捲れ上がってきていたので、綺麗に直す仕事をさせていただいております。

40年ぐらい前のコンクリートはサクサクで人間で言えば骨粗鬆症みたいな感じだと思います。

最初は塩ビシートを貼って、段鼻にアシストのステップ金物をつけようかと考えていたんですが、クッションフロアーをめくると段鼻のコンクリート角がボロボロ崩れ、これ以上ビスなどを打つとあまりよくなさそうです。

そこで、段鼻・踏み面・蹴込みが一体型になった、タキロンマテックスのタキステップで施工することにしました。

一体物なので全体的にビスを打つ必要がないので、これが良いかと思った次第です。

マンションの共有部階段や廊下などによく採用されている材料で、滑り止め加工もされているので、傾斜のきつい階段には特にお勧めです。

建築資材はメーカーも多いし、どんどん新商品もでているので、もっともっと知識を増やさないといけないな〜と思っております。

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2020年

9月

28日

高架下の雑貨店

40年前ぐらい、高校生の時よく
三宮から神戸駅まで続く国鉄の高架下の狭い通路を、友人たちとダラダラ歩きました。通路の両サイドに並ぶ古着屋やミリタリー店、そして質屋のような家電店やレコード屋などを覗き見ながら、アメリカに憧れたことを今でも思い出します。

今ではすっかりそんなお店はなくなってしまいましたが、その時代時代で流行りのお店がいつもあるそんな高架下もピアザと名前がつき、いき続けています。
さて、そんなピアザ1にアパレル店の居抜きで雑貨店の改装依頼をいただきました。

アパレル店舗内装はそのままに、こげ茶だった木部を全て白に塗装、ナチュラルな棚板新調で雑貨店に模様替えです。

少し暗かった店内も明るくなり、床も塩ビタイルで少しおめかししました。

高架下も最近は少しシャッターがおりたままの店舗もあるようですが、もう少し出店しやすい条件に変われば需要と供給のバランスがとれ、また今の時代を象徴する店舗で溢れる日がくるのではないかと思います。

なんせ、通路の狭さが今の都市計画に逆行しているかもしれませんが、賑わいの演出にはこの狭さが最大の利点だと思います。

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2020年

9月

21日

LDKのリフォーム

よくご依頼をいただく内容なのですが、和室をダイニングにつないで、一つの空間になるように、リビングダイニングキッチンにしたいとのご要望でした。

畳をめくり、構造的に問題がない範囲で壁を撤去し、なぜかわざと低くしている和室の天井を壊して、ダイニングと同じ天井高になるように再度作り変えます。

建物の構造上、体力壁が多くて開放的にはなかなか程遠いとご説明したのですが、できる範囲でということで作業を開始しました。

耐力壁は目立たないように、大きなミラーを設置したり、装飾的な窓をつけて少しでも開放的になるように努力してみました。

床は畳の部屋をダイニングに合わせ直し、既存のフローリングの上に明るい色調のフロアータイルを貼っております。

靴で上がる部分ではないのですが、一般的なクッションフロアーでは、柔らかくて何か違う感がいつもあり、私は少し硬いのですがフロアータイルか突き板のフローリングをおすすめしています。

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2020年

9月

07日

9月4日開店

夜な夜な工事を続けていたアパレルショップの工事も終えることができました。

コロナ禍で様々なことが影響を受け、閉店を余儀なくされる店舗がある一方で、こうして新たに開店される店舗もありで、我々店舗工事業者も、少しは役に立っていると感じられます。

9月4日にオープンされたこちらの店舗は、イタリアの老舗スポーツ用品メーカーのショップです。

工事のお話をいただくまでは、実は私このブランドを全く知らなくて、息子達に聞いたらよく知っていました。
もっと街歩きや雑誌などにも目を通さないといけないなと思った次第です。

工事の思い出に気に入ったスニーカーがあり購入しようかと思ったのですが、私のスニーカー日常購入価格の倍ぐらいの価格だったので、未だに思案しています。(笑)

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2020年

8月

27日

パーソナルスペース

今年はコロナ禍の影響か、確実にお客様のライフスタイルが変わってきてる様に思います。

久しぶりにマンションリフォームをしましたが、
以前ならほぼ「どこどこの壁をなくしてリビングを広くしたい」というような依頼が多かったのですが、今回のリフォームは「狭くても良いので家族全員のパーソナルスペースを作るたい」との事でした。

リモートワークが進む中、家族といえどもプライベート空間が必要になっているようです
購入した住宅をライフスタイルの変化で、やすやすと変えていく事も勇気がいる事です。
様々な希望や想いがあると思うのですが、リフォームのような事をしてでも快適な空間を手に入れる事も長い人生において大切なことだと思います。
リフォームがもたらす効果は、単に家が綺麗になったという事だけじゃなく、次ぎのスタートを迎えることにもつながると思います。

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2020年

8月

18日

C工事

お盆も過ぎて平常通りメーカーも動き出しホッとしている状態です。
今年はお盆期間も工事を続けた現場が多かったので、メーカーがお盆休みの期間、材料発注ができず、少し段取りが狂いました。

さて、夜な夜な三宮で工事を続けているファッションビル内に出店するテナント(イタリアのスニーカーショップ)工事も、概ね形ができてきました。

業界的にはC工事と呼ばれる工事範囲ですが、ビルオーナーの工事がA工事、管理会社の工事がB工事、そしてそのビルに入店するテナント工事をC工事と区分します。

シンプルな空間ですが、商品を陳列するための棚を取付るために、棚柱と呼ばれる細い金物を壁に埋め込みました。
この棚柱にブラケットと呼ばれる腕をつけて棚を載せる仕組みです。
すごく便利な金物で、どなたでも一度はどこかで見かけていると思いますが、これを超える金物はなかなか出現していないと思います。
ハンガーパイプやガラス棚・木棚等様々なアイテムが自由に設置でき、さらに高さも自由に変えれると言うアイデアは、尊敬に値する商品です。

最初にこの発想に着眼し商品化した方には脱帽です。
成功者はシステムを作るとはうまくいったものです。

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2020年

8月

12日

いろいろな改装工事

今年は、普段あまりリクエストの無いような工事が多い。
スポーツクラブからフルオープンするサッシに網戸をつけて欲しいと。

調べてみるとありました。
コロナの影響はこんなところにも派生しています。

三宮の脱毛サロンさんから、トイレのタイルがダサいので、クロス貼りにして欲しいとの依頼。
タイルに直接、塗装をしてはいかがかと提案はしたのですが、やっぱり壁紙にされたいと。

タイルの上から下地を組んでプラスターボードを貼りました。あとはクロス(壁紙)で仕上げます。

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2020年

8月

04日

ファッションビル内の店舗工事

三宮のファッションビル内にアパレル店舗の工事をしています。

このようなビルの工事は、他の店舗が営業を終えた後から工事をする必要があります。
迎えた初日、仮囲いをみるとすごく幻想的に感じて思わず写した一枚です。

エアコンの冷気がまだまだ通路には残っているので、この時期昼間外部で仕事をするよりはるかに快適です。
ただ、朝までの工事が続きますので、職人さんたちは睡魔との戦いになります。

初日、朝までには概ね軽天工事が終わりました。

工事用の仮設電気がなかったのですが、最近の工具はほとんど充電式なので、なんとか作業をすることができました。

大きな箱で、シンプルな空間の場合、圧倒的に軽鉄組(事前に実測してカットしています)は早いのですが、小さな空間で凸凹が多い店舗の場合は、木下地の方が早いようには思います。

どちらの工法も、効率良く進められる方が、コスト安に直結すると思います。
さあ〜8月末まで、睡魔と戦いながらの作業が続きます。

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2020年

7月

29日

クリニックの受付改装

医院の受付らしい構えですが、閉院した医院を再開院のために少しだけ改装しております。

受付と中はガラスで仕切られた状態で、コロナ禍の今は非常に都合の良い作りなんですが、やっぱり閉塞感が前面に出て、重苦しい雰囲気になっています。

それでこの開口部をもう少し大きくすれば、閉塞感はなくなり開放的で明るい雰囲気が出るんじゃないかと思い、次の写真のようにしています。

上部のガラス部分を大きくして、天井部分にデコを作り、カルチャードブリックを貼ろうかと思っております。

のっぺりした壁だったので、多少凹凸をつけて、軒天にダウンライトを仕込む予定です。

あまり大きな変更はできなかったのですが、これだけでもだいぶ雰囲気が変わり、開放的になったかな〜と思っております。
この後、外壁塗装や床やベンチシートやサインまで改装していきます。

簡単な工事から複雑な工事まで、前向きに取り組みますので、真剣に依頼していただければ嬉しいです。

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2020年

7月

21日

クリニックのリフォーム

マンサードの屋根形状
個人的にすごく好きです
切妻屋根のシンプルさに少しの角落としで、建物自体で、柔らかい雰囲気が溢れるのが好きです。

さて、地元密着型で営んでいたと思われる医院を、お医者さん変わりで、建物をリフォームさせていただいております。

結構古い建物ですが、ミサワホームが一番輝いていた頃の建物で、なかなかしっかり趣も残していると思います。

早速、不用品を撤去し、和式のトイレを洋式に変える為に、トイレの床や便器を外しています。

クロスを張り替えたり、床材を貼ったり、外部は壁面や屋根を塗装したり、などなど作業はたっぷりありますが、ひと月ほどかけて楽しくやっていきたいと思います。

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2020年

7月

15日

久しぶりのリフォーム

最近すっかり店舗工事が主流になっていましたが、久しぶりマンションリフォームの工事を開始しました。

今回のメインのテーマは、「結露で側壁に発生するカビをなんとかしたい」と「隣接する住居との生活音をできるだけ小さくしたい」という内容です。
少しの間取り変更と住設機器の入れ替えなど、機能的なリフォームとなります。

以前から気になっていたのですが、マンションの壁はだいたい断熱材が入っていません。おそらくコスト重視で短期間で内装工事を終えるため、あらゆる作業が簡略化されています。

事細かな説明は避けますが、「なんで?」と思うところがあるのですが、デベロッパー側の事情も理解できます。

特に北側を向き冬の冷気がぶつかる壁などは、相当外壁が冷え込み、内部で暖房などをするとたちまち外壁や窓に結露が発生します。

その部屋に大きな家具などがあり通気が確保できないと結露がやがてカビへと昇華していく事になります。

通気ができればだいぶ解消はできるのですが、高気密のマンションで当然外出中は窓なども閉めますので、常時通気の確保は難しいですよね。
外出中扇風機を壁に当てたりしたら多少は解消するでしょうが、ずーとつけっぱなしも考えものです。

そんな内容を解消するためにリフォームをさせていただきます。
抜本的には壁天井床の内装を全て解体しウレタンフォームをぎっしり詰め込みクーラーボックスのようにすれば解消するのでしょうが、そんなところまでしたら予算がいくらでもかかってしまいます。

少しでも解消できるように工夫をしたリフォームをしたいと思っております。
つづく〜

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2020年

7月

07日

天蓋について

暑い、雨が多く湿気がきつい。

コロナ禍もまだまだ続いているので、マスクが息苦しく感じる毎日です。

このプログもほったらかし状態になってしまい、慌てて書いている状況です。

以前施工させていただいた、専門レストランからの依頼で、カウンター上の天蓋を外してエアコンの位置を変更してほしいとの依頼です。

天蓋(てんがい)とは聞きなれない言葉だと思いますが、店舗工事業者は、カウンターの上にくる吊戸風のものや照明で飾った物を天蓋と呼びます。

初日、天蓋を撤去して、2日目エアコンを移設し、撤去後を補修するという作業でした。

しばらく期間があいてしまったプログですが、何とか仕事をしている事だけを伝えたかった内容になってしまいました。
また、明日から頑張ります(笑)。

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2020年

6月

20日

間仕切壁

以前施工させていただきた、苦楽園のヘアーサロン様からセット面の間仕切壁を作って欲しいと依頼を頂き早速工事をしました。

間仕切壁と言ってもカーテン併用スタイルでオープンな部分が多い間仕切壁です。

昨今コロナウイルスの影響で様々なところで細かな配慮が店舗においても必要なようで、今まで依頼がなかったような仕事が出てきました。

一番多いのが網戸の取付依頼が多いです。

今回間仕切壁の造作ついでに、少し汚れてしまったジョリーパッド(青い壁の部分)の壁も塗装で一新させます。
消毒液を吹きすぎて色が少し変わってしまったとオーナーは笑っていました。

店舗の内装に限らず外装にもよく使用するジョリーパッド(アイカ工業)。樹脂系の塗り壁材ですが割れにくく色数と塗り方のバリエーションが多いので、いろいろなタイプの店舗に使用することができます。

パテを入れて、カチオンシーラーを下地に塗ってその後水性塗料で仕上げていこうと思っております。

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2020年

6月

13日

ヘリンボーン

なぜか女性に人気が高い、ヘリボーン。

模様の一種で、ニシンの骨に似ていることから、この名がついたらしい。

この床材はサンゲツのフロアータイルなのですが、実際木のフローリング材で施工することもあるのですが、一つ一つのピースが細かいので、それはそれで結構大変な作業になります。


ちなみにフロアータイルというのは、床用塩ビタイルのサンゲツの商品名です。フローリング風、石風、タイル風と種類が豊富で、比較的安価な為よく使用致します。

ヘアーサロンの工事も終わり、いよいよ梅雨に突入しました。今年はコロナの影響で、仕事が劇減りですが、気持ちを切り替えて「こういう時もある」と思いじっくり我慢する時期かなと思っています。

こんな時期だからこそ、一つ一つの仕事は大事に丁寧に初心に帰ってやっていきたいと思っています。


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2020年

5月

28日

シャンプーチェアーの床

このエリアはシャンプーテェアーを設置する場所なのですが、コンクリートの床上に、給水排水の配管を床下に仕込んでいるところです。

土間コンクリートを配管に合わせて掘削することもできますが、工費を少なくするため、そして配管メンテナンスや変更があった場合も対応がしやすいように、概ねこのような方法で対応しております。

シャンプーチェアー(バックシャンプー)本体設置の為には、このように床上げ仕様の場合は、床下地材の厚みを30mm以上と指定されています。
がっちりチェアーが倒れないように設置するためです。

調整束に20mmのパーチカルボードを敷き、さらにその上に12mmの構造用合板を敷いています。(弊社の場合、だいたいこのパターンで施工しています。)
土間コンクリートに直にシャンプーチェアーを設置する場合は、先ほども説明したように、土間コンクリートに配管類を埋め込み、固定用のアンカーを土間に打ち込む仕様になります。

店舗工事は内装のデザインも大事ですが、給排水や電気の設備関係がもっと大事だと思います。
デザイン面は表層部分なので、変更が割と簡単ですが、設備関係はなかなか変更や修理も簡単ではないので、じっくり計画する必要があると思います。

世の中もやっと新型コロナ禍も落ち着き始めた感じですが、此方は、おかげですっかり仕事も少なく、借金だけが増えていますが、焦らず頑張って続けていきたいと思います。

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2020年

5月

20日

ピクチャーレール取付け

集合住宅の一室をギャラリーにされるということで、壁にピクチャーレールとレールを隠すカーテンボックスを取り付けしました。

集合住宅の壁はシンプルな仕様が多いのですが、少し木素材があるだけで、幾分優しさが増すように思います。

そして天井にハイダクレールとスポットライト。
そしてシャンデリアやシーリングライトなどの取り付けです。

ほとんどの集合住宅には天井の真中に引っ掛けローゼットや引っ掛けシーリングがついて、既製品の照明器具が簡単に取り付けできるようになっているのですが、海外製はあまりそういう仕様にはなっていなくて、尚且つ重いものの場合は、アンカーで吊るす必要があります。

余談ですが、海外の照明プランでは日本のように1室1灯的で1部屋の照度は同じと言う感じではなく、必要な場所に必要な照度をされることで、自然と奥行きのある空間でできているように思います。

いろいろな意味で、海外の住宅には学ぶところが多いですが、少しずつでも快適な空間を提案できるようになりたいなと思います。

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2020年

5月

12日

塗装工事

ヘアーサロンの工事の続き。
前の店舗のトイレを壊し、広くなった感があった内部を塗装しています。

一部天井剥き出し予定のコンクリートに半ツヤ消しでホワイト塗装。

すっかり広く清潔な感じが出てきました。
造作の後に塗装をすると養生の部分が多くなるのですが、たまたま塗装屋さんの時間がうまく空いていたので助かりました。

もう長くお願いしている塗装やさんですが、気心もだいぶわかってくれてるようで、言い忘れていた勝手口の扉も、黙って塗ってくれていました。

「どうせ塗らんとあかんやろとおもて!」
ちょっとしてことですが、結構こんなことが嬉しくて、また次の店舗の塗装もお願いしようと思ったりします。

何人もの職人さんの手を借りながら、少しずつでも出来ていく過程は、不安もありますが、楽しい仕事です。

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2020年

5月

07日

ヘアーサロンの工事

ヘアーサロンやネイルサロンなど年に2〜3件の工事を頂きます。

この業界は個人的な意見ですが、
商材を卸す会社や専門の椅子類を作っているメーカーなどがたくさんあり、そのほとんどの会社が別部門で店舗デザインや店舗内装工事を手がけていらっしゃいます。
ですので、流れからしてほとんどの新規開業オーナー様はそれらの会社に委ねられるのだろうと思っています。

それでも数件、弊社のような弱小会社にデザインや内装工事を依頼いただけることはありがたい事です。
何かもっと創意工夫をして、もっと依頼をいただけるように努力が必要です。

コロナウイルス感染でいつもと違うGW明けでしたが、からっとした好天に恵まれ、今日から解体工事にかかりました。

今回の現場は、ほとんどスケルトン状態なので、このトイレ周りのブロック壁を撤去するだけなので、2日間あればできそうです。

緊急事態制限が5月末までと延期になり、まだまだ例年の様子とは違いますが、自転車操業の弱小会社は、働かないと行き詰まります。

政府が支給してくれる1人10万円が待ちどうしい限りです。
トホホ!!

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2020年

4月

28日

コンテナをオフィースに

相変わらずコロナ感染のニュースが駆け回り、いつもとは違うGWを迎えそうです。
このコロナ感染が終息した後は、いろいろなことに変革が起こりそうな気がします。

昨日からコンテナをオフィースにする工事をしております。
少し山あいの地域で、天候も良くて空気も気持ちよく、ほんのひと時でもコロナを恐れない時間が持てたことが幸せです。

コンテナの窓開口部(施主様がご自身で開けられた)に窓のサッシを取付、内部は断熱材を入れて側壁を作る作業です。

コンテナの中を内装する工事は、今まで一度も経験していなかったので、ある程度現場で考えながら行うと言う工事にはなってしまったのですが、まずは天井からという順序で進めて行きました。

コンテナ本体は鉄骨フレームに鉄板が6面溶接された構造で、フレームだけで構造が保たれています。
側面や天井面は鉄板一枚という内容なので、何せ外部の温度に敏感に反応しそうです。
以前、北欧のログハウス部材をコンテナで輸入してたのですが、この内部で輸送中蒸されていたのかと思うと木材にとって過酷な環境だったことだと思います。

そんな事から6面壁すべてにスタイロの断熱を入れようと思いました。
ロックウールやグラスウールの断熱材では、少し厳しいのではないかと思った次第です。
もう少し工事はかかりそうですが、少しでも快適なオフィースになればと思っています。

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2020年

4月

15日

ウレタン塗装の白濁

世の中ががらっと変わったようなコロナ騒ぎ。

ご多分にもれず大変隙になっています。
こんな時もあるやろと自分を励まし、この先を信じ仕事を続けている状態です。
さて、昨年施行させて頂いた自家製パン店ですが、レジカウンターとパン陳列台の天板が白濁していると連絡を受け、一度塗装屋さんに見てもらいペーパーかけからウレタンを再塗装して貰ったのですが、やっぱり白濁してしまい、どうしようもないので天板の再施工をさせて頂きました。
原因はいったい何なのかが特定出来ず、塗装の難しさを痛感しています

 

既存の天板を全部はずして、同じサイズ・同じ形態で再び新しいゴムの集積材で施行しました。
余談ですが、ゴムの木は非常に硬く質量も高く重いいのですが、木目と樹色が洋風で、わりとお気に入りの集積材です。

前回はオイルステインにウレタンクリアーだったのですが、同じ事をすると白濁が起きかねないので、今回はオイル塗装で仕上げたいと思いました。

前回は少しでも清掃がしやすいかなと考慮してウレタン塗装を選んだのですが、結果的には大失敗となったのです。

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2020年

3月

17日

蛇口の構造

世の中のいつもとは違う情勢のおかげで、非常にゆっくりした時間を過ごしています。

そんな折、何か新しいものはないかと、近くのカインズホームに行ってきました。

目新しいものを見つけた訳ではないのですが、出入り口付近に無料で備えられている、DO-IT-YOURSELFのHOW TO SERIESのリーフレットが実に豊富で、結構役に立つ事が多く、有意義な資料だな〜と関心しました。

特に役にたったのは、蛇口の構造です。

あらためて蛇口の構造を断面写真で解説されているのですが、なかなか興味深く、単純にパッキン交換とかの場合でも、どこの部分なのかなど、的確に判断するために非常に役立つように思いました。

このように、わかっているようでわかっていない事も多く、まだまだ興味深く追求する楽しみを見つけた次第です。

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2020年

3月

05日

賃貸物件のリフォーム

年に数回、賃貸マンションのリフォームの依頼をいただきます。

利回りを計算されて購入し賃貸に出される案件も多く見受けられます。

 

概ね現状を少しでも美しく見せて、かつ工事費用を抑える提案を望まれます。

 

しかし弊社は、できるだけ入居者が居心地良くなる空間を提案してしまいます。

当然悪いことにリフォーム工事の費用は少し高くなってしまいます。

そんな訳で、相見積もりの場合、弊社が依頼を請ける確率は低くなります。

もう、このパターンが開業以来ず~と続いています。

 

私は思うのです。

 

入居者を募集する際、クロスだけのように表面部分だけのリフォームを考えると、入居者が変わる度にクロスを張り替えたり、畳を表替えしたり、貧素な住設機器の交換を続けていくと、安価でしょうが何度も同じリフォーム費用がかかると思うのです。

そして建具(扉)の高さが低かったり、天井が低かったりで、どうしても化粧材だけを改修しても古さは隠しきれないと思います。

 

考えを変えて、一度きっちり現代の暮らしにあった間取りや、建具の交換、住宅設備の更新、素材の選択などをしてはいかがでしょうか。

 

基本的な下地がしっかりできると、この先多少の仕上げ材の補修は容易になると思います。

 

壁はクロスをやめて塗り壁や木材・石材にしたり、床は突き板のフローリングやタイルにしたり、設備はシンプルだけれども飽きのこないものを選択したりと、いくらでも長く使えるような考えようはあると思うのです。

 

そうすれば、入居者が変わる度に表面的なリフォームをしなくても、清掃だけで対応できるかもしれないし、少しの使用感は、その空間の味に変わっているかもしれません。

でも予算が一番大事なので、なかなか難しい話ですよね〜

そんな賃貸物件が、これから先少しずつでも増えていけば良いよな~とつくづく思います。

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2020年

2月

17日

現場調査

今年になってすごく物事が進みません。ひょっとして前厄のせいかもしれませんが、気を取り直して現場調査について書きます。

電話やお問い合わせファームから店舗改装や新設の依頼をいただくと、まずは現場調査にお伺いします。

ほとんどの案件は古い建屋が多く何回も改装されている場合が多いです。
そして過去の図面が何も残っていないことがほとんどです。
ですから、まずは現場調査で空間の寸法を採寸していきます。
採寸が終われば、水道の位置、電気の容量、ガスの容量などを調べ、施主様の要望を伺うという手順になります。

上の写真のように、ほとんど建物躯体だけになった案件。
そして右写真のように、躯体壁に仕上壁が残っている案件。

もちろん後者の方が作業工程が少ないため、若干費用面は有利になります。

現場調査を終えると、提案図面の作成に取り掛かるのですが、ここから3〜7日かけて提案図面と概算見積書を作成します。

だいたい2〜3社相見積もりの場合が多いのでしょうが、全部の業者が出揃うまでには待ちぼうけの日々が続きます。

この待ちぼうけの日々は本当に長く感じれらます。


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2020年

1月

29日

テーブル席とカウンターのディテール

今年に入り、すっかり暇になってしまいました。
毎年1月はゆっくりしているのですが、今年は例年にもましてゆっくりしています。
いろいろご提案している案件はあるのですが、うやむやなまま日々を送っております。
こんな時は普段できないことをしようと思い、店舗デザインの際に頭の中にある図面を書き起こそうと思いました。

まずは飲食店の業態によるテーブルサイズの基本的なサイズを図面化してみました。

そしてカウンターと椅子の高さの関係性。

厨房の床が上がっている場合が多いのですが、その場合もできれば客側の床高さも調整したいものです。

個人的な判断で断面図を書きましたが、他の店舗デザイナーさんに、それは違うという意見もあるでしょうが、標準的なところで少しでも、新規開店オーナー様の参考になればと思い作成したものですので、おお目に見ていただけたらと思います。

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2020年

1月

14日

積層材(集成材)について

カウンターや棚板などに積層材(集成材)を使うことがよくあります。
一般的には、赤松(パイン)、ゴム、ナラ、スギ、ツガ、タモ、オーク、ヒバ、ウォールナット、チーク等いろいろな樹種が様々な厚みで販売されています。

安価な部類では幅600mm長さ4000mmまでなら比較的容易に販売されていますが、高級な樹種はなかなか幅の広いものは容易ではないです。

写真は先日の現場で使ったゴムの積層材の断面です。ピース状の木材を専用のボンドで繋ぎ合わせることで、比較的安価に調達できて、施工上の狂いも少なくて良い材料です。

これは、パインとタモの積層材です。
年末年始の休みを利用して、様々な積層材にオイルを塗ってみました。

塗ったオイルはアンティークワックスで左:ウォールナット、中:オーク、右:チークです。全て一度布で擦りました。


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2019年

12月

27日

珈琲焙煎店

神戸市西区で店舗工事をしていた、珈琲焙煎店がオープンしました。

外観はできるだけ店内が見えるいつもの仕様です。隣が人気店のパン屋さんなので、相乗効果はあるようです。
神戸人は本当にパン好きが多いようで、美味しいパンにはこだわりの珈琲豆でという方も多いようです。

多少目立たない場所でも、その商品を求められるようになると、遠方からもたくさんお見えになるようです。

 

店内はざっとこんな感じで、白を基調に少しナチュラルな雰囲気です。

大きなテーブルには試飲様に珈琲豆が並べられ、各々試飲をすることができて、自分好みの珈琲豆を探す事ができます。

POP関係はオーナー自らが書かれて、珈琲豆への思いがすごく感じられます。
デジタルの書体では、こんな優しい雰囲気にはならないでしょうね〜

ちなみに黒板のような部分は全て壁紙なのですが、チョークで書ける仕様なので、なかなか楽しい素材です。

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2019年

12月

12日

店舗改装2題

今年も残り20日ぐらいになり、一年って早いな〜と思います。

さて昭和の香りがプンプン残る喫茶店(カフェとは呼べない)を木灰そばの立ち食い店に改装しています。

『木灰そば』って何だろうとちょっと調べたら、もっかいと読むそうです。
沖縄そばの麺の製法の一種のようで手間がかかるが、喉越しが良いように書いていました。沖縄には2年ほど行ったり来たりの期間があったんですが、木灰そばは全く知りませんでした。沖縄そばは好きなので、オープンしたらいの一番に食してみたいと思います。

ほとんど内装はこのままで、最低限の改装でオープンさせたいとのオーナー様のご要望です。

こちらは洋菓子店をカフェに改装しています。

もともとカフェのような内装ですので少しの改装ですみそうです。

オーナー自ら壁の左官などもされるようで、我々は給排水や電気設備・ガス工事を中心に工事をやっています。

初期投資はできるだけ少なくお店を始められるのは一つの賢明な選択だと思います。

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2019年

12月

02日

珈琲焙煎所工事途中

対面販売用のカウンターを作り、外部のファサードもできて、だいぶ雰囲気ができてきました。

静かな住宅地なので工事の音が結構漏れるかなと少し心配していたのですが、以外と付近にメーカーの倉庫などがあり、配送に行き来するトラックの方がうるさいぐらいです。

今年はず〜っと繁華街近くの工事が多かったので、郊外は久しぶりです。なかなか環境もよく新鮮な空気が吸えてる感じがします。

話は変わりますが、最近家庭用の全自動コーヒーメーカーを購入しました。自動で焙煎豆をミルして抽出するタイプですが、安いコーヒー豆を使っているので、あまり良い香りがしません。

少し余裕ができれば、いろいろな珈琲を味わってみたいと思います。
このお店ができれば、珈琲豆にはまるかもと思っています。


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