
レストランの内壁仕上げに、フランス漆喰を使用しました。
南仏プロヴァンスの石灰岩をベースに造られた天然100%の漆喰で,従来の塗り壁やクロスでは表現できない濃淡のある独特な風合いが魅力です。
仕上方法は石膏ボードに下地処理した上に、専用のシーラーを塗り、コテ塗りで漆喰を塗ります。
最後の仕上げに蜜蝋ワックスを塗る事で(従来の漆喰のように手に粉がつく、ボロボロ欠けるなどの欠点が無く)なめらかな仕上がり質感になり、調湿効果、撥水性、紫外線防止、静電気防止効果が向上します。

そしてアクセントになる壁に、荒々しい起状で陰影が美しいレジストーンを張ってみました。
フラットなタイルや平面なクロスでは表現できない重厚さも表現できます。
店舗ならではの使用方法になるような素材ですが、少し手間はかかりますが、お店の重要なアクセントになればと良いと思います。
内装工事の方もほとんど完成形に近づいてきました。
これから厨房機器が入り、テーブル・椅子などが入ればかなり雰囲気よくなるだろうとワクワクしています。