和室の役割が少なくなってリビングと繋いでほしいとか洋室に改装したいというリクエストを良く頂きます。
簡単に施工方法を!
1、まずは和室の畳を全て上げます。(捨てます)畳の厚みは40~50mm
2、畳が敷かれた床面に根太組をしてフローリング下地の合板を貼ります(敷きます)。
・・・この際に隣会わす部屋の床面と高さを合わせます。
3、そして既存の床材を下地として増貼りでフローリング(6~12mm)や樹脂製のフロアータイル(おおよそ2.5mm)などを敷きます。
4、窓際などにどうしても段差が出来る場合は斜めにカットした専用部材やへの字押さえなどで調整する事となります。
ここで下地材の一般的なサイズを明記しておきます。
寸3:35mm×35mm
寸3:35mm×35mm
根太:45mm×45mm
胴縁:15mm×45mm
柱・間柱:27mm×60mm・27mm×90mm・45mm×90mm・90mm×90mm・27mm×105mm・45mm×105mm・105mm×105mm
その下地材に張り付ける材料として
壁合板:12mm
床合板:12mm~24mm
壁プラスターボード:12.5mm
天井プラスターボード:9.5mm
※壁の合板とプラスターボードは同一平面上に施工する場合が多いのですが、なぜか0.5mmの厚みの差ができます。この部分はパテ等で不陸調整をしますので一般的には気にならなくなります。
また、なぜ0.5mmの差があるのかなのですが、12.5mmが不燃材・9.5mmが準不燃材と認定されていてこの厚みが認定基準になっております。
結果として一番薄い床下地は35mm+12mmで47mm~
一番薄い壁下地は27mm+(12.5mm×2)で52mm~となります。
(写真はリフォーム中の現場です)
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