[ ageing ]

ageing:わざと塗装や壁がはがれているようにしたり、錆をつけたりするなど、古いものに見せる美術手法

 
Rest&Bar / 千舟
 
昨日完成に向け清掃作業を行いました。
その途中に写真を写したので、床の掃除が出来ていない状態の写真です。
 
入口デッキ部分は塗装屋さんから譲ってもらった足場板を貼りました。
そしてショップのドアはオーナーが探したアンティークな木製ドアとはめ殺し窓2枚(おそらくオークだと思います)
枠はツーバイシックスで作りましたが、エイジング塗装で扉に合わせました。
 
そして壁はバーンウッド、天井はシャッターのメンテナンスが必要だったことから既設のジプトーンに塗装としました。
壁面にはネオンサインやsnap onの壁時計など楽しさ満点です。
 
そして店内の壁にはバーンウッド、バーンウッドの定尺サイズが室内高よりも低かったので天井まで30cm程の波板を貼りました。
 
もちろん当初の天井はすべて剥がして、鉄骨梁・天カセエアコンがギリギリ隠れるところで再度作り直したので、2m70cmぐらいの部屋高が確保できました。
天井の仕上は当初壁紙の予定だったのですが、壁材のバーンウッドの素材感が強いので、急遽塗り壁仕上にしました。
 
そしてカウンターはツーバイ材のカウンター天板、本体は木地コンパネ作りなんですが、化粧にバラ板をわざとエイジングのダメージをつけて貼付けました。そしてエイジング塗装で仕上げています。
 
トイレは階段下のスペースを利用した場所としました。仕上は壁・天井は塗り壁仕上。
そして便器・洗面・照明等すべてアンティークな品物たちです。
なかなか古い品物なので少し手をかけないと利用は難しいのですが、ひとつひとつが手作りぽくって暖かい雰囲気があります。
 
もちろんオーナーコレクションのアンティークなサインボードや照明器具が楽しさを演出してくれています。
 
そしてグループや家族利用の別部屋なんですが、ここにもオーナーが探したアンティークな両開きの古いドア。
枠はツーバイ材で作ったのですが、もちろんエイジング塗装でドアの雰囲気と合わせました。
 
この部屋は少し雰囲気を変えたいとのご要望が途中であり、エイジング加工をしたバラ板をランダムに貼りその隙間に塗り壁材で仕上げています。
そしてもちろんバラ板にエイジング塗装で天井は塗り壁仕上としました。
正直この部屋の出来具合に多少の不安を抱かえつつ進行していったのですが、エイジング塗装とオーナー自らの飾り付けで凄く良い部屋になったように思います。この部屋は広さと照明の明るさが絶妙で非常に落ち着きます。
 
今回は手間はかかりましたが、オーナー様の好意とセンスに助けられ楽しい現場作業となりました。オーナー様にはほんと感謝で一杯です。
 
もし、個人でお店を持てるような日が来るならば、こんな店鋪にしたいな〜と思った工事でした。
 
 
 

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