「バーガーショップ」

最近陽が伸びたので夕方頃の現場はまだまだ明るくて、職人が帰った後ついつい「ビールを一杯」のつもりが泥酔になってる事がちょくちょくあります。ホント飲み過ぎには注意ですね!


さて三ノ宮のバーガーショップも完成に近づいてきました。

もともと昔からあった喫茶店だったのですが本当に古くて一度も手をかけていない店舗だったのですが、使えるものは使いローコストで仕上げる必要がありました。
床はもとの樹脂タイルを剥がし不陸調整をして新しく店舗用のフロアータイルを貼りました。

不陸調整はたぶん建築系の専門用語だと思いますが、床などの表面の凹凸をなくす事です。そして壁はクロス貼り。下地調整は結構しましたがプラスターボードは前のまま使ったので結構でこぼこがあります。下地パテの面積が広かったのでクロスが付くかちょっと心配でしたが何とかOKでした。

(新しくプラスターボードを貼った場合はボードの繋ぎ目ぐらいに下地パテがあるぐらいなんですが、古い壁紙を剥がしてそのまま使う場合は下地パテが広域になってしまうのでクロスの付きが悪い。・・・わかりにくい文章ですね!)

腰から下の木部は前の店舗のままそのまま流用です。壁側の固定椅子も前のまま。サービスカウンターは集成材で作りこげ茶に塗装。背面の壁は亜鉛鋼板の波板(いわゆるトタン)下部は亜鉛鋼板の平板です。厨房内部の壁も亜鉛鋼板の平板で予算的に押さえたい場合は結構使えるな!と思っております。
そして天井はもともとのジプトーン(凹凸あり)に塗装でほぼ内装はこんなところです。

設備関係はいつも通りの給排水とガス工事・電気工事はもちろんなんですが、今回はバーガーのパテをグリルで焼く時に結構煙が出るということで少しごつい目の排気ダクト(直径30cm)を取付ました。

まあ排気を多くするという事は、その排気量と同じ量の吸気(外部からの空気の取り込み)が必要になるので、この吸気の場所をよく考えないと空調(エアコンの冷暖房)がまったく効かなくなる事があるのでご注意を!です。
換気量は部屋の広さや設置する厨房機器などの情報をもとに計算するのですが、これはなかなか難しく今回も専門の方にお任せです。

後もうひと踏ん張りで完成です。


桜も散り始めお花見にも行きたいんですが昼間は休みがとれないのでまた仕方なく生田神社の夜桜を見に行きます。・・・・そして呑んでしまうんですね~

 

 

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