
中古マンションのフルリフォームを計画しております。
左のパースはそのイメージ画です。
立地の良い半値近くに下がった中古マンションを新たに自分たちの暮らし方に合わせてリフォームして暮らす事は新築物件にはない価値が創造できると思います。
しかし、昨今建築資材や住設機器・職人の人件費等全ての事に値上げが続いており、20年ぐらい前から頭が停止している私の感覚では、20年前より1.5倍近く高い見積金額になっている様に感じます。
その上、消費税も10%もかかり、お客様の負担はかなり増大しています。

しかし、20年前の価格でお見積もりを出せないので、ほんとうに申し訳ない気持ちになります。
それに、明確に思うのは、名前の通った大きいリフォーム会社は概ね我々の様な小さな会社より見積が高い感じがします。
当然大きな会社ほど人件費や会社経費が多く、経営上しかたないことだとは察しますが、お客様側から見れば何を優先にして業者選びをしたら良いか全くわからないだろうと思います。
定価の存在する住設機器は55%引きとか書いていて一見安く見せてるのですが、それに付帯する工事費などは、何でそんなに高いの?と思われる金額になっていたりします。
ほとんど見積項目などがわからない施主様はその工事内容はわからないので、見栄えの良い部分だけを見てしまいがちで、わかりにくい工事部分の金額を高くして利益幅を大きくしている様に見受けられます。
以前にもどこかで書いたのですが、安ければ良いと言うものではないし、企業の信用や安心感、施工技術の違い、使用する素材の違いなどなど、どこの業者を選ぶのかの判断は本当に難しいと事と思われます。