2023年

5月

17日

中古マンションのリフォーム

リビングとキッチンを隔てる壁が空間を狭く見せるので、壁を取り払い天井もリビングと同じ高さにしています。
そして床はパナソニックのウスイータ(1.5mm耐熱)を増し貼りしてシステムキッチン(サンワカンパニー・プレーンK)を対面型に新設しています。

照明器具も部屋中心のシーリングライトから分散型なダウンライトにしてみました。

そしてリビングの一角にあった客用和室を撤去してリビングの床の延長としました。床材は同じウスイータです。
1方向の階段も2方向にしてみました。

この床材はリノベーションには最適で、室内建具を交換しないでも対応が可能です。そして色目や質感も良くできています。

既設の洗面台は大きくて収納がたっぷりなタイプでしたが、少しデザインに古さを感じ洗面下台のみ撤去して、カウンター置式洗面(サンワカンパニー・カスタムカウンターにエレガンススクエア)としました。

下台の代わりにオープン棚(タモ集成材)にして施主様が収納かごを並べる予定です。

今回のリフォームはもともと暖色系(オレンジ)の室内建具や床材でしたが、全てホワイトと薄いグレーに変えましたので、スタイリッシュでシンプルな空間に変わったと思います。

完成写真を撮り終えたら、工事途中の写真なども織り交ぜて、施工事例のページにとりあげようと思いますので、また見に来て下さい。

2023年

4月

27日

ウォークインクローゼット作成

こんにちは(Y)です。

先日ブログにアップした、神戸市垂水区のマンションリフォーム工事も終わりに近づいてきました。

 

そこで今回は、ウォークインクローゼットの作成についてお話したいと思います。

 

リフォーム着工前の施主様からのご希望の中に「現状の収納スペースを利用してウォークインクローゼットを作成したい」とのご要望がありました。

 

リフォーム前の収納箇所は、押入れが1箇所・クローゼットが3箇所。

収納力としてはマンションの平均程度のもので、著しく少ないというわけでは無かったのですが「全ての洋服や荷物をできるだけ1箇所に集められるようにしたい」とのご要望でした。

 

そこで上写真の通り、現状の押入れ1箇所・クローゼット2箇所を解体し、棚板及びハンガーレールを設置したうえ、1つのウォークインクローゼットにすることにしました。

 

右が解体→壁床造作→棚板・ハンガーレール設置後の写真です。

 

現状の押入れ部分を解体した際、洋室側のクローゼットと押し入れ部分では、躯体の床高さが違っていたので、空いた床部分を有効活用できるよう、床下収納も設置することにしました。

 

後はクロス貼り、床材貼りを終えると完了となります。

 

最近のリフォーム案件では、収納についてのご要望が多いように思います。

 

収納スペースは単純にたくさんあればよいというものではなく、使いたい物を簡単に出し入れができ、ストレスなく元の位置に戻せるのが重要だと思いますので、ウォークインクローゼットの作成だけではなく、クローゼットや押入れ、シューズボックス等を増やしたり、住む方のライフスタイルに合った収納作りをしていきたいと思います。

 

最後に、弊社はリフォームやリノベーションのみではなく、店舗の施工やデザインも可能です。デザイン・見積作成まですべて無料で行っていますのでお気軽にお問い合わせいただければ幸いです。

 

 

 

2023年

4月

06日

マンションリノベーション工事

こんにちは(Y)です。

今週から神戸市垂水区で築20年のマンションリノベーション工事が始まりました。

 

このお部屋の間取りは3LDKで、洋室が2部屋、リビングの続きに約4.5畳の和室があるという、スタンダードな間取りになっています。

 

よくこの間取りのマンションを拝見するのですが、リビングから続いている和室部分は使いみちが非常に限られ、結局、お部屋としての機能を果たせず、どう使っていいのかを悩まれている方も多いと思います。(家族構成にもよると思いますが...)

 

今回の施主様も、リビング部分はできる限り広くしたいというご希望から、ひとまずこの和室部分は解体し、1つの大きなリビングにすることにしました。

 

 

写真は解体途中の様子ですが、和室部分の間仕切り壁がなくなったことで空間にかなりの ゆとりができたのがわかると思います。

 

また、もともとキッチンの前面にあった垂壁と腰壁も併せて解体したことで空間に更に広がりができました。(今回はオープンキッチンのような仕様にしようと思っています)

 

これからは、もとの和室押入れスペースを利用し廊下側から入れるウォークインクローゼットを作ることや、キッチンの交換、洗面台の交換、建具の交換、床の張替え等、まだまだ工事は続きますので、安全第一で頑張りたいと思います。

 

工事経過もアップしていきますので、また見に来てください。

 

 

2022年

11月

09日

マンションリフォーム

集合住宅のリフォーム工事をさせて頂きました。
最初のご訪問時に気にかかっていたのですが、玄関から廊下部分が暗いなあ〜

と感じていました。

玄関から入った部屋は一つの土間空間にすることも提案させて頂いたのですが、個室としての必要性があるということで、結局ガラス入りの3枚引戸とデコ窓との併用で少しは廊下も明るくなリました。

そしてあまり使用しない和室と居間をひと続きにして広いリビングにしました。
システムキッチンは対面型の広い収納付の天板にしましたので、壁類がなくすっきりしたキッチンです。

そして懸案だった窓に酷くつく結露対策に、単板ガラスをスペーシアガラスに交換や、床にウッドワンのL45対応の無垢フローリング、室内建具はウッドワンの無垢建具など、いつもとは少し趣きが違ったリフォームをさせて頂きました。

そして始めての「こどもみらい住宅支援事業」の申請など、いろいろ難しかった部分もありましたが、良い経験と知識の蓄積になったと思います。

 

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2022年

10月

18日

廊下に光を届けたい

集合住宅ではよくある間取りだと思いますが、玄関を入ると廊下がすぐあり、その廊下を挟んで左右に洋室があるパターン。

 

今回工事をさせていただいたお家の場合は東面の部屋には大きな窓があり、廊下を挟んだ西面のお部屋にはポーチに面した壁に小さな窓が申し訳ない程度にある状態でしたので、廊下も西面の部屋も暗くなっている状態でした。

そこを少しでも改善したいとのご要望が最大のポイントでした。

そこで東面の洋室の廊下に面した壁を取り払い、3枚引きの採光窓のついた扉にして、廊下に陽光を届けます。

そして西面の洋室には壁に彩光窓を取付て少しでも陽光が届くようにしました。

流石に西面の洋室には十分な明るさとまではならないですが、常時照明をつけるようなことはなくなりそうです。

 

今回のお宅に限らず大体廊下が暗いお家が一般的に多いように思います。
壁などを無くして大空間にすれば良いのでしょうが、お部屋としたプライベート空間も必要であることが多いのが一般的です。
彩光窓や彩光扉を上手く使って個室を作っていくのも大事かなと思いました。

クールなインテリアが流行の中、ウッディーな色で統一されていますので、穏やかなゆったりとした暮らしができるように感じます。
私も年々歳を増す毎にお洒落な空間より心地よい空間に憧れを感じます。

2022年

9月

30日

真空ガラス スペーシア

ちょっと前まで暑さでクタクタな毎日でしたが、急に秋の空気に変わりだいぶ過ごしやすくなりました。

さて8月から続けている集合住宅のリフォーム現場ですが、昨日は窓のガラスを入れ替えました。
当初断熱や結露に悩まされていた施主様の要望をうけ、単板ガラスを真空ガラスのスペーシア に交換しています。

真空ガラス スペーシアは、日本板硝子の説明では、結露対策・高断熱性に優れた窓ガラスで、単板ガラスの約4倍、一般的な複層ガラスの約2倍の断熱性能を実現し、それにより結露の発生要因を抑え、結露対策にも効果を発揮すると記されています。

また複層ガラスではありますが、真ん中の層が真空な為、総厚が6.2mmで単板ガラスからの入れ替えも、既設のサッシがそのまま利用できる為、容易な作業で交換できます。

ガラス屋さんの話では、かなり以前からあった商品だということですが、発売当初はいろいろな問題や課題があったそうですが、10年程経過してかなり良い商品に昇華しているようです。
ちなみに「こどもみらい住宅支援事業」の認定商品でもあります。

リフォームをされる際に検討される項目に、優先順位が高い部分だと個人的に思います。

2022年

9月

12日

発泡ウレタン

リフォームや店舗工事の現場でよく使用する発泡ウレタン剤です。

断熱や大きな隙間を埋める際に使用します。
以前店舗工事でネズミが侵入しそうな穴をこの材料で埋めたこともありました。

今回は、マンションの窓廻りの窓枠を取替しているのですが、壁を開けると窓廻りに断熱材が行き届いていなかったので、新しく窓枠の取替時に枠廻りに施工しました。

どれほどの効果が発揮されるのかは、数値的な判断はできませんが、少しでも効果が出るんじゃないかと、納得しています。

リフォーム工事の際は、いろいろな解体を伴いながら作業をするので、いろいろな事を発見できる機会でもあります。

それほど手間がかかる内容でもないので、気になった箇所を見つけたら、自分の家のつもりで対応していきたいと思います。

綺麗になることだけがリフォームではないように思います。

2022年

8月

31日

室内窓

垂水区でマンションのリフォームをしています。

施主様から廊下が暗くて窓のない部屋にも光を届けたいとのお話があり、廊下に面した室の壁に室内窓を設置することになりました。

右の写真は廊下に接した壁を解体しているところですが、左側にある洋室には全く光がなく真っ暗な状態です。

この室内窓を取付する壁を抜くと、しっかり左側の洋室に光が届きます。

作業していて改めて感じたのは、できるだけ高い位置を開口する方が、光の入りの効果は高いと感じました。

実際設置する室内窓は、LIXILのデコマドと言う商品です。
また設置後の報告もしたいと思います。

2022年

2月

08日

サンゴ素材の塗り壁補修

お世話になった会社を退社してから早10年。
この別荘は15年ほど前、その会社に所属してたときに建築させて頂いた建物です。
そのオーナー様から塗り壁剥がれの修理依頼を頂きました。

剥がれた部分に使用していた素材は、サンゴの粉末でできた自然素材です。
建物の構造はSE構法(木骨構造)で造っているのですが、吹き抜け部分の開口が広く、風圧も大変うける地域性もあり、梁材が小さな変形やたわみなどを繰り返しているのではないかと推測しています。

そんな事なので、同じ天然素材で施工すると同じ現象を繰り返す恐れもあり、今回は不燃で軟剛性の素材を使わせて頂きました。

剥がれかけた部分をケレンしてプライマーを塗り、段差をなくすためにパテをうち、そしてこの不燃素材を塗り壁として針部分全体を塗り込みました。
しかし色見本で一番近いものを選択して塗り込んだんのですが、若干色が違いました。
最終的には色あわせの塗装をして完了です。

2020年

12月

25日

マンションリフォーム2

マンションリフォームも最終工事にかかりました。
既存のフローリングにサンゲツのフロアータイルを貼っています。
マンションの管理規約上、L40やL45などの遮音性を求められていることが多いので、既存のフロリーングの遮音性を生かしながら雰囲気を変えるには、この方法がコスパが良いのですが、質感にこだわりがある方には別の方法を取る必要があります。


こちらは、以前施工させていただいた元町のブティックから自動ドアの依頼を頂きました。
当初オープンなファサードでお客様が入りやすい環境との計画でしたが、夏には外部・内部の温度差で発生する湿気が多く、光熱費やこの時期の外気からの寒さなどを考慮したら、やっぱりサッシは必要とのことになりました。

店舗工事は営業しないとわからない事も多いので、少しずつ問題点に対して改良することが店舗工事には必要かと思います。

今年はコロナ禍の影響で通年とは違う内容の工事が多かったと感じます。
一日も早く収束し、マスクがなくても歩ける環境を願わなくてはいられません。
年内は12月29日まで営業、そして来年1月4日から営業を再開しようと思っております。
今年もたくさんの方にお世話になりました。
あらためまして御礼申し上げます。


2020年

12月

05日

マンションリフォーム

こんなカラフルなリフォームは初めてです。
マンションを購入されて、さっそく施主様のお気に入りのカラーに部屋を染めている状態です。

ユニットバスはナスラックのバスリーバ。
今年の9月で廃番となるそうですが、最後の9月30日に注文しました。

他のメーカーではない壁面デザインで特殊なフイルムを貼り付けているのでしょうか?
何せ鮮やかでカラフルです。
お風呂嫌いの子供も大喜びしそうなデザインです。

そして洗面室。
床のクッションフロアーや壁紙は施主様がネットで注文したものを弊社が施工すると言う感じです。

そのサイトには通常サンゲツやリリカラーの標準タイプではなく、様々なデザインの壁紙や床材があるらしくメーター単位でネット購入ができるようです。

必要な数量は弊社が測って施主様にお伝えして直接購入していただきました。

かなり珍しいパターンのリフォームで良い経験になりそうです。

完成までにはもうしばらくかかりそうですが、完成後はまたいろいろな部屋をアップしたいと思います。

2020年

10月

15日

タキステップ

40年ぐらい前に建築された4階建てのRC造。
共有部の階段のクッションフロアーが捲れ上がってきていたので、綺麗に直す仕事をさせていただいております。

40年ぐらい前のコンクリートはサクサクで人間で言えば骨粗鬆症みたいな感じだと思います。

最初は塩ビシートを貼って、段鼻にアシストのステップ金物をつけようかと考えていたんですが、クッションフロアーをめくると段鼻のコンクリート角がボロボロ崩れ、これ以上ビスなどを打つとあまりよくなさそうです。

そこで、段鼻・踏み面・蹴込みが一体型になった、タキロンマテックスのタキステップで施工することにしました。

一体物なので全体的にビスを打つ必要がないので、これが良いかと思った次第です。

マンションの共有部階段や廊下などによく採用されている材料で、滑り止め加工もされているので、傾斜のきつい階段には特にお勧めです。

建築資材はメーカーも多いし、どんどん新商品もでているので、もっともっと知識を増やさないといけないな〜と思っております。

2020年

8月

27日

パーソナルスペース

今年はコロナ禍の影響か、確実にお客様のライフスタイルが変わってきてる様に思います。

久しぶりにマンションリフォームをしましたが、
以前ならほぼ「どこどこの壁をなくしてリビングを広くしたい」というような依頼が多かったのですが、今回のリフォームは「狭くても良いので家族全員のパーソナルスペースを作るたい」との事でした。

リモートワークが進む中、家族といえどもプライベート空間が必要になっているようです
購入した住宅をライフスタイルの変化で、やすやすと変えていく事も勇気がいる事です。
様々な希望や想いがあると思うのですが、リフォームのような事をしてでも快適な空間を手に入れる事も長い人生において大切なことだと思います。
リフォームがもたらす効果は、単に家が綺麗になったという事だけじゃなく、次ぎのスタートを迎えることにもつながると思います。

2020年

7月

15日

久しぶりのリフォーム

最近すっかり店舗工事が主流になっていましたが、久しぶりマンションリフォームの工事を開始しました。

今回のメインのテーマは、「結露で側壁に発生するカビをなんとかしたい」と「隣接する住居との生活音をできるだけ小さくしたい」という内容です。
少しの間取り変更と住設機器の入れ替えなど、機能的なリフォームとなります。

以前から気になっていたのですが、マンションの壁はだいたい断熱材が入っていません。おそらくコスト重視で短期間で内装工事を終えるため、あらゆる作業が簡略化されています。

事細かな説明は避けますが、「なんで?」と思うところがあるのですが、デベロッパー側の事情も理解できます。

特に北側を向き冬の冷気がぶつかる壁などは、相当外壁が冷え込み、内部で暖房などをするとたちまち外壁や窓に結露が発生します。

その部屋に大きな家具などがあり通気が確保できないと結露がやがてカビへと昇華していく事になります。

通気ができればだいぶ解消はできるのですが、高気密のマンションで当然外出中は窓なども閉めますので、常時通気の確保は難しいですよね。
外出中扇風機を壁に当てたりしたら多少は解消するでしょうが、ずーとつけっぱなしも考えものです。

そんな内容を解消するためにリフォームをさせていただきます。
抜本的には壁天井床の内装を全て解体しウレタンフォームをぎっしり詰め込みクーラーボックスのようにすれば解消するのでしょうが、そんなところまでしたら予算がいくらでもかかってしまいます。

少しでも解消できるように工夫をしたリフォームをしたいと思っております。
つづく〜

2020年

5月

20日

ピクチャーレール取付け

集合住宅の一室をギャラリーにされるということで、壁にピクチャーレールとレールを隠すカーテンボックスを取り付けしました。

集合住宅の壁はシンプルな仕様が多いのですが、少し木素材があるだけで、幾分優しさが増すように思います。

そして天井にハイダクレールとスポットライト。
そしてシャンデリアやシーリングライトなどの取り付けです。

ほとんどの集合住宅には天井の真中に引っ掛けローゼットや引っ掛けシーリングがついて、既製品の照明器具が簡単に取り付けできるようになっているのですが、海外製はあまりそういう仕様にはなっていなくて、尚且つ重いものの場合は、アンカーで吊るす必要があります。

余談ですが、海外の照明プランでは日本のように1室1灯的で1部屋の照度は同じと言う感じではなく、必要な場所に必要な照度をされることで、自然と奥行きのある空間でできているように思います。

いろいろな意味で、海外の住宅には学ぶところが多いですが、少しずつでも快適な空間を提案できるようになりたいなと思います。

2019年

11月

05日

マンションリフォーム

今年に入ってからずっと店舗工事が続いて、久しぶりにマンションリフォームをさせて頂きました。

仕事が続くというのは、店舗であれ住宅であれ請負業者にはありがたい事です。

 

店舗工事と住宅リフォームって何が違うんだろうとふっと考えてみました。

内装・インテリア・電気・換気・給排水・機器など種目によって多少の重きや配慮が違いますが、
基本的には同じだと思います。

何が一番大事なのかと考えると、やっぱり施主目線で寄り添うように施工する事が、一番大事なのかなと思います。

さて、今回のマンションリフォームですが、床には無垢材のラップランドパイン15mm・ドイツオスモ社のクリアーワックス仕上げ、室内建具はベイツガのドアと窓・ターナー社のミルクペイント仕上げと、自然素材を多用した仕様となりました。

 

無垢材がもつ木の温かみは、目に見える部分に限らず、匂いや足に伝わる感触など、五感を優しく包む感じがします。

以前サラリーマン時代20年ぐらい働いた会社では、北欧住宅の良さについての啓蒙活動を続けながら、北欧住宅を施工してた身にとって、非常に懐かしく喜ばしいリフォームとなりました。

 

こんな仕様の案件が増えれば良いなと思います。

2019年

10月

24日

マンションリフォーム

最近すっかり店舗関係の内装工事の依頼が多く、久しぶりにマンションリフォームの工事をさせて頂いております。

実は友人の娘さんが購入したマンションなのですが、不動産販売業者さんが一旦販売の為にリフォームされていて、それなりにかなり綺麗な内装だったのですが、希望する素材やイメージや色彩ではなかったようで、再度リフォームをしております。

不動産業者さんが販売の為にするリフォームは、やはりあまり費用をかけずに販売したいと思う気持ちあるのでしょうが、それなりの内容(中身)でしかないように思います。

いっそ前オーナーが住んだままの状態にして頂いていれば、販売価格も抑えられ、購入する方で自分のスタイルにあったリフォームをするのであれば、業者・オーナー・購入側には、お互いにメリットがあるように思うのですが、そうなっていないのが現状の中古マンション販売です。

もう、小手先だけの販売用リフォームはそろそろ終わりにしましょう。無駄な事が多いです。

周りの環境が自分のスタイルに合い(周りの環境は絶対自分からは変えれないのでかなり重要です)建物躯体が充分なメンテナンスを続けている(管理がしっかりしている)なら、少しぐらい古くても、それはそれで問題ないと思います。

不動産業者さんが作る、販売用のパンフやチラシの表面だけで判断しないで、どうにも変えれない部分をしっかり見て購入されると良いかと思います。

ちなみにこのマンションは環境も建物躯体もかなり良いと思いました。

2019年

4月

08日

50平米のアパート

新開地の焼鳥店舗の工事と並行して、50平米ほどのアパートのリフォームをしています。

もちろん砂壁の真壁。
下地にボードを貼ってクロスで仕上げようか、全面パテ処理で仕上げようか、思案中です。

最初の現調(=現場を調査すること)の際には、解体しないとわからない事が、度々出てきて、臨機応変に対応していくのがリフォーム工事で、それが新築住宅を作るのとは違う部分だと思います。

今回の重要なリクエストに、ベランダの洗濯機を室内に入れたいとの事。
そうなんです、昔はほとんどの家がベランダや玄関先に洗濯機があったのです。
寒い日なんかはさど大変だっただろうな〜と推測できます。

それで、このリフォームで室内に取り込もうとしたわけです。
室内が綺麗になる事も良い事ですが、不便な部分も解消する事も、リフォームの大きな重要な役割です。

2019年

2月

26日

リフォーム

賃貸として貸していたビルのワンフロアーをオーナー自らが住まうためのリフォームをさせて頂きました。

詳細は後日、住宅リノベーションのページにアップしようと思っていますが、まずは触りだけです。

壁・床・天井を全て一旦解体して、内装と住宅設備機器を全て変えました。

壁と天井には、断熱材を入れてプラスターボードにエターナルアースの塗り壁仕上げ。
床は、温水式床暖房を入れて、尾鷲ヒノキの無垢材にオイル塗装仕上げ。
そしてサッシは単板ガラスの窓から複層ガラスの窓に、カバー工法で全て入れ替え。
壁の解体時に発見した、補修箇所などもみんな直しました。

本当に見た目だけではなく、五感に気持ちの良い空間ができたと思います。

末長く安心して住まえるリフォームをご提案していきたいです。

2018年

8月

03日

アパートのリフォーム

アパートのリフォームをさせて頂いております。
和室二部屋を一つにつないで、洋室にリフォームしました。

襖が入った壁を全て撤去し、新しく3枚引戸を入れました。
そして畳を全て撤去し、フローリングのようなクッションフロアーを敷いています。
写真では結構リアルなのでわからないと思いますが、塩ビのフロアーです。

そして和風チックな廻り縁や窓廻りの額縁等も白に塗装しました。

どうでしょう?
ちょっと変わった感じがしないでしょうか?

同時に住設機器を全て入れ替えしました。
すっかり若返ったようになります。

現場では恐ろしいぐらいの温度になり、暑い日が続きますが、まだまだ次男が成人するまでは頑張りたいと思います。

私もまだまだ若返りを目指します!

2018年

7月

11日

昭和の集合住宅リフォーム開始

昭和の集合住宅では普通だった、2間続きの畳の和室。

さすがにそのままでは、新しい借り手がつかないのでは?とのお話を頂き、全て洋室に変えていこうと思います。

和室の特徴は、洋室とは違い、概ね天井と壁の境に廻縁があります。
この廻縁に天井の下地が乗っかっているので、外す事が難しく洋室にする際には、洋風な廻縁に変えるか、そのまま塗装するかとなります。

そして布団が収納できる大きな押入。洋室になるとそれほど大きな押入も必要がなくなるので、押入をなくして小さな収納を作る事となります。

あと柱や長押や敷居など色々なものが必要ではなくなるのですが、それらを解体していくと部屋中バラバラになっていきます。

予想通り、バラバラになってきました。

ここから壁や天井、廻縁等を補修をしながら洋室に変えていくのですが、ここまでにする解体が結構大変で、こつをつかんでいない方が自前ですると、おそらく投げ出したくなるだろうと思います。

TV番組等でセルフリフォーム等を放送していますが、本当に楽な部分しか映像になっておらず、映像になっていない部分に大事な部分が多いのにな〜なんて思います。

2016年

8月

18日

賃貸マンションのリフォーム

築10数年の賃貸マンションのリフォームです。

さすがに少し生活感が積もっている状態でした。

左の写真がリフォーム前、右の写真がリフォーム後です。(リフォーム前の写真の手ぶれがひどいですが、わざとではございません(/_;)

まず、少し閉鎖的なキッチンを開放的にしました。
そして床と壁紙を明るい白系に統一してみました。
だいぶ開放感がでた感じです。

もともと変則的なサイズのL型キッチンだったのですが、シンプルにI型2400サイズに変更させて頂きました。

キッチンもこのマンションだけの仕様のようで、右端に外部からの配管を隠せる事ができる箱になっていて、変則サイズは何かあるな!と考えた方が良さそうです。

玄関土間もそれほど汚れていた訳ではなかったのですが、タイルに数枚ヒビがあったりした物ですから、新しくタイルを貼り直しました。
ついでに下駄箱も設置させて頂きました。

もちろん廊下の床、框、巾木、壁紙も交換しております。

廊下も床の色と壁の色が変わるだけで、少し広く感じられ明るくなった感じです。

後はお決まりの、お風呂と洗面化粧台、それに便器の交換となります。
このあたりの住宅設備機器は変化が激しく、TOTOやLIXILをはじめ激戦商品ですので、毎年機能性がよくなっているように思います。

ただ車とおなじで、カタログ写真はオプションだらけですので、本当に何が必要かはショールームで確かめた方が良さそうです。

2016年

6月

28日

家具の占有率

最近居宅の工事が続きます。

ふと思った事なんですが、一般の居宅で平面的にとらえて部屋の中に占める家具や物の量は何パーセントぐらいを占めるのでしょうか?

いろいろ調べましたが、統計的な数値はありませんでした。
ついついお気に入りのソファーやダイニングテーブル・オーディオラックなどを買ってどんどん詰め込んでいくとおそらく50%以上の割合の居宅が多いと何かにのっていました。
リフォームの依頼をうけて訪問すると、たいていすごい量の家具や物があります。
せっかく気に入って買った物を捨てれないのは誰でも気持ちは同じでしょうが、リフォームの前に一度いらない物を捨てるなり、人に上げるなりして家具や物の割合を40%ぐらいまで絞り込むと、何をどうすれば住みやすく心地よい空間になるのか、もう少しはっきりと見えてくるように思います。

インテリアデザイナーや写真家のお宅を訪問すると、たいてい空間に適度な余白があり、どんな角度やどんなコーナーも写真を写すと抜けがないインテリアになっています。
それが全て良いとは思わないですが、余白の大事さはつくずく感じます。
写真は中古のマンションを購入された施主様のリノベーション工事前に解体した写真です。
前のオーナーが住まわれている段階で拝見に伺ったのですが、その時は物が多くて全体が把握しきれない状態でした。
こうして解体をして物が少なくなっている状態だけでも、かなり明るくなり風が通り、気持ちがよい空間になっているように思います。


2015年

11月

13日

ワンルームマンション

この4年間ぐらいワンルームの賃貸マンションオーナー様数人と打ち合わせさせて頂く機会がありました。
皆様、現状の嘆きや空き家解消などなど問題点を抱えられているのですが、基本的には「とにかく現状を少しでも安い工事費で綺麗にしてくれ」とのお話でした。
無理もないですよね。今までそれで問題がなかったのですから・・・。

空き家を解消することは、新しくたてられた建物にはセキュリティー面や設備面でかなう訳もなく、いろいろとアイデアをお話するのですが、全く聞く耳を持ってもらえません。

もう、賃貸物件のオーナー様とは意見が合わないと思っていた矢先、ちょっと理解を示していただけるオーナー様にお会いすることができました。

私の意見はこうです。
新しく建てられるワンルームの賃貸物件に設備面やセキュリティー面でぶつかっていっても勝てる訳がありません。
しかし、そのような物件はマスの大半のニーズにをくんでデザインされているのでどの物件も良く似ています。
そしてすこし不便な場所にあるということです。

ここで大事なのは、意外と古い物件は地の利が良いところが多いです。
この地の利が良いエリアを好む方は、アンテナが敏感に立っている方が多いように思います。

ですから、ニッチな方向けに、天井もないスケルトンで塗装だけの案件や、古民家を思わすデザイン、ポップなインテリア、カフェのような部屋、靴を履いたままの生活デザイン、クラブのような部屋、いろいろ考えられます。

いろいろな制約の中で検討中です。
さてさてどうなりますやら?


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2015年

5月

07日

マンションのリノベーション

長い長いゴールデンウィークが終わりました。

GW中も店舗工事をしておりましたが、先日終了したマンションのリノベーションの内容の投稿です。



もともとあった和室をつぶして、アール形状の壁をつくり趣味室となりました。
壁は漆喰の塗り壁を施主様自ら塗られ、ペットの猫ちゃん用にステップをつけております。


このステップを上がって、壁の天板を歩くようです。
幸せな猫ちゃん達です。

キッチンは対面型のリクシルのシンプルなタイプですが、天板とシンクが人造大理石一体型で使い易く思いました。

水栓は最近リクエストが多いタカギのグースネックタイプの浄水器付きです。

レンジフードはリクシルではなく渡辺製作所のものですが、メジャーではないですがつくりは良くバリューは高いです。
そして背面の収納はIKEAの商品です。
床はサンゲツのタイルカーペットで張り替えが容易にできるように敷いております。

そして室内建具はナガイの木製建具(無塗装)に施主様が塗装(バターミルクペインと)をされました。
浴室は私も初めてだったのですが、日ポリ加工のオーバルという商品で浴槽が丸くなっています。

約40日足らずの工事期間でしたが、施主様の良好なご協力もありスムーズに無事完成しました。


住宅リノベーションの施工事例で、工程をまとめたものを後日アップしようと思っております。


 

 


 


 

 

 

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2015年

4月

01日

リフォーム(リノベーション)

急に暖かくなり、あっという間に桜が咲いて、次の日曜あたりがピークですね。


咲き誇る植物の生気を、幹の根元でお酒を飲みながら吸収したいですが、ちょっと余裕がありません。

さて、リフォーム(リノベーション)中の集合住宅の案件です。
以前のキッチンと和室をすべて取り払い、オープンな空間での対面キッチン。
そして和室部分には、お施主様ご希望のアールのついた可愛い壁。
ほぼ同じ位置から写した写真ですが、キッチンをオープンにするとだいぶ広くなったように感じます。
そしてアールの壁も天井まで立ち上げていないので、上部の空間が繋がっている感じで広く感じます。

今回は間取りやデザインはお施主様自らして頂いているのですが、センスを感じるのと楽しく暮らしたいと言う思いが伝わってきます。
その思いに向けて我々は黙々と施工をしている状態です。

そろそろ最終段階に近づいてまいりました。
お施主様も一緒にDIYで建具の塗装や珪藻土の塗り壁等に参加して頂いております。



リフォームもなかなか難しい部分は専門の職人が施工して、DIYで出来そうなところはお施主様自ら施工するスタイルもますます増えていくような予感が致します。



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